日本のみならず、世界中で
かつて見られなかったほどの(とはいえせいぜい100年程度の例からして)不規則な降雨がみられます。
場合によっては、
- 床下・床上にまで浸水し
- 外出ができなくなり
- さらにひどい場合には山崩れ・崖崩れで家や人命が失われてしまう
などの被害が発生します。簡単に言いますが、大変なことなんです。
最近よく言われるのは
- 「ゲリラ豪雨」というもので、集中して一ヶ所に記録的な降雨がみられます。
- さらに日本では、季節を問わず「~月の史上最高記録」などを、しばしば目にします。
現在2月の半ばであり
まだ記録が更新されるかも分りませんが、昨日も「2月としての(暫定的な)記録」を更新しています。
気象庁のデータを御覧下さい。
現在の(06:20までの暫定的)降雨量です。
各地で、 「2月としての1位」を更新しています。
上の図で下の方は、1時間の降雨量の全国1位だった愛媛県近永(ちかなが)の昨年2015年の月ごとの降雨量です。
これらを比較すると、同地では本日2月の半ばにして1時間最大降水量42.5mmを記録し、昨年2015年2月全体の4mmを大きく超えたどころか、昨年全体の記録41.5mm(9月)さえ超える降水量を記録しています。
分りやすく言えば
愛媛県北宇和郡鬼北町近永(きたうわぐんきほくちょうちかなが)などを、昨年とは比べものにならないほどの季節外れの豪雨が襲っています。
1時間の降水量が50mm近くになると、車の運転はできないし(ワーパーの往復が視界保持に役立たない)、もちろん傘をさして歩くことさえ困難です。
念のため、こちらから入手した白地図を入れておきました。
これらの気象データを得たのは、「気象庁」からです。