皆さんご存知のように、愛媛県教委は、2001年2002年と「つくる会」教科書を採択しました。愛媛では、この採択の撤回・無効・取消しを求めて裁判を起こしました。現在、この裁判は係争中ですが、この間の3年余りの裁判を通して、たどり着いたことの中から、「つくる会」教科書の採択を押し止める上に有効である思うことをお伝えしたいと思い、このメールを書きました。
愛媛では、7月22日に教科書採択の差止めを求める提訴を起こします。
「つくる会」教科書の採択を止めるための有効な方法の一つであると考えているから
です。
いまからでも間に合いますので、ぜひ、各地でもこのことを
検討してみてください。
以下、提訴する趣旨のポイントとなるところを少し書きます。
ホームページにも訴状を掲載したいと思います。
掲載する訴状は、案の段階ですので、当日までには変更するところもあると思いま
す。しかし、
提訴後の掲載では、各地で検討する場合に手続き的に遅れてしまうと思いますので
参考として案の訴状を掲載します。
教科書採択は、公共入札(採択した教科書を国が購入し、児童・生徒に給付する(無
償措置法3条。5条))です。
ここから裁判の訴えを組み立てています。
公共入札では、違法な行為を行なっている企業は入札から外されます。
だから、採択においても、違法な業者は、排除しろと求めています。
扶桑社は、白表紙本を配布する違法を行なっています。
「つくる会」教科書は、扶桑社と「つくる会」の合作の作品ですので
「つくる会」は、同教科書の共同事業者です。
同教科書の共同事業者である「つくる会」も禁止されている違法な
宣伝活動を行なっています。
ゆえに、このような違法行為を行なっている企業などは、
教科書採択、つまり、公共入札に加わることは出来ない
「つくる会」教科書は、排除されなくてはなりません。
教育委員会は、公正な採択を行う環境を整備する義務を負っています。
違法な業者を入札に参加させることは、不公正な採択環境のままに放置していること
は
特定の企業に肩入れしている、不公正な取引に組している
違法な行為であるということです。
このような理由から、愛媛では、採択の対象から「つくる会」教科書を排除すること
を求める
訴えを裁判所に起こします。
教科書という品物を他の品物に置き換えて、この採択を
つまり、公共入札における入札手続きとして、考えれば
現在、各地で行われている採択の実態は、
途方も無く、違法なことがまかり通っています。
例えば、教科書を、パソコンと置き換えて考えてみてください。
詳しい説明は、省きますが
皆さんの地域の学校で使用するパソコンを購入するためとして、そのことを教育委員
会でドノパソコンにするのかを決定するとします。
このパソコンは、ソウトとセットとなっているとして、ハードは扶桑社という電気
メーカー、ソフトは
「つくる会」が開発したものである。この入札の当事者は、扶桑社と「つくる会」で
あるとこうことになります。
ところが、「つくる会」は自分は、入札の商品の当事者ではないと
「つくる会」は、このパソコンの売り込み活動として、教育委員会や議会に働きかけ
ているということになります。
これらの売込み活動は、公正な入札においては、禁止されている、不公正な取引方法
なのです。
さらに、自民党は、この特定のパソコンを入札させようとしているのですから
とんでもない、入札談合ではないでしょうか。
という風に、この教科書採択を考えてみてください。
愛媛では、当然、「つくる会」教科書の内容についても批判していることは、改めて
述べるまでも無いことですが・・・・。
奥村悦夫
愛媛の教科書がピンチ
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/zxvt29/index.htm
愛媛では、7月22日に教科書採択の差止めを求める提訴を起こします。
「つくる会」教科書の採択を止めるための有効な方法の一つであると考えているから
です。
いまからでも間に合いますので、ぜひ、各地でもこのことを
検討してみてください。
以下、提訴する趣旨のポイントとなるところを少し書きます。
ホームページにも訴状を掲載したいと思います。
掲載する訴状は、案の段階ですので、当日までには変更するところもあると思いま
す。しかし、
提訴後の掲載では、各地で検討する場合に手続き的に遅れてしまうと思いますので
参考として案の訴状を掲載します。
教科書採択は、公共入札(採択した教科書を国が購入し、児童・生徒に給付する(無
償措置法3条。5条))です。
ここから裁判の訴えを組み立てています。
公共入札では、違法な行為を行なっている企業は入札から外されます。
だから、採択においても、違法な業者は、排除しろと求めています。
扶桑社は、白表紙本を配布する違法を行なっています。
「つくる会」教科書は、扶桑社と「つくる会」の合作の作品ですので
「つくる会」は、同教科書の共同事業者です。
同教科書の共同事業者である「つくる会」も禁止されている違法な
宣伝活動を行なっています。
ゆえに、このような違法行為を行なっている企業などは、
教科書採択、つまり、公共入札に加わることは出来ない
「つくる会」教科書は、排除されなくてはなりません。
教育委員会は、公正な採択を行う環境を整備する義務を負っています。
違法な業者を入札に参加させることは、不公正な採択環境のままに放置していること
は
特定の企業に肩入れしている、不公正な取引に組している
違法な行為であるということです。
このような理由から、愛媛では、採択の対象から「つくる会」教科書を排除すること
を求める
訴えを裁判所に起こします。
教科書という品物を他の品物に置き換えて、この採択を
つまり、公共入札における入札手続きとして、考えれば
現在、各地で行われている採択の実態は、
途方も無く、違法なことがまかり通っています。
例えば、教科書を、パソコンと置き換えて考えてみてください。
詳しい説明は、省きますが
皆さんの地域の学校で使用するパソコンを購入するためとして、そのことを教育委員
会でドノパソコンにするのかを決定するとします。
このパソコンは、ソウトとセットとなっているとして、ハードは扶桑社という電気
メーカー、ソフトは
「つくる会」が開発したものである。この入札の当事者は、扶桑社と「つくる会」で
あるとこうことになります。
ところが、「つくる会」は自分は、入札の商品の当事者ではないと
「つくる会」は、このパソコンの売り込み活動として、教育委員会や議会に働きかけ
ているということになります。
これらの売込み活動は、公正な入札においては、禁止されている、不公正な取引方法
なのです。
さらに、自民党は、この特定のパソコンを入札させようとしているのですから
とんでもない、入札談合ではないでしょうか。
という風に、この教科書採択を考えてみてください。
愛媛では、当然、「つくる会」教科書の内容についても批判していることは、改めて
述べるまでも無いことですが・・・・。
奥村悦夫
愛媛の教科書がピンチ
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/zxvt29/index.htm