戦後60年の悔恨・異常・偽り/河谷史夫・朝日新聞論説委員

2005-12-31 10:49:08 | 社会
予想というのは外れるためにある。でなければどうして、7戦全勝のディープインパクトが有馬記念で敗れるなんてことがあろう。 予報も外れるためにあると思えぱ、暖冬が寒冬にな ったからといって腹を立てることはない。気象庁が懲 りもせず、次の長期予報を出しても笑っていられる。 先のことは分からない。 分からないから生きているのだ。分かっていたらわ ざわざ生きることもない。 神は、人間が生きるため予知能力をお . . . 本文を読む

中国紙「新京報」記者らスト 報道への当局介入に反発/朝日新聞

2005-12-31 09:51:25 | 世界
 当局の発表に頼らない現場ルポや追跡報道など、独自の取材活動で知られる北京の日刊紙「新京報」の編集幹部が解任され、反発した一部の記者らが解任の撤回を求めて30日までストライキをした。ほぼ1日半で収束したものの、当局が管理している中国のメディアのストは極めて異例。「売れる新聞」をめざす報道機関が出始めており、メディアへの締めつけを強める当局に対し、現場の反発が表面化した。  新京報の関係者によ . . . 本文を読む

NHKニュースで報道された帰国者(蓮池・地村さん)の証言について/荒木和博

2005-12-30 23:52:46 | 北朝鮮
[特定失踪者問題調査会NEWS 321](17.12.30)に荒木和博が以下の記事を掲載した。救う会の混乱や焦りが、かいま見える興味深い内容ではある。 ■NHKニュースで報道された帰国者の証言について                      荒木和博  先程NHKニュースで蓮池さん、地村さんからの情報として、彼らの拉致に辛光洙や西新井事件に登場する朴などの工作員が関わっていたとの報道がなさ . . . 本文を読む

香港特区政府はWTOに対する抗議者を釈放せよ--グローバル市民社会の共同声明/HKPA

2005-12-30 23:41:45 | 世界
わたしたちは世界各地からあつまった労働組合、農民、漁民、女性、宗教、学生、研究者などの団体です。わたしたちのメンバーは異なる言語、肌、民族、国籍をもっていますが、同じ信念---WTOが世界各地の労働者民衆を搾取し被害をもたらすことに反対する、という信念を共有しています。WTO第六回閣僚会議は香港で閉幕したばかりですが、わたしたちは交渉の結果および「香港宣言」に対して失望しています。おなじくわたした . . . 本文を読む

日本人民衆が侵略や植民地支配の国家責任を追及しきれないのはなぜか・山田昭次/韓統連「民族時報」

2005-12-30 19:28:59 | 社会
二〇〇一年八月十三日に始まった小泉首相の靖国神社参拝は、中国や韓国、そして日本内部からの批判にもかかわらず毎年続けられ、二〇〇五年には五回に達した。  彼は二〇〇一年四月二十八日の自民党総裁選公開討論会で、首相に就任したら八月十五日に必ず参拝すると発言した。首相に就任した後は批判を緩和させようと考えたらしく、八月十五日を避けて参拝したが、参拝そのものはやめなかった。その理由は何か。二〇〇一年五月十 . . . 本文を読む

NHK番組改ざん裁判、政治家用資料を作成。東京高裁 長井プロデューサー証言/赤旗

2005-12-30 19:22:16 | ジャーナリズム
「慰安婦」問題を扱ったNHKの番組「問われる戦時性暴力」(二〇〇一年放送)が政治圧力で改ざんされた問題で、NHKが政治家に番組を説明するための資料を作成していたことが明らかになりました。二十一日、東京高裁で行われたNHK裁判の中でNHKの長井暁チーフプロデューサーが証言したものです。  説明資料は、当時、番組の編集責任者だった永田浩三チーフプロデューサーが上部の指示により作成したもので、政治家に . . . 本文を読む

日本兵「スパイ殺害」記述/沖縄戦 住民虐殺裏付け/沖縄タイムス

2005-12-30 19:19:36 | 社会
沖縄戦で戦死した日本兵の軍用手帳に、スパイを殺害したという記述があったことが分かった。手帳は本部半島の今帰仁村運天一帯に駐屯していた海軍中尉の所有。米国立公文書館に翻訳され保管されており、琉球大学・保坂廣志教授が発見した。沖縄戦で、日本軍が住民にスパイ嫌疑をかけ、殺害した数々の事件は住民証言で明らかになっているが、日本軍による記録は見つかっていない。研究者は、日本軍の住民殺害を裏付ける証拠となると . . . 本文を読む

国保「停止」の11人死亡 保険料払えず受診遅れ/中国新聞

2005-12-30 18:38:16 | 社会
国民健康保険(国保)の保険料を滞納して保険証を返還し、医療機関の受診の遅れから病状が悪化、死亡したとみられる患者が過去六年に少なくとも十一人いたことが二十八日、共同通信の調べで分かった。  患者のほとんどは不況の影響などによる低所得者という。滞納世帯は年々増加し、保険証を返還した世帯は昨年六月時点で約百三十万世帯。誰でも安心して医療が受けられるはずの国民皆保険制度の中で「格差社会」の一端を示した . . . 本文を読む

早稲田大学構内で「ビラまきだけで逮捕」/HUSEN -NET ML

2005-12-30 18:31:28 | 社会
早稲田大学構内でビラを撒いたことだけを理由に、不当逮捕され、さらに10日間の勾留延長もなされて、今も拘置所に拘束されている人がいます。短くとも31日まで、悪ければ二度目の勾留延長がつけられて年明けの10日までは拘留され続けてしまいかねない状況です。さらに、「大学構内のビラまきだけで逮捕」というのは前代未聞で、起訴されて、さらに拘束され続ける可能性も否定しきれません。 彼の一日も早い釈放を勝ち取る . . . 本文を読む

香港WTO弾圧:中国大使館行動報告/山谷労働者福祉会館・なすび

2005-12-30 09:19:41 | 社会
12/29)午後2時半頃から、40名の仲間が集まり、中国大使館に対する抗議・要求行動に取り組みました。その報告を簡単にします。  結論を書けば、麻布署および第一機動隊による暴力的な妨害にあい、35名は大使館から約100m手前で足止めされました。そしてその後、警察は5名が大使館に向かうことを許しながら、その5名も大使館にたどり着くことを妨害し、私たちの抗議声明・要望書は、大使館前に並べられた鉄柵の下 . . . 本文を読む

韓国人弁護士 第1号の金敬得氏、ご他界/半月城

2005-12-30 00:08:46 | 社会
27日、韓国人弁護士 第1号の金敬得氏がご他界されました。30年前、金氏 は、韓国人は弁護士になれないことを承知で無謀にもその厚い壁に挑戦し、多くの人 の支援に助けられ、ついには最高裁を動かして韓国籍のまま司法修習生ひいては弁護 士の資格を獲得した弁護士でした。   その偉業を偲んで、金氏が弁護士になる原点をあらためて紹介したいと思いま す。        -------------------- . . . 本文を読む

より良くなると思わなきゃ、生きられないんじゃないかしらね・澤地久枝/毎日新聞

2005-12-29 11:27:08 | 社会
 「おかしいと思っている半分以上の人たちと気持ちを通わせ、人のつながりを強化することです。人の心が重なれば、見えない砦(とりで)ができる。それ以外に、こんな悪政の大洪水には対抗できません」 特集WORLD:貫く 澤地久枝さん 昭和の原点  ◇人なければ国はない  土曜日の昼下がり。東京・恵比寿の自宅に訪ねたノンフィクション作家、澤地久枝さん(75)は藍色(あいいろ)のかすりの着物に白地の帯をき . . . 本文を読む

イスラム過激派を強化したブッシュの戦略②/田中宇の国際ニュース解説

2005-12-28 22:12:01 | 世界
▼イラクでもイスラム主義が圧勝  アメリカの占領下にあるイラクでは、12月15日に議会選挙が行われたが、 選挙結果は、イスラム主義勢力の圧勝だった。隣国イランの政府の調べによる と、新生イラク議会の275議席のうち、過半数の140議席はシーア派のイ スラム主義勢力がとった。60議席をクルド人が、40議席をスンニ派がとっ たが、シーア派とクルド人はいずれもイランと親しい勢力である。 http:// . . . 本文を読む

イスラム過激派を強化したブッシュの戦略①/田中宇の国際ニュース解説

2005-12-28 22:07:22 | 世界
イスラエルでは1995年にラビン首相が暗殺されて中東和平合意が崩壊し始めて以来、それまで強かった中道左派(労働党)に代わり、右派(リクード)が台頭した。イスラエルでは、左派はアラブ側との和解を目指し、右派はアラブ側の追い出しや弱体化を目指している。2001年の911後、ブッシュ政権がアラブ・イスラム世界との「テロ戦争」や「中東民主化」を始めたことにより、アメリカとイスラエルが一心同体となってアラブ . . . 本文を読む

サマワ陸自宿営地、撤収時『砂漠に戻して』/東京新聞

2005-12-28 21:34:30 | イラク
来年五月ごろの撤収が見込まれるイラク駐留の陸上自衛隊について、サマワ宿営地のあるムサンナ州のハッサン知事が宿営地を元の砂漠に戻して撤収するよう求めていることが二十七日、分かった。建物を取り壊せば、その分帰国が遅れるのに加え、防御態勢が弱まって隊員が危険にさらされることから、陸自関係者らは当惑している。  陸自は撤収時には過去の海外活動と同じように建物を地元に寄贈する計画でおり、約三カ月で撤収可能 . . . 本文を読む