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株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

目指すは不動産のソムリエ

2018年08月08日 | 不動産業界
私が理解できない職業はたくさんありますが 
 
その中にソムリエってのがあります。 
 
欧米では大変地位の高い職業のようですが 
 
何でお客様に料理に合うワインを勧めるだけで 
 
そんなに評価されるかサッパリ分りません 
 
って言うより 
 
分りませんでした 
 
てのが正解ですね。 
 
今はそのソムリエの存在価値 
 
良く分るようになりました。 
 
どうして理解できるようになったかと言えば 
 
物も情報も信じられない位に溢れる 
 
そんな時代になったからです。 
 
今の時代は 
 
例えば何かを買うときに 
 
ネットで買う事は良くありますが 
 
実際には無数にある情報 
 
これをすべて自分の目で確認する事はできません。 
 
ですから 
 
口コミやなんかを参考に決める事になります。 
 
ソムリエも 
 
もしそれが居なければ 
 
自分の胃袋にはほんの僅かしかワインを流し込めないのに 
 
銘柄は無数にある訳ですから 
 
結果として自分に合ったワインに出合う事は困難になります。 
 
つまり 
 
人間の消費能力をはるかに超える商品があれば 
 
その選択 
 
これが大変重要になります 
 
なりますが 
 
自分で試していては 
 
滅多に自分に合ったワインに出合えない訳ですから 
 
結果自分の胃袋には 
 
散々まずいワインを流し込む事になります。 
 
だからそうならないように 
 
効率的に選択できるソムリエの存在 
 
これは重要になる訳です。 
 
この話しが 
 
これから私たちが生きてく次の時代のヒントになります。 
 
ネットを見れば無数に不動産の情報がありますが 
 
顧客の立場からすれば 
 
毎日物件を見ても 
 
とても見切れるものではありません。 
 
であれば 
 
効率的に不動産を判断するには 
 
不動産屋にはソムリエの役割 
 
これが求められるのです。 
 
この不動産屋のソムリエ 
 
求められるのはエンドユーザーに対してだけではありません 
 
不動産屋自体も 
 
情報の氾濫に能力追いつきませんから 
 
不動産屋のソムリエの需要 
 
これは間違いなくあります。 
 
当社の社員にも 
 
レインズ物件を買い取り業者に買わせて業績を上げてる者がいますが 
 
同業者であっても 
 
いちいち物件を見ていられませんから 
 
信頼できる不動産ソムリエがいれば 
 
任せた方が効率が上がる訳です。 
 
そんな感じで 
 
情報が洪水のように押し寄せてくる今の時代は 
 
当然不動産の営業方法も変わるべきです 
 
ネットに掲載して反応を待つ 
 
それだけではある意味誰でも出来る仕事です 
 
この世界で次に必要なのは 
 
不動産のソムリエです。 
 
溢れる情報の中から 
 
宝石の原石を見つけ 
 
そしてそれを提案する 
 
これなくして 
 
結果を出すのは難しいと思います。 
 
ただ 
 
ワインのソムリエが 
 
持って生まれた味覚 
 
これが大きく才能を決めるのと同じで 
 
不動産ももしかしたら 
 
ソムリエになるためには 
 
本来備わった才能 
 
そんな物によって大きく結果が違うかもしれません。 
 
まぁしかし結果は分りませんが 
 
誰でもプロを名乗るのであれば 
 
無数の情報から 
 
自らの感覚を研ぎ澄まし 
 
そして顧客に提案する 
 
せめてその意識をもって実践する 
 
この位の気持は最低限持ちたい物です。 
 
 
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