昨年開館３周年をむかえた「在日韓人歴史資料館」（東京都港区）からのおしらせです
在日韓人歴史資料館では、毎月第１土曜日に「在日を知る！日本を知る！歴史を知る！」をテーマにしたセミナーを開催しています。さまざまな分野で活躍する講師をお招きし、お話を聞く「土曜セミナー」。どうぞふるってご参加ください。
第２９回セミナー
日 時：３月７日（土）１４：００～１６：００
テーマ：「マンガンに生きた朝鮮人と」
講 師：李龍植さん（丹波マンガン記念館館長）
http://www6.ocn.ne.jp/~tanbamn/
参加費：１０００円（会員・学生８００円)
１９８９年に開館した「丹波マンガン記念館」（京都市右京区京北）は戦前・戦後の朝鮮人の鉱山労働の跡を直接見ることのできる数少ない現場の一つです。この記念館が２００９年末には閉館することになりました。
記念館は館長の李龍植（リリョンシク）さんとアボヂで初代館長の李貞鎬（リヂョンホ）さん〔じん肺による呼吸不全で、１９９５年死去。享年６２歳。２歳で渡日した貞鎬さんの骨は舞鶴の海に散骨された〕が墓の代わりに手作りで作ったミュージアムです
国や地方公共団体からの公的な補助もなく、施設も老朽化し、入館者が減る中、毎年６００万円以上の赤字が続いて、もうこれ以上維持することはむずかしくなったとのことです。本来ならば、このような仕事は個人でやるにはあまりにも荷が重過ぎます。２００２年にはＮＰＯ法人（特定非営利活動法人）になったものの、家族経営で２０年近くよく頑張ってこられました。
現在、京都を中心として「丹波マンガン記念館を存続させる会」（仮称）の設立に向け、準備委員会（nikkan100net@hotmail.co.jp）がもたれています。（藤井幸之助）
関連記事
『新聞うずみ火電子版』
http://uzumibi.com/top/index.php?ustr=2083&back_no=23&news_no=1
第３０回セミナー
日 時：４月１１日（土）１０：００～１８：３０
テーマ：フィールドワーク「関東大震災の史跡を巡る」Ⅱ
講 師：山田昭次さん（立教大学名誉教授）
姜 徳 相さん（在日韓人歴史資料館館長）
参加費：３０００円（会員、学生は２５００円）
＊貸し切りバスで埼玉県、群馬県を巡ります。
事前の申し込みが必要です。在日韓人歴史資料館事務局まで、電話・FAX・メールのいずれかでご連絡ください。
TEL：03-3457-1088 FAX：03-3454-4926
MAIL：info@j-koreans.org http://www.j-koreans.org/
【好評発売中！】図録『写真で見る在日コリアンの１００年』
在日韓人歴史資料館開設３周年を記念して、図録『写真で見る在日コリアンの１００年』が明石書店より刊行されました。
図録はＡ４版１６０ページ。７００余点の写真と解説、コラム、文学作品、年表などで、苦難と誇りに満ちた在日１００年の歴史がわかりやすく構成されています。解説、キャプション、年表には韓国語訳も付いています。
在日コリアンはどう形成されたのか。差別と偏見による苦難をどのように克服してきたのか。民族の伝統と文化をどのように守り伝えてきたのか。
４世、５世へとつながる在日コリアンの歴史が「図録」にコンパクトに収まっています。
目次
【植民地期】
第1章 日本への渡航 / 第2章 2・8独立宣言 / 第3章 関東大震災の受難
第4章 生き抜くために / 第5章 解放前のくらし / 第6章 社会・労働・独立運動 第7章 強制連行 / 第8章 皇国臣民化教育の狂気
【解 放】
第9章 解放の喜び・帰国 / 第10章 民族の誇りをもって
第11章 奪われた言葉を子どもたちに / 第12章 管理と弾圧
第13章 分断と戦争 / 第14章 失業と貧困、どん底のくらし
第15章 北帰行 / 第16章 差別撤廃への叫び / 第17章 人差し指の自由を
第18章 活躍する人々 / 第19章 受け継がれる風俗 / 第20章 家族の肖像
在日100年年表
施設の紹介・利用案内
ご注文方法
①最寄りの書店
定価2940円（本体2800円＋税）
発行：明石書店（TEL 03－5818－1171、FAX 03－5818－1174）
②在日韓人歴史資料館
窓口 2800円（消費税サービス）
資料館会員：2600円 郵送：3000円（送料込み）
＊住所、氏名、電話番号を記入の上FAXにて注文してください。
FAX 03－3454－4926
在日韓人歴史資料館では、毎月第１土曜日に「在日を知る！日本を知る！歴史を知る！」をテーマにしたセミナーを開催しています。さまざまな分野で活躍する講師をお招きし、お話を聞く「土曜セミナー」。どうぞふるってご参加ください。
第２９回セミナー
日 時：３月７日（土）１４：００～１６：００
テーマ：「マンガンに生きた朝鮮人と」
講 師：李龍植さん（丹波マンガン記念館館長）
http://www6.ocn.ne.jp/~tanbamn/
参加費：１０００円（会員・学生８００円)
１９８９年に開館した「丹波マンガン記念館」（京都市右京区京北）は戦前・戦後の朝鮮人の鉱山労働の跡を直接見ることのできる数少ない現場の一つです。この記念館が２００９年末には閉館することになりました。
記念館は館長の李龍植（リリョンシク）さんとアボヂで初代館長の李貞鎬（リヂョンホ）さん〔じん肺による呼吸不全で、１９９５年死去。享年６２歳。２歳で渡日した貞鎬さんの骨は舞鶴の海に散骨された〕が墓の代わりに手作りで作ったミュージアムです
国や地方公共団体からの公的な補助もなく、施設も老朽化し、入館者が減る中、毎年６００万円以上の赤字が続いて、もうこれ以上維持することはむずかしくなったとのことです。本来ならば、このような仕事は個人でやるにはあまりにも荷が重過ぎます。２００２年にはＮＰＯ法人（特定非営利活動法人）になったものの、家族経営で２０年近くよく頑張ってこられました。
現在、京都を中心として「丹波マンガン記念館を存続させる会」（仮称）の設立に向け、準備委員会（nikkan100net@hotmail.co.jp）がもたれています。（藤井幸之助）
関連記事
『新聞うずみ火電子版』
http://uzumibi.com/top/index.php?ustr=2083&back_no=23&news_no=1
第３０回セミナー
日 時：４月１１日（土）１０：００～１８：３０
テーマ：フィールドワーク「関東大震災の史跡を巡る」Ⅱ
講 師：山田昭次さん（立教大学名誉教授）
姜 徳 相さん（在日韓人歴史資料館館長）
参加費：３０００円（会員、学生は２５００円）
＊貸し切りバスで埼玉県、群馬県を巡ります。
事前の申し込みが必要です。在日韓人歴史資料館事務局まで、電話・FAX・メールのいずれかでご連絡ください。
TEL：03-3457-1088 FAX：03-3454-4926
MAIL：info@j-koreans.org http://www.j-koreans.org/
【好評発売中！】図録『写真で見る在日コリアンの１００年』
在日韓人歴史資料館開設３周年を記念して、図録『写真で見る在日コリアンの１００年』が明石書店より刊行されました。
図録はＡ４版１６０ページ。７００余点の写真と解説、コラム、文学作品、年表などで、苦難と誇りに満ちた在日１００年の歴史がわかりやすく構成されています。解説、キャプション、年表には韓国語訳も付いています。
在日コリアンはどう形成されたのか。差別と偏見による苦難をどのように克服してきたのか。民族の伝統と文化をどのように守り伝えてきたのか。
４世、５世へとつながる在日コリアンの歴史が「図録」にコンパクトに収まっています。
目次
【植民地期】
第1章 日本への渡航 / 第2章 2・8独立宣言 / 第3章 関東大震災の受難
第4章 生き抜くために / 第5章 解放前のくらし / 第6章 社会・労働・独立運動 第7章 強制連行 / 第8章 皇国臣民化教育の狂気
【解 放】
第9章 解放の喜び・帰国 / 第10章 民族の誇りをもって
第11章 奪われた言葉を子どもたちに / 第12章 管理と弾圧
第13章 分断と戦争 / 第14章 失業と貧困、どん底のくらし
第15章 北帰行 / 第16章 差別撤廃への叫び / 第17章 人差し指の自由を
第18章 活躍する人々 / 第19章 受け継がれる風俗 / 第20章 家族の肖像
在日100年年表
施設の紹介・利用案内
ご注文方法
①最寄りの書店
定価2940円（本体2800円＋税）
発行：明石書店（TEL 03－5818－1171、FAX 03－5818－1174）
②在日韓人歴史資料館
窓口 2800円（消費税サービス）
資料館会員：2600円 郵送：3000円（送料込み）
＊住所、氏名、電話番号を記入の上FAXにて注文してください。
FAX 03－3454－4926
