駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

自己評価の高い人は独善性の表れ

2023年04月12日 | 不動産業界

昨日ゴルフに行きましたが

ハーフが終わって

いつもの様に

トイレに入り

そして昼食を取るためのレストランに行ったら

先にテーブルについてた同伴者の一人が

“さっき相撲取りが来てましたよ”

って言いました。

で私が驚いて

“誰ですか?”

って尋ねると

“名前は分かりませんがテレビで見た事があります”

って言った後

“川端さんは相撲取りは詳しいんですか?”

って聞いて来ましたので

“詳しい訳ではありませんが幕内力士であれば大体分かります”

って答えた後

“テレビで見たとおっしゃいましたが地デジの中継で見たんですか?”

って聞くと

“私は相撲中継は見ませんから

バラエティーかなんかで視たんだと思います?”

でその後に

“私は知りませんが多分もうすぐレストランに上がって来ますので

川端さん見たら誰だか教えてください“

と言いましたので

待ってると

程なく上がって来ました。

それを見て本当に驚きましたね。

上がって来たのは

相撲取りではありません

元相撲取りです。

今は二所ノ関親方

元横綱稀勢の里です。

私が驚いたのは

稀勢の里だったからではありません

日本に稀勢の里を良く知らない

そんな人がいる事が驚きだったのです。

私の中では

野球の大谷と同じ位の存在感ですからね。

って事は

もしかしたら大谷も良く知らない人がいるかも知れませんね?

私の妻ももしかしたら・・

まぁしかし昨日は少し驚きましたが

すぐに思いましたね

同じ年代で

同じゴルフを趣味にしていて

お互いクラブのメンバーになっていても

ゴルフを離れれば価値感は違うんだと・・

実際に私自身も

先日亡くなった坂本龍一が

何であれほど騒がれるのか

良く理解できませんからね。

相撲は詳しくても

音楽はからっきし

これが私の脳の特徴です。

ただ

私は長くこの仕事をしてきて

人間の脳の多様性は随分前から

しっかり理解しています。

自分が理解してるから

それをあまり理解して無い人

これが多いのも良く分かります。

そんな人は

大体視野が狭いのに

自分が見えてませんからね

良く人間関係で苦しむ事になります。

例えば私がそのタイプであれば

稀勢の里を良く知らない人に

“日本人の男なら稀勢の里を知らないなんてあり得ない”

なんて言って相手の不興を買うでしょうし

坂本龍一の音楽を熱く語る人に対して

“あんな訳の分からない音楽に夢中になるんじゃなくてもっと勉強しろ”

なんて言うかも知れません。

これでは自分の器の狭さを晒してる訳で

他人は私を避けるようになりますよね。

まぁもしかしたら

それでも生きて行ける世界があるからそんな人がたくさんいる訳ですが

不動産の仕事をするのであれば

これでは絶対に大した結果は出せません

私たちは

自分の価値観を押し付けるのではなく

顧客の脳の多様性を受け入れて

それで相手の希望を叶える

この姿勢がなければ

独善的になり

結果鳴かず飛ばずで会社生活を終える事になります。

私自身

若い頃は

自分の考えを押し付ける

そんなタイプの営業マンでした

成績に伸び悩み

あれこれ考えて

顧客の希望を叶える

この大切さに気付いたのです。

で自分の考えを封印して

顧客価値観の把握

これにシフトしてから

大きく結果を出したのです。

今になると良く分かってますが

私の価値感をそのままお客様に押し付けては

結果が出ないのは当然です。

私がが買おうと思う物件

これを基準に考えると

紹介する物件なんか無いのです。

自分自身ですら

年に数件しか買えない訳ですからね。

私はハードルが高いですから

それを基準にすれば

顧客の希望には応えられないのです。

そんな営業マンに付き合っていれば

いたずらに時間が過ぎて

顧客は買うチャンスを失いますからね。

人間的には良いかも知れませんが

不動産を買いに来てる顧客からすれば

最悪の営業

って事になります。

そんな事にならないように

不動産の仕事をするのであれば

自分の価値感より顧客の価値感

それをしっかり優先する

大切な事です。

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