カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

インドネシアの災害

2018年10月14日 14時43分49秒 | アジア

インドネシアで災害が続いています。

▲2018/06/28 バリ島アグン火山が噴火

 フィリピンのセブ島と並ぶ保養島の火山が噴火しております

▲2018/08/05 ロンボク島で地震発生

死者は約100人ほどでしょうか 

▲2018/09/28 スラウェシ島で地震発生

インドネシア語では「スラウェシ」島らしく、オランダ語の「セレベス」はもう使われていないとのこと。

たしか私の記憶では、当初死者が30人程度と発表されていたものの、10月12日の発表では2,090人とのことで、生存者がいないころなので捜索を打ち切ったとのことです。

避難者数も8万人を超えているようです。

インドネシア政府は、経験のある日本にしぼって長期の支援を依頼してきたとのこと。:朝日新聞 2018年10月12日 

日本も含めて東南アジアでは自然災害が多いですね。

それらを想定して街作りをすればいいのですが、そんな余裕などないのが実情です。

こんな時期に、領土問題でもめているなんて最低ですね。

インドネシアでは

先に高速鉄道で日本の新幹線が高くつき政府の債務保証が問題でしたが、政府の保障を必要としない中国が選ばれたのだそうです。しかし工事着工は大幅に遅れているようで、はたして中国を選んだのが正解だったかどうか、まだ何とも言えません。

さてさて、皆様はどう思われますか。


ヨーロッパの醜聞53 殺害事件

2018年10月14日 13時00分25秒 | 海外

世界各地で殺害事件が見られます。


ブルガリアでもジャーナリスト殺害事件発生:東洋経済 2018/10/09 

旧ソ連で、崩壊後にEUへ加盟しておりますが、ブルガリアと聞くと、「琴欧洲」「ヨーグルト」くらいしか知らない人も多いでしょうか。

この地域では、まだまだスラブ人の影響力が強いようで、同じEU加盟国でも違いがあるようです。

いままで話題にもなりにくかったところですが、トルコで失踪したサウジアラビア人ジャーナリスト殺人疑惑問題があり、急きょ問題になりました。 


サウジ記者失踪 「王室の関与」米主要紙報道で広がる波紋:毎日新聞2018年10月11日 

これをきっかけに、トランプはサウジアラビアびいきを改めて、徐々にひきはじめ、その分イスラエルに傾倒し始めることでしょう。  


行方不明のサウジ記者、「殺害の証拠ある」とトルコ側:cnn 2018.10.12 


欧米メディアの取材中止相次ぐ=サウジ投資会議、記者失踪で時事 2018/10/13 


中東での権力図がまたまた複雑になってきましたね。

もともと各国の思惑が異なるものであり、複雑な相関関係ですが、これを典型化するとどうしても無理が生じてしまい、事件などでまたまた事情が異なってくるものです。 

地域的にはEUの支配権内なんでしょうが

旧ソ連や古いところではオスマントルコが発展したところで、それぞれの地域で誇りをもって進んできました。

アメリカとEUが必ずしも同じではありません。

戦後になってイスラエルという国家が誕生して、ますますアラブ人との確執が深刻になりました。

最近の殺害では

  • 無数のロシア人殺害があげられます。特に海外へ亡命中の反プーチン派のロシア人が危ないようで、これらの事件を「調査」すると言えないプーチンは、ただ「関与を否定する」だけでして、私の考えでは、ほとんど間違いなくプーチンのしわざでした。
  • 2017/2/13にはマレーシアで北朝鮮の金正男が殺害されましたが、3ヶ月後に誕生した韓国の文在寅政権は、見て見ぬフリをするなど、どこにも信頼性がありません。
  • 中国では、国家が国民を「だまって拉致」するようで、そんな国が北朝鮮による日本人拉致問題を真剣に考えるはずがないのです。いくら演技してもダメですね。 

このように

独裁国家「ロシア・北朝鮮・中国」という国は自国民の殺害や拉致などなんとも思ってないようで、そんな北朝鮮に限りなく接近する韓国の文在寅がいかに危ないかが分ってくるというものです。

さてさて、皆様はどう思われますか。


韓国の醜聞483 インタビュー

2018年10月14日 11時34分19秒 | アジア

許容範囲内なら醜聞が許されます。ここでは最近の「韓国の醜聞」を集め、必要なかたのために出典も提示し、あればリンク先も明示しています。ただし出典先やリンク先を明示しているからといって「私がその主張のすべてに賛成している」わけではありません。


文大統領が海外の"保守"メディアとインタビューする理由とは:ハンギョレ紙 2018-10-13 01:08 


おもしろい傾向です。

  • 北朝鮮べったりの韓国左翼政権「文在寅」が海外右翼メディアのインタビューに応じる。
  • これは、共産党が野党時代には政権を批判していたのに、共産党が政権をとると政権批判を罰則付きで禁止し、全体主義化・独裁化が進むのを思い出させます。
  • 自分は他を批判するけれど、自分への批判は許さないという、いかにも文在寅らしいところでした。 

文が「ある右翼政権下で右翼メディアのインタビューを好む」ということは、メディアが韓国のように一色を欲するとみているからのようですが、まったく違うでしょうね。

文は、アメリカ訪問時にFOXと、日本訪問時には読売新聞 と、今回のフランス訪問時にはフィガロのインタビューを受けるようです。

左翼主義者は左翼メディアを避けたがるのでしょう。

すべて、政権を取ったら、自分たちの野党時代のことを忘れてしまい、言論を弾圧したがるものなのです。

トランプを見ていても、それがよく分りますね。 


ソ連でのインタビュー相手が警戒色を示したのは、自分の意見が公にされてなんらかの災いがおよぶことを恐れていたのだが、私が慎重だったのは、祖国に対して忠誠心に欠けるのではないかという良心の呵責をおぼえただけ、という違いはあった。:P.205 ロイス・フィッシャー=ルーゲ「ソ連市民200人との対話」平凡社  


おもしろいですね。

ソ連人にインタビューする側が「祖国に対する忠誠心に欠ける」ことを恐れたのでしょうが、ソ連人は「インタビュー内容が公になることで自分が不利益を被る」ことを恐れていたというのです。

    • 公になっても別に問題とはならない国と、公になると報復がある独裁国家の違いでしょうか。
    • 公になると祖国に対する忠誠心が問題になる国と、公になってもそのこと自体では問題にならない国の、違いとも言えます。

北朝鮮では、海外メディアのニュースを録画しておき、「言われたとおりの演技をしないで白けている北朝鮮人」を見つけ出し、教育という名の締め付けをするのに、とてもよく似ていますね。

当ブログで古いソ連時代のことをしばしば引用するのは、それが「現在の北朝鮮・中国理解につながるはず」という信念があるからでした。

古代遺跡から「インタビュー」を探してみました。 


身体的な障害について、ホーキング自身がインタビューに答えてこう述べたことがある。

「私は発病する前よりもいまのほうが幸せです。病気になる以前には、私は人生に飽き飽きしていました。大酒を飲み、ろくに研究しませんでした。実際ひどい怠け者だったのです。しかし、人間は前途への期待が無に帰したときに、はじめて自分に残されたすべてのものを本当に大事にするようになるのです。

:P.218 M・ホワイト「スティーブン・ホーキング」 早川書房 


ホーキング(1942-2018)がこう言っております。

ホーキングはイギリス人で、若い頃からALS(筋萎縮性側索硬化症)をわずらった車椅子の物理学者でしたが、合成音で意見を述べており、この病にしては長寿命だった人でした。

私にも

若い頃に親しかった友人を20年くらい前にALSで失った経験があるので、人ごとではないのでした。

多くの人は、若い時には

  • あらゆる可能性があるので、人生を無駄に過ごすものですが
  • 人によって差はあるでしょうが、30~40頃になると「もうこれしかない」と思うものが見つかり、それに邁進するものなんでしょう。いわば、もうこれしかない」と思えるものを見つけられるかどうか、なんでしょうか。
  • ホーキングは、発病したおかげで「自分には理論物理しかない」と思えるようになったのでしょう。  

さてさて、皆様はどう思われますか。


中国に関する醜聞416 尖閣騒動

2018年10月14日 09時25分41秒 | アジア

中国の尖閣騒動と言えば

2010年9月7日に発生した中国漁船による日本の巡視船への体当たり事件を思い出す人が多いようです。

中国が当時、レアアースを報復として輸出禁止にしたため、日本などでは代替材料の開発が進み、結局資源を背景とした威嚇はいっときの効果しかありませんでした。

ただしこういう中国の「報復」は必ずあるので、特別に注意しておかねばなりません。資源を人質とした「強迫外交・威嚇の輸出禁止」をするのは漢族~韓族の常套手段でするので、そこにも基礎科学の重大さがあります。 


海底資源があるとわかると

突然「尖閣は固有の領土だ」と言い始めた中国。

何でも有利に進めずにはいられない中国共産党は、将来のために「いいかげんなことでも宣言」しておきます。

ほら、昔から言っていただろうと」とあとで効いてくると読んで、「のちのちの証拠とするために現在の論理・法律など無視して何かを言っておく」必要があります。

そうやって初めて「中国は昔から一貫してこう言っていた」と言えるのでした。いわば、将来の為に、今ウソをついておく、これが漢族の根底にあるようです。

過去にもウソをついてきたので、それを立証するために今もウソをつきますが、将来それを立証するために、今もウソをつかねばなりません。

ウソの上塗りとは、このように過去・現在・未来にわたってウソを突き通すことなのでした。浮気現場を女房に踏み込まれても「人違いだ」と言わなければならない、とある落語家が言っていたのを思い出します(笑)。

その後の尖閣列島関係です。

漁船が出入りしていたのが、次第に軍艦が出入りするようになりました。 


尖閣で監視活動、中国海警局が軍指揮下に移行か:読売新聞 2018/01/14 ←リンク切れ 

独裁国家としては当然ですが、中国海警局は、中国共産党が建国した中華人民共和国の指揮下にあるようで、中国共産党の支配下にあります。

それが中国共産党軍の指揮下に移行するとなると、海警局の公船が軍の活動となることを意味しております。 


中国海警局 7月から軍組織に移管:毎日新聞 2018年6月28日

2018年7月から中国海警局が軍の指揮下に入ったようですが、ちょうどその頃からトランプのアメリカが、中国からの輸入品に関して広く関税を上げる決断をしました。

日頃の南沙諸島埋め立てや尖閣周辺の動きを察知しているトランプの「日本に対する貢献の一つ」かも知れません。

なにしろ豹変することたびたびで品格のない米大統領として一級品であることが分っていたため、このアメリカ第一主義の決断にも驚きました。

トランプの怪しさの証拠なら、もういくらでもあります。


尖閣「衝突起こすな」…中国当局が漁民へ指示:読売新聞 2018年08月17日 

安倍晋三の2018年内訪中が伝えられる中で、中国では漁船へこのような指示を出したといいます。

サンゴ密漁問題も、2014年度の法改正や中国当局の鶴の一声でおさまりつつあるようです。

しかし韓国と同じで、中国共産党政府が率先して行なってきた反日の効果が上がったためか、もう政府さえ手がつけられないほど増長したようで、「こんな時だけ中国共産党政府の弾圧を頼もしく思う」次第であります(笑)。

とにかく、中国共産党政府に逆らいさえしなければ

つまり中国共産党転覆を試みさえしなければ、少々の法律違反は許す、という中国特有の政治環境を作ったのですが、ぼちぼちボロが出はじめたのでしょうか。

もちろん「外国人は必ず中国共産党の転覆を考えている」ので、それを罰するためだけに法律があるようなものです(笑)。

しかし

いちいち中国共産党に言われなければ好き放題に振る舞う飼い慣らされた中国人にも、無謀ではあるものの権威に逆らえない弱さが見られます。

さてさて、皆様はどう思われますか。