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株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

当てにならない脳がフワフワ漂うのが人間社会

2018年08月03日 | 世間一般
ネットでたまにだまし絵 
 
みたいな物を見ますが 
 
本当に私たちの脳は当てにならない 
 
これを思い知らされますね。 
 
言い方を変えれば 
 
私たちは錯覚の中で生きてる 
 
そう言っても間違いないと思います。 
 
私は以前 
 
よく知ってる人と町でばったり会って 
 
挨拶しましたが 
 
実は良く知ってる顔ですが 
 
どこの誰だったかは思い出せませんでした 
 
すると相手は 
 
警戒芯丸出しで私を睨むように 
 
“どなたですか?” 
 
って言いました。 
 
で会社名と名前を名乗ったのですが 
 
返って来た言葉は 
 
“知りません” 
 
でした 
 
大変驚きましたが 
 
後になって分かった事は 
 
その人は私が良く行くスーパーのレジを打ってる人でした 
 
ですかから 
 
顔をよく見て知っていますが 
 
なんせ私服姿でしたから 
 
どうしても私の脳は 
 
その方とスーパーを結びつけられなかったのです。 
 
今思い出しても恥ずかしくなる 
 
そんな大失態でした。 
 
まぁしかし私たちの脳は元来その程度です。 
 
良く見てる顔でも 
 
服が違えば誰だか分からずに混乱する訳です。 
 
つまり 
 
私たちは人間を認識してるつもりになっていますが 
 
実際には服装も含めた全体の雰囲気で 
 
ぼんやりと理解してるだけ 
 
そんな風に言えるのです。 
 
この事は 
 
ビジネスの上ではしっかり意識しないと 
 
最後は使い物にならなくなります。 
 
つまり 
 
自分の脳が錯覚だらけ 
 
これを理解せずに 
 
自分が見たり記憶したりしてる事に疑いを持たないと 
 
良く言った言わないの争いになるのです。 
 
この脳の錯覚やっかいのは 
 
加齢と共に悪化していきますが 
 
この加齢は自分を疑う能力も低下させます。 
 
ですから自分を疑う癖は 
 
若い内に習慣づけないと 
 
中々修正はできなくなります。 
 
そうなるとどうなるか? 
 
会社であれば 
 
排除されます。 
 
記憶違いでお客様とトラブルばかり起こされては 
 
会社の存続が危うくなりますからね。 
 
幸いにも当社の社員は 
 
若い内から私の元にいますから 
 
何度も何度もその話をして 
 
皆自分の脳は当てにならない事を理解しています。 
 
ですから 
 
入社したての頃は 
 
例えば私が 
 
あの書類はまだか? 
 
なんて催促すると 
 
“とっくに渡しましたよ” 
 
なんて大声で返してた社員が 
 
“すみません提出したつもりでしたが調べて見ます” 
 
と 
 
自から自分を疑うようになりました。 
 
しかし社内は粘り強く指導して 
 
そんな風に仕上げましたが 
 
外部の関連業者 
 
加齢と共に自分を疑う事が困難になる人がいますね。 
 
最近やりとりしてるある方 
 
メールが来てないと言えば 
 
“送りました” 
 
とすぐに言いますし 
 
こちらが逆に送ったメールは 
 
“届いてません” 
 
って即座に言います。 
 
これ 
 
もし当社にもいたら 
 
絶対にダメですよ。 
 
お客様からメールが届いてないと言われれば 
 
まず反論する前に送信記録のチェック 
 
また 
 
届いてないメールを送ったと言われれば 
 
まず迷惑フォールダーを確認 
 
その程度もせずに 
 
言い返しては 
 
顧客の印象度は悪くなりますからね。 
 
いずれにしても 
 
自分の脳は全く頼りにならない 
 
これを理解するのと 
 
あるいは 
 
自分の脳を疑う事無く信じ切るのでは 
 
人生は大きく違うのです。 
 
 
コメント
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