
実に7年振りにいわきへ行ってきました。弊社はいわき市小名浜に営業所があるのですが、7年も訪れていなかったのかと自分でも不思議なくらいです。7年前ですから、記憶にあるのは震災前の姿。今回、いわき営業所の社員と共に震災時の話をしながら海岸沿いを走りましたが、そのあまりに一変した景色に少なからずショックを受けました。やはり、頭で分かっているのと実際に見るのとでは大違い、しかも6年を経てなお、です。
さて、夜は営業所の仲間と共に、いわき駅近くの居酒屋「だいこん家」に行ってきました。地元では良く知られた郷土料理の居酒屋だそうです。金曜日の19時でしたが、既にお店は大変賑わっていました。
われわれは二階の「青くび大根の間」へ。年季の入った和室、床の間には芋焼酎と麦焼酎の甕が置かれ、ビールや日本酒の入った冷蔵庫もあります。飲み放題コースはまさにそこから飲み放題という事でした。

入ってすぐ、すでに山と盛られた大皿の大根サラダが目を惹きました。分ければ人数分でも、大皿で出てくると迫力があり、何だかそれだけで気分が高揚します。

続いてローストビーフも豪快に。これ一人で全部食べるわけではないのですけれど、脳の錯覚で嬉しくなります。あらかじめ分けて出されるよりも、不思議と食べごたえもあるように感じます。

名物、角煮と大根の煮物。味の染み透った大根は柔らかく、素朴で家庭的な味付け。そしてやはり大皿に盛られた豪快さが、何ともほっとした気分にさせてくれます。

天ぷらは、紫蘇の葉、さつまいも、蓮根の肉詰め。うん、素朴でいい…。

鯛のお刺身は豪華に。そしてリラックスするとお酒もすすみます、その話はまたいずれどこかで…。
だいこん家

福島県いわき市平二町目58-1
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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