菅内閣不信任決議案提出し、衆議院本会議で「否決」。
菅内閣不信任決議案 野党4党が共同で提出:nhk 2021年6月15日 10時10分
菅のG7からの帰りを狙っての「内閣の不信任決議案」提出。
その直前に二階幹事長が菅に「受けて立とう」という進言をしたらしいのですが、菅は「本会議で否決」と述べたという。
自民党内での分裂があるとのことですが、これはまた「野党をけん制する意味」でもあるのでしょう。
「内閣不信任決議案」が可決されたら、衆議院を解散するか、総辞職をしなければいけませんが、否決されたら、今まで通りの運営ができます。
第六十九条 内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、十日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。:こちら
つまり衆議院本会議で
不信任を可決すれば
-
-
- 10日以内に衆議院を解散する(次の総選挙で勝てば再度運営可能、敗ければ野党が新内閣を組むことになる)
- 10日を過ぎたら総辞職が必然(衆議院は内閣総理大臣を指名しなければならない)
-
不信任を否決:元通りに運営でき、これが多い
野党4党が菅内閣の不信任決議案を提出:Yahoo テレビ朝日 2021/6/15(火) 9:05
これに対して、衆議院本会議では・・・・
菅内閣不信任決議案 反対多数で否決:nhk 2021年6月15日 18時05分
本会議で否決されることが分かっているのになぜ内閣不信任案を出したかですが・・・・
-
-
- 野党は毎年「内閣不信任案」を出すのが当たり前。出さねば「内閣を信任した」ことになるらしい。
- 何よりも優先して「内閣不信任案」を審議することになる。
- 本会議では、発起した野党にも長時間の演説権がある。
-
さてさて、皆様はどう思われますか。