カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

台湾の脱線事故

2018年10月23日 13時20分07秒 | アジア

2018/10/21 台湾で脱線事故がありました。

脱線事故と言えば、2005年4月25日のJR西日本の福知山線を思い出します。

福知山線事故と台湾事故で似ている点

  • 事故現場 :右へのカーブを真っ直ぐ走り脱線
  • 直接の原因:曲がり角へ速度超過で侵入したか
  • 時間遅れ :運転士は時刻遅れを事前に把握か

違いもみられます。

  • 福知山線事故では、運転手(23歳)が遺体でみつかり、まだATSが設置されていなかったからか、死者は108名とかなり多かったようです。
  • 台湾事故では、運転手(40歳台)は負傷ですみ、まだ事故解明は進んでいませんが、ついていたのにATSを切っていたという説があり、死者は18名と比較的少なかったようです。  

どちらがよかったとは言えない問題ですが

運転士の資質の問題遅れた場合の対応のしかたに改善の余地がありそうです。

  • こういった事故にあわない人がほとんどですが、それでも恐怖を感じたことがある人は、少なくないでしょう。
  • かつて私も、電車に乗っていて時速100km以上かと思われる速度を感じ、脱線しないかと心配したことがあります。福知山線事故のことを知っていたのでしょうか。

YouTubeで公開された「脱線の瞬間」です。

さてさて、皆様はどう思われますか。


韓国の醜聞490 イランと韓国の形式主義

2018年10月23日 11時10分31秒 | アジア

過度の形式尊重をする国が「イラン」と「韓国」。 


「イランでは、いろいろなことが禁止されているように思われていますが、実際には何でも手に入ります。」:NHKBS1 2018/10/02 


イラン韓国は、とてもよく似ています。

「強硬に反米・反日を表明する政府」

「国民の国の仕組みへの反発と、外国への親近感」

共に、こうあるべきだという理念実際とに乖離が見られます。

イランには、イスラムの戒律」を重んじる政府があります。これはイラン革命後にもたらされたものでしょうか。

韓国は、儒教の戒律」を重んじる政府があります。これは中国の影響で、もう骨の髄まで染みこんでいるようですが、決して口には出しません。これは「あまりにも影響が強すぎ」るため、EU諸国民がキリスト教に汚染されていると言えないのと同じでしょうか。

似たもの同士は

磁石の同じ極のように、反発しあうものですね。サッカーの試合でも「韓国ーイラン」戦では険悪な空気になります。

尤も韓族はうぬぼれが強すぎて、どこの国とでも、いや国内でも、対立を繰り返しておりますが。

日本のイラン観は

上野公園などで薬物の密売をするイラン人が見られ非常に印象を悪くしましたが、韓族や漢族に比べ、概して良好なほうかと思われます。シルクロードでも西の方へ行くとペルシャ(イラン)系の人たちが増え、かれらは中国人のような強引さはなさそうでした。印象だけですので、事実はどうか分かりません。

通常、イランでは

厳しい宗教上の戒律があり、祈りなどで人は不自由を強いられているように報道されますが、それは政府関係者や軍関係者だけらしく、一般市民の中には、見つかれば相当な罰を受けるだろうことに走る人たちがいました。

具体的には、戒律を破る行為として、合法的なノンアルコールビールを利用した「違法なアルコール入りビール製造」などです。

イスラム教関係者の風紀については、守られているのかどうか私には分かりませんが、「絶対にそとに漏れない」対策がされているようです。キリスト教関係者の不祥事が報道されているのと大きなちがいですね。

こうしたイランに対して、トランプは制裁を加えつつあります。しかしもっとひどい北朝鮮に対しては中国対策もあり見て見ぬフリをするという二重基準を見せております。

時あたかも

駐トルコのサウジアラビア総領事館内で起ったサウジアラビア人「カショギ」の殺害事件。

カショギに似た服を着てメガネをかけた人が裏口から出たのは、カショギが総領事館からでたことをサウジアラビア政府関係者が「偽装」したのかも知れません。

しかしその後サウジアラビア政府は、カショギが館内で死亡したことを認めざるを得ませんでした。今の問題点は、サウジアラビアの実質的な権力者である皇太子がどのように事件に関係していたかであり、ころころ変わる声明はサウジアラビア・韓国に共通ですか。

アメリカには、イスラエルがらみでしょうが、昔から非人道的なことで問題になっていたサウジアラビアを兵器売却先の重要な「お客さん」だとし、その反動でサウジの嫌うイランを制裁するなど、イスラム教の派閥争いに加わってこれまた二重基準をみせております。

私の印象では、イランの二重構造も問題ですが、サウジアラビアの権力構造もそれ以上に深刻であり、アメリカの二重基準のほうに問題があると思われます。特にイスラエルに入れ込みすぎているという欠陥がみられます。

韓国ですが・・・・・・ 


北朝鮮がイデオロギー国家であるということはいうまでもない。しかしそれは、単に社会主義思想というイデオロギーに基づいた国家だということだけではない。何事につけても、こうあるべきだ、こうあることが正しいという理念が第一にあって、そこから現実の物事をみていこうとする傾向が強いということである。

その点については韓国もまったく同じだが、日本はどんな宗教も思想も掲げない、世界でもめずらしい非イデオロギー国家である。日本人は、理念よりも経験や実際性を重んじる傾向を強くもっているといえるだろう。:呉善花(オ・ソンファ) 「韓国人から見た北朝鮮」 


日本には

理念もあるでしょうが、それよりも実際のほうを重視(そのとらえ方に疑問がある場合も)していると言えます。

一方、韓族(北朝鮮・韓国)やイランなどでは

実際よりも、理念を重視(その理念が間違っているかも)、それが現実との乖離を生じさせていると言えましょう。もちろん日本に乖離がないとはいいませんが、比較の問題としてそう言えるのです。

ついでに李氏朝鮮についても呉善花 はこう述べています。 


李氏朝鮮の建国された1392年といえば、日本ではちょうど南北朝の統一の年にあたり、室町時代の出発に重なる。韓半島の封建時代はここにはじまるわけだが、それが政権交代も目立った社会改革もなく、519年も続き、そこからダイレクトに近代に突入してしまったところに、これまで論じてきたさまざまな問題のほとんどすべてが由来している。:P. 140 呉善花「韓国人から見た北朝鮮」PHP新書

日本では、戦国時代~江戸時代に、いろいろと議論がある封建主義が発達したようですが、王政である李氏朝鮮の場合、終わったころにいきなり近代化に直面した経緯があり、これが現在の韓国でもいろんな問題をさらけ出している、としています。

日本に比べて「朝鮮半島では、地方が十分に発達しなかった」点では、私も賛成しております。

誰でもどの国でも二重基準はみられますが

「ひどすぎる」「まぁ認められる」の違いでしょうか。

しかしアメリカの二重基準は、サウジアラビアとイラン、中国と北朝鮮のように、ひどすぎる部類に属するのかも知れません。

さてさて、皆様はどう思われますか。


アメリカの醜聞 165 2週間後に中間選挙

2018年10月23日 08時10分33秒 | 海外

米中間選挙まで2週間となりました。

上下院両方とも共和党が制覇するという「安定した」「異常事態」でしたが、今回の選挙では、上院では難しいものの、下院では民主党が勝利しそうです。

ただしこれはよそからみた単なる予想であり、どうなるかわかりません。選挙権がある人でも分らないのに、選挙権のない人に分るはずがありませんね(笑)。


果たされぬ大統領の約束=GM一時解雇、元従業員「復帰したい」-米オハイオ州:時事 2018/10/21

好調に見える米経済ですが、GMから一時解雇された人とずっとGMで働いた親に関する記事で、子は2年経過してもGMからの一時解雇は解決せず、ほかの業種を選んだようです。

この人は「中間選挙では民主党候補に投票する」としています。

「アメリカ第一主義」をかかげて登場した政治家経験なしのトランプは反対や批判に慣れておらず、「あいもかわりませんバカバカしいお笑いをば一席申し上げ」ています。中間選挙のあとは弾劾が進むことでしょう。これ以上トランプにやらせることにあまりにも危険が多すぎるのです。

ただし「毒をもって毒を制する」という言葉通り、中国・ロシアの毒にはトランプでないといけないという声もありそうですが、内政でこれ以上失敗するのも捨ててはおけません。

さてアメリカの有権者は、どちらの党を選ぶか・・・・・・。 


ケリー米大統領首席補佐官とボルトン補佐官が激しい口論-関係者:2018年10月19日 

おなじみの内紛ですが同じようなニュースをNHKでもやっていました。

1年10ヶ月ほど、トランプ側近のあまりにも多すぎる辞任解任がみられ、なおかつ「なりたい人はたくさんいる」と豪語する始末です。おもわず「米大統領にもなりたい人はたくさんいる」と言いたくなります。これはトランプ自身の辞任を促す言葉ですね(笑)。

こうなると、ケリーボルトンのどちらが先に辞任するかの勝負になってきました。

軟弱で国内を省みず金融や経営の関係者だけを優遇しているように見える民主党と、暴力的で内紛が絶えずウケを狙う共和党、どっちもどっちですか。

どちらに転ぼうとも2週間後の中間選挙後に新しい展開が見られることでしょう。 


過度のメディアどう喝は違憲=米ペンクラブがトランプ氏提訴:時事 2018/10/17

反対されることになれていないトランプは、批判するメディアのすべてをフェイク・ニュース製造と切り捨てますが、ますますアメリカを危うくしております。それでも、そんな程度のトランプを支持するアメリカ人が少なからずいることに注目しなければならないでしょう。

さてさて、皆様はどう思われますか。