窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

WEBページ掲載のお知らせ

2010年12月27日 | リサイクル(しごと)の話
  横浜市経済観光局雇用労働課のポータルサイトに当社の特集記事が掲載されました。

  http://hamawork.city.yokohama.lg.jp/tokushu/detail.asp?id=64  

  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
  ブログをご覧いただいたすべての皆様に感謝を込めて。

よろしければクリックおねがいします!

人気ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Les Vinum (レ・ビノム)-ワインと炭火焼のお店

2010年12月27日 | ワイン・日本酒・ビール


  久し振りにワインの話題です。
  
  友人に誘ってもらい、25日の夜は広尾のレ・ビノムというワインと炭火焼のお店に出かけました。声をかけてもらわなかったら、ひとり家で白菜でも煮て凌ごうと思っていましたので、ちょうどよかったです。ありがとうございます。



  先にご紹介してしまいますが、お店のホームページによりますと、10月から翌年3月までの季節、ジビエ(gibier)といって食材のために狩猟で捕獲された野生の鳥獣が毎週金曜日に入荷するのだそうです。われわれが食べたのは、蝦夷鹿でした。



  さてワインですが、初めは泡から。このお店はどのワインも4,400円均一だそうで、中にはかなりお得なものもあります。例えば、このシャンパン、ルノーブル・ブリュット・アンタンス(A.R.Lenoble Brut Intense Chanpagne)もその一つでしょう。



  ブドウ品種は、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ。最近少しシャルドネが好きになってきましたが、クリスマスに似合う黄金色に、フルーティで華やかな香り。余韻もしっかりしていて、食事の前にぴったりのワインだと思いました。



  メニューはお店のお任せにしました。初めに出てきたのはロワイヤル、コンソメベースの茶碗蒸しです。



  続いて、ウニと海老のアスピック。



  これにマコン・ラ・ロシュ・ヴィヌーズ・ブラン 2006(Macon La Roche Vineuse Blanc 2006)という、ブルゴーニュの辛口白を合わせました。爽やかな果実香(シンナーや洋ナシのよう)にしっかりとした甘みと酸味、ミネラル感もありバランスの良いワインだと思いました。



  次に鮭。



  野菜のグリル。最近、シンプルにオーブンで焼いた野菜が好きで、家でも時々やります。最近流行のシリコン鍋が手軽で便利です。



  フォアグラのつくねと、最初にご紹介した蝦夷鹿が出てきましたので、赤ワインに切り換え。



  シャトー・ラバルト 2002(Ch.Labarthe 2002)、ボルドー、サンテミリオンのワイン。ブドウ品種はメルロー100%。12.5%という実際の度数よりもアルコールを強く感じます。メルローらしいベリー系の香りとまろやかさは良いのですが、ワイン単体ではちょっと物足りません。主張しすぎていない分、肉料理に合わせるには良いのですが。



  そこで、赤をもうひとつ。クローズ・エルミタージュ・レ・トロワ・シェーヌ 2006(Crozet Hermitage les Trois Chenes 2006)。ブドウ品種はシラー100%、ローヌ地方のワインです。濃いカシス系の香り、樽由来のコーヒー香、果実味に程よいタンニン、酸味もあるバランスの良いワインでした。



  これに、あえてデザートを断り、カレーライスを合わせました。



  小さく、落ち着いた雰囲気の、また行ってみたくなるお店です。

レ・ビノム

東京都港区西麻布4-5-8



  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
  ブログをご覧いただいたすべての皆様に感謝を込めて。

よろしければクリックおねがいします!

人気ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスキャロル

2010年12月23日 | レビュー(本・映画等)


「私は、過去、現在、未来を生きる」

  もうすぐクリスマスですね。最近、子供と一緒にディズニーのDVD「クリスマスキャロル」を繰り返し観ています。言うまでもなく、チャールズ・ディケンズの同名小説のアニメです。

  1843年のロンドン。クリスマスイブの夜、無慈悲で守銭奴の老商人、エベネーザ・スクルージのもとに、かつての共同経営者で7年前に死んだ、ジェイコブ・マーレイの幽霊が現れます。マーレイの幽霊は、強欲な人間が死んだ後いかに悲惨な運命を辿るかを、自分の姿を例に説き、スクルージが自分と同じ運命になるのを避けられるよう、過去・現在・未来の三人の精霊を彼の元に出現させることを約束します。

  まず初めに、過去の精霊が現れます。過去の精霊はスクルージを孤独な少年時代、そして貧乏だがまだ純粋だった青年時代に連れ戻し、スクルージに過去の自分の姿を思い出させます。そして、貧しさから抜け出そうとするあまり守銭奴となった彼のもとから、愛する人が去っていったという、恐らくスクルージがその後長く眼を背けていたであろう事実を直視するよう迫ります。

  次に現れた現在の精霊は、スクルージをロンドンの様々な場所に連れて行きます。中でも、貧しいながらも愛情で結ばれた事務員ボブ・クラチットの家庭を見せます。そこで、スクルージは自分が薄給で雇っているクラチットの息子、足が不自由でも優しさに溢れたティムの命が長くはないことを知ります。

  最後に、未来の精霊が現れます。未来でスクルージは、皆から忌み嫌われたある男が死んだという話を聞きます。彼の死を悼む者は誰もおらず、シーツに包まれ、寂しく横たわる死体が映ります。剰え、スクルージはその男の衣服や金目の物を盗んで、古物商に売りに来た家政婦の女とその商人との、耳を覆いたくなるような浅ましい会話を目の当たりにします。

  また、未来ではあのクラチットの息子ティムが世を去ったことを知ります。最後に、墓場において自分の墓標を見たスクルージは、周りから見捨てられて寂しく死んだあの男が、自分であったことを知るのです。

  ここに及んで、目を覚ましたスクルージは、まだ自分には未来の運命を変えられる可能性があることを悟ります。彼は改心し、やがて「クリスマスの祝い方を誰よりも知っている人」とまで呼ばれる善人となりました。

  冒頭の、「私は、過去、現在、未来を生きる」というのは小説の中で改心したスクルージが言った、非常に印象的な台詞です。マーレイの幽霊はなぜわざわざ過去・現在・未来の精霊を出現させたのでしょうか。スクルージを改心させるためだけであれば、未来の精霊だけを登場させ、陰惨な未来の姿を見せれば事足りそうなものです。しかし、未来を見せる前にまず過去を、次に現在を直視させたのです。これはすなわち、過去も未来も全ては現在の中にある、逆に言えば現在は過去や未来からの影響を受けて存在していると言うことではないでしょうか。過去から眼を背けたままで現在を変えることはできず、現在から眼を背けていて未来を変えることはできません。心の底から行いを改めるには、逃避してきた過去も、眼を向けようとしない現在も受入れ、なおかつ未来をもすでに起こっていることとして受け止める必要があるということではないかと思います。

  クリスマスの夜に、ちょっと考えさせられる一本です。

Disney's クリスマス・キャロル [DVD]

ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

このアイテムの詳細を見る


クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)
ディケンズ
光文社

このアイテムの詳細を見る


  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
  ブログをご覧いただいたすべての皆様に感謝を込めて。

よろしければクリックおねがいします!

人気ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

華隆餐館-四川料理、刀削麺

2010年12月22日 | 食べ歩きデータベース


  非常に寒かった先週の水曜日、夜の打合せまで少し時間が空いたので、長者町の華隆餐館まで刀削麺を食べに行きました。

  刀削麺は新橋にたくさんお店があり、結構な頻度で食べているのですが、横浜では初めてです。



  少しお客さんが多く、待つこと20分。注文した牛筋刀削麺です。刀削麺はこれまで僕が食べたものより表面がつるっとしていて食べやすく、この点は非常に良かったと思います。量がやや多いので、たくさん食べられない方は初めに「麺少なめ」と頼んでおいた方が良いかと思います。

  意外だったのは、スープがココナッツミルクベースだったことです。ラー油と相俟って、レッドカレーのようになっています。これにより辛さもマイルドになり、僕は辛さを5段階の3番目、大辛で頼んだのですが、もっと辛くて良かったと思いました。ココナッツミルクは好き嫌いが分かれると思います。

  この日、お店のお客の大半は中国の人でしたが、ひょっとしたら本場の人には馴染みのあるスープなのかもしれません。僕の場合、ココナッツミルクは苦手ではないのですが、あとでお腹がゆるくなります。

  そして牛筋ですが、牛筋というと少し肉のついたのを想像していたのですが、純粋な筋でした。これは少々物足りなかったので、次は牛肉にしてみようと思います。

四川料理 華隆餐館

横浜市中区長者町5-71-1



  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
  ブログをご覧いただいたすべての皆様に感謝を込めて。

よろしければクリックおねがいします!

人気ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SPACEBATTLESHIP ヤマト

2010年12月21日 | レビュー(本・映画等)
映画 SPACE BATTLESHIP ヤマト 予告


  日曜日に実写版の宇宙戦艦ヤマトを観に行きました。

  世代として当然アニメに触れてはいたのですが、小学校低学年時の僕は宇宙戦艦よりも普通の戦艦大和の模型作りに傾いていたので、同世代の皆さんほど詳しくは知らないのが幸いしたのか、そうでなかったのか...。

  いずれにしても、透明なデスラーに女医の佐渡先生、あと黒木メイサとか、黒木メイサとか、黒木メイサとか...。



最初こそイメージと違い戸惑いましたが、映画は映画として別物と考えれば、むしろ良かったと思いました。島大介の声はイメージどおり。

  前半はちょっと陳腐なSFかな思っていたのですが、進むにつれて命に代えても守るべき愛であったり、わずかな可能性でも諦めない精神であったり、ヤマトらしいテーマがきちんと描かれていたと思います。イスカンダル上陸前、木村拓哉演じる古代進が乗組員に宛てて行った演説の場面で、涙腺の弱い僕は(ディズニーアニメ、「レミーのおいしいレストラン」でさえ、飛行機の中で)。

  最後に。デスラーの「われわれは部分にして全体、アルファにしてオメガ」という台詞、下の本に同じ事が書いてありました。 

神との対話―宇宙をみつける自分をみつける (サンマーク文庫―エヴァ・シリーズ)
ニール・ドナルド ウォルシュ
サンマーク出版

このアイテムの詳細を見る


  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
  ブログをご覧いただいたすべての皆様に感謝を込めて。

よろしければクリックおねがいします!

人気ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カメヤマキャンドルハウス

2010年12月19日 | その他


  秩父宮ラグビー場を裏門から出て、銀杏並木を通り抜けたところにローソクで有名なカメヤマ株式会社さんのお店、カメヤマキャンドルハウスがあります。



  正直な話、カメヤマローソクというと、僕はお仏壇用のローソクしか知りませんでした。しかし、このお店には、これからの季節にピッタリなおしゃれな手作りキャンドルやアロマキャンドル、インテリア雑貨などがたくさんあり、見ているだけでも楽しくなります。



  これはマカロンタワーのキャンドル。本物そっくりです。



  そしてこちらはトルソー型のドレスのキャンドル。店員さんに「トルソーって何ですか?」と質問したらにこやかに笑って教えてくれました。マネキンのことね...。

カメヤマキャンドルハウス

東京都港区北青山一丁目4-6



  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
  ブログをご覧いただいたすべての皆様に感謝を込めて。

よろしければクリックおねがいします!

人気ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャパンラグビートップリーグ2010 三洋電機VSサントリー

2010年12月18日 | スポーツ観戦記


  つづいて第二試合はここまで全勝、前年の日本選手権王者である三洋電機と2敗で追走するサントリーとの対戦でした。



  こちらは前半、始終三洋電機のペース。前半12分に北川選手、34分に山田選手、両選手らしい快速でトライを決め、15VS0で折り返します。



  サントリーも攻めはするのですが、三洋電機のお家芸である堅いディフェンス阻まれ、得点を挙げることができません。観戦していて、この時点では勝負あったと思いました。



  ところが、後半に入ると、サントリーがピッチを広く使ったすばやい展開で三洋電機のディフェンスを突破し始めます。後半11分に小野澤選手が完全に空いたスペースをついてトライ。続けて14分に平選手がトライを決めると一気に試合の流れが変わり始めました。



  それでも、スピーディーなサントリーに対して、これぞ三洋電機と思わせるゴール際のディフェンスは実に見ごたえのあるものでした。両軍の持ち味が見られ、この日のお客さんは十二分に楽しめたのではないかと思います。



  そして後半38分、ゴール前のPKをニコラス選手が決め、サントリーがついに逆転。このまま逃げ切って、三洋電機に今シーズン初の土をつけました。これで1敗の三洋電機をサントリー、東芝、トヨタの3チームが2敗で追うという、ここ数年の中では熾烈な展開となり、リーグ戦がますます面白くなってきました。

  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
  ブログをご覧いただいたすべての皆様に感謝を込めて。

よろしければクリックおねがいします!

人気ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャパンラグビートップリーグ2010 東芝VS神戸製鋼

2010年12月17日 | スポーツ観戦記


  11日は秩父宮ラグビー場までラグビー観戦に行ってきました。全13節あるトップリーグのリーグ戦もこの日が第10節。佳境に入り、この日はここ秩父宮で東芝VS神戸製鋼、三洋電機VSサントリーという好カードが組まれました。

  その影響もあってか、場内はたくさんのお客さんで賑わっていました。毎年観戦していますが、嬉しいことに年々盛り上がってきている気がします。

  しかも、この日は僕の真後ろの席に日本代表でもある東海大学のマイケル・リーチ選手が観戦に訪れていました。写真を撮るのは遠慮しましたが、驚きました。



  前年リーグチャンピオンの東芝は前節まで2敗で2位、一方の神戸製鋼は3敗で5位。しかし、この日は序盤、神戸製鋼が速い展開で試合を優位に進めました。



  開始12分、神戸製鋼のブラッキー選手のトライで先制(GKは失敗)、しかし東芝も26分に湯原選手のトライ、ヒル選手のGKで逆転。前半は7VS5、東芝リードで折り返します。



  後半も出だしは神戸製鋼が攻め立て、開始4分に伊藤選手が自身の最年長記録を更新するトライ。グラント選手がGKを決めて逆転します。



  しかし、その後は地力に優る東芝がじわじわと流れを引き戻し、12分に吉田選手、26分には望月選手がそれぞれトライを決め、結果は21VS12で東芝が勝利しました。しかし、9点差という点差よりさらに両軍競った内容だったと思います。



  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
  ブログをご覧いただいたすべての皆様に感謝を込めて。

よろしければクリックおねがいします!

人気ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WORLD JUMPER

2010年12月16日 | その他


  昨日ご紹介しましたWBN12月例会で、WORLD JUMPERという多言語コミュニティサイトを運営されている方とお話をする機会がありました。WORLD JUMPERというのは、タブをクリックするだけで書き込みの内容を10ヶ国語に翻訳してくれる掲示板です。したがって、異なる言語を話す人たちが比較的容易にコミュニケーションをとることが可能になります。



  現在はアニメやフィギュアなど日本のサブカルチャーに特化してコミュニティを形成しているようですが、非常に発展性のある面白いツールだと思いました。

  こういう世界にあまり詳しくないのですが、皆さん色々と面白いことを考えていらっしゃるな、とひたすら感心した次第です。ぜひまたお話を伺いたいと思います。

  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
  ブログをご覧いただいたすべての皆様に感謝を込めて。

よろしければクリックおねがいします!

人気ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WBNでお話しさせていただきました

2010年12月15日 | リサイクル(しごと)の話


  12月13日、横浜を中心として企業経営をされている早稲田大学OBを中心に構成された企業人ネットワークである、早稲田ビジネスネット横浜稲門会の12月例会において、横浜市立大学の影山摩子弥先生と共に、お話をさせていただく機会がありました。



  テーマは「NPOと連携する現代的意義」について。最初に、影山先生より営利団体と非営利団体が共に発展し、社会貢献活動を行うことを可能にするためのポイントや必要とされる社会システムの整備などについてお話がありました。世の中には活かしきれずに眠っている様々な知恵が驚くほど沢山あるということを教えていただきました。



  一方の僕ですが、今年8月に神奈川県民サポートセンターの情報誌「JUNCTION」80号に掲載された内容をもとにお話させていただきました。

  普段は講演会などでもあまり緊張しないのですが、この日は大先輩を目の前にし、さすがに少し緊張しました。まとまりのない内容になってしまったのではないかとやや反省しております。

  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
  ブログをご覧いただいたすべての皆様に感謝を込めて。

よろしければクリックおねがいします!

人気ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする