カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

安易な「王国」表現

2014年07月11日 09時41分42秒 | スポーツ

2014FIFA_WC(ブラジル)で開催国ブラジルが 

準々決勝まで進んだのですが、有力選手がけがで出場できなかったためか、独に大敗して3位決定戦に回ることとなりました。

地元ブラジル人としてはつらいでしょうが、勝負には運がつきものと考え、負けをわるく取らないようにしたいものです。 

 

ここで見られたブラジル人の反応としては 

「サッカー王国が準々決勝で負けてしまって恥ずかしいというのがありました。

しかし、負けたからと言って

暴動を起こしたり、商店で略奪したり、バスに放火するほうが、もっともっと恥ずかしい

 

更に言えば

ドイツに負けたために政権への不満が爆発したらしいのも困ったこと。巨大な費用をかけて準備をしたことに対し、格差がひどすぎるという不満が出ています。

この分だと2年後2016年のリオ五輪が気になってきます。2年後とはいえ、サッカーW杯と五輪という2大祭典を連続して開催することが果して可能なのか、と不安になってきました。こちらもいまさらながら、恥ずかしいことですね。

 

もうひとつ気になるのは 

マスメディアが「王国」というのを安易に使いたがること。

気にする人は余りいないかもしれませんが、すぐに「帝王」「巨人」「偉人」「長老」「王国」と言いたがる薄っぺらいマスメディアにうんざりする人も、いますよ(笑)。

これは、何も知らない人を相手にするときには有効な表現方法ですが、その世界の事情を知っていると「それはちょっと違うだろう」となります。しょせんはマスメディアの名付け記者の資質に問題あり、というところ。

これから 

~の帝王

~の巨人

~の偉人

~の長老

~の王国

などを目にしたときには、疑ってかかりたいものです。

 

 

 

 


 

 


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