窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

バー・アクアリウム

2013年04月29日 | BAR&WHISKY etc.


  ホグスヘッドに続き、住吉町のアクアリウムへ。お店の名前が示すとおり、壁に水槽が埋め込まれた、癒しの空間です。



  こちらでも先ずは休憩でイチゴのカクテルから。既にだいぶ時間も遅くなっていましたし、また相当呑んでもいたので、爽やかで飲み口の良い一杯で締めたいと思いました。出していただいたウィスキーは、冒頭のエイコーンズ・ナチュラルモルトセレクション ・クライヌリッシュ14年。



  柑橘系の爽やかさにモルト由来の甘み。これが乾燥バジルをまぶしたクリームチーズと相性抜群でした。ゆっくりと、1週間の緊張をほぐしながら、ウィスキーと空間の余韻を楽しんでいるうちに、気がつけば午前2時を回っていました。

Bar Acuarium

横浜市中区住吉町3-36-2
DEXビル2F



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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バー・ホグスヘッド

2013年04月28日 | BAR&WHISKY etc.


  G.W.に入りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?混雑の苦手な僕は基本的に連休は家に籠っていることが多いのですが、昨日は仕事で関内に用事があったため、その後2軒ほどバーヘ足を運んできました。



  最初はバー・ホグスヘッド。こちらはこのブログでご紹介した「芦屋 串乃宴」と同じビルにあります。初めてお邪魔したのはちょうど一ヶ月ほど前ですが、名前を覚えていただいていて、驚きました。落ち着いた店内ですが、オーナーバーテンダーの有井さんの小気味良いお話が楽しく、敷居の高さを感じさせない雰囲気があります。

  既にお酒を飲んでいたこともあったので、最初の一杯は休憩としてキューウィのカクテルから。



  一休みしたので、ダニエルブージュ・ロイヤル15年・カスクストレングス。冒頭の写真にもありますが、60度あるコニャックをアルコールランプで人肌位に温めていただきました。これにより香りが一層引き立ち、しっかりした甘みをゆっくりと楽しむことができました。



  次に何を飲もうか考えつつ、繋ぎで僕の好きなバーボンの一つ、オールド・クロウをロックで。



  続いて、ジョン・ミルロイ・グレンキース18年。度数は55度。カラメルのような甘みがあり、ややスモーキー。滑らかで優しい感じのウィスキーでした。



 最後はイチローズモルト10年・Final Vintage of Hanyu for the Taster。48度。羽生蒸留所のヴィンテージはWhisky Magazine Live!2010で1985年と1991年を試飲したことがありますが、こちらは蒸留所が閉鎖した2000年のヴィンテージ。シェリー樽、パンチョン樽、ホグスヘッド樽で熟成されたウィスキーをそれぞれバッティングしたものだそうです。シェリー系の甘みにやや渋みを感じるウィスキーでした。

BAR HOGS HEAD

横浜市中区相生町4-66 
第15須賀ビルB1F



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Tokyo International Bar Show Whisky Live 2013 ③

2013年04月26日 | BAR&WHISKY etc.


  モートラック14年・1998・ヴィジュアルフレーバー(写真左端)。ボトルにイチゴとハーブとトフィーのラベルが貼ってありますが、まさにその通りの味。華やかな果実香にカラメルのような濃厚な甘さ。余韻も長く、57.4度という度数を感じさせません。



  ダンカンテイラー、ブラック・ブル30年。ニュースピリッツ(樽熟成前のウィスキー)段階でバッティングを行い、それをシェリーカスクで30年以上熟成させた、非常にユニークなウィスキーです。バーボンを想起させる荒々しいボトルとは対照的に、シェリー樽熟成ならではの干し葡萄、ベリー、チョコレート、バニラといった優しい香り。50度という度数を全く感じさせない、厚みのある、飲みやすいウィスキーです。



  ロングロウ11年・レッド・カベルネソーヴィニヨンカスク。リフィルしたバーボン樽で7年熟成した後、カベルネ・ソーヴィニヨンのホグスヘッドで4年間追加熟成を行ったものです。口に含んだ時はカベルネ・ソーヴィニヨンを思わせる微妙な酸味、ベリーの香りを感じさせますが、その後にロングロウらしいピート香がカラメルのような甘みの中から湧き上がってきます。良い意味で裏切られたウィスキーでした。



  ヘイゼルバーン8年・ソーテルヌウッド。リフィルしたバーボン樽で5年熟成した後、こちらはソーテルヌ(貴腐ワイン)の樽で3年間追加熟成を行ったものです。こちらはイメージ通り、マーマレード、蜂蜜、華やかかつ滑らかなウィスキーでした。



  ハイランドパーク・ソー。ソー(Thor)とは北欧神話に登場する雷神トールのことです。ハイランドパークはオークニー島という、最も北で作られるウィスキー。その名の通り、52.1度、ハイランドパークらしい荒々しさを備えた力強いウィスキーです。僕はこの潮のような香りが好きです。



  最後は、思いっきりスパイシーなタリスカーを飲んでみたいと思い、タリスカー57ノース(写真右から二番目)とタリスカー1991・ダブルマチュアード(写真右端)。ダブルマチュアードの方は、名前の通りシェリー樽で追加熟成を行っているので、タリスカーらしい荒々しさに欠けますが、57ノースは期待通りのタリスカー。スモーキーでスパイシー、潮の香り。クリーミーなウィスキーも良いですが、最後は刺激的なもので締めたいです。

今回試飲したウィスキーの数々はこちら



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Tokyo International Bar Show Whisky Live 2013 ②

2013年04月25日 | BAR&WHISKY etc.


  さて、試飲したウィスキーを全て取り上げることはとてもできませんので、ここではいくつか印象に残ったものを採り上げたいと思います。試飲したボトルの写真はフォトチャンネルにしましたので、そちらをご覧下さい。



  先ずは、マルス・ウィスキーより岩井トラディション・ワインカスクフィニッシュ。6月に発売予定との事です。以前このブログでもマルスワイナリーをご紹介しましたが、本坊酒造さんはウィスキー造りの歴史も古く、日本ウィスキーの生みの親と言われるニッカの竹鶴政孝氏をスコットランドに送り出したのは、当時の上司であった本坊酒造の岩井喜一郎氏です。もちろん、このウィスキーのブランド名「岩井」は喜一郎氏に由来します。

  僕はマルスウィスキーの「駒ケ岳」が好きで、これについても以前ブログでご紹介したことがありました。

  さて、ワインカスクフィニッシュは、ブレンディッド・ウィスキー「岩井トラディション」を山梨県にある同社の穂坂日之城農場で作られている赤ワインの空き樽で追加熟成したものです。やや酸を感じさせる果実香が良いアクセントになっており、それでいてしつこさのないライトな感じに仕上がっています。



  ウィスキーのお好きな方ならすっかりお馴染みとなった、常に注目度の高いベンチャーウィスキーのイチローズモルト・カードシリーズ。カードシリーズは、羽生蒸留所(2000年閉鎖)で作られたホグスヘッド樽熟成のウィスキーを様々な樽で追加熟成させたものです。試飲したのは、コニャック・カスクの「セブン・オブ・スペーズ 」とミズナラ・ホグスヘッドの「ファイブ・オブ・クラブズ」。どちらも素直に美味しいと思える、素晴らしいウィスキーでした。



  ブルックラディ・オクトモア(写真右端)。世界で最もピーティーなウィスキーだそうですが、確かにピーティーではあるものの、フィニッシュは短く、ラフロイグのようなインパクトを感じませんでした。中央のポートシャーロットはアイラ・モルトのイメージをあまり感じさせない、ピート香と甘みのバランスが良いウィスキーでした。



  イタリアのボトラーであるサマローニがこのイベントのために用意したというエボリューション・カスクストレングス。1950年代から90年代までの貴重なシングル・モルトの数々をバッティングしたものです。非常にスムースで、干しブドウの香り、チョコレートのような甘みがあり、大変美味しかったです。バッティングされたモルト(一部)は以下の通りです。何とも贅沢...

モートラック1957
スプリングバンク1959
ラフロイグ1970
アードベック1974
ロングロウ1974
タリスカー1978
ポートエレン1981
ラガーヴリン1988

<つづく>

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TOKYO INTERNATIONAL BAR SHOW-WHISKY LIVE 2013 ①

2013年04月24日 | BAR&WHISKY etc.


  4月20日、ベルサール渋谷ガーデンで開催された、「TOKYO INTERNATIONAL BAR SHOW-WHISKY LIVE 2013」に行ってきました。

  僕は前身のイベント「WHISKY MAGAZINE LIVE!」以来、実に3年振りの参加です。



  「TOKYO INTERNATIONAL BAR SHOW」と名称を変え、ウィスキーばかりでなく多様な蒸留酒やカクテルのブースも出店されるようになっていました。とはいえ、僕の主たる目的はやはりウィスキーなので、ここではウィスキーをご紹介していきたいと思います。



  まず最初に、バルブレア蒸留所のミニステージから。ミニステージというのは、以前のマスタークラスが簡略化したようなもので、蒸留所による自社のウィスキーを紹介するイベントです。



  まず入口で2002年ヴィンテージを試飲。レモン色をしていて、香りもオレンジのような柑橘系です。バニラのような甘さがあり、余韻は長く蜂蜜のような感じもあります。46度ありますが、非常に飲みやすく、爽やかで上品なウィスキーだと思いました。



  バルブレア(BALBLAIR)蒸留所は、スコットランドのハイランド、インバネスの北にある、1790年創業の蒸留所です。

 

  グランディーバーン川の清流に恵まれ、原料にはオプティック大麦を使用しています。



  以前は、他の蒸留所と同じように10年、16年といった熟成年数表記のウィスキーを販売していたのですが、現在は作られたヴィンテージのみを名前につけています。様々なシーンに対応したウィスキーを揃えており、今回試飲した2002年のほか、2011年IWSC(International Wine & Spirits Competition)銀賞の1989年、同金賞の1978年があります。



  ステンレス製のマッシュタン(糖化槽)。ここで6時間マッシングを行います。



  木製(パイン材)のウォッシュバック(発酵槽)。木製は手入れが大変なため、ステンレス製の発酵槽を使っている蒸留所も多いですが、バルブレアのフレーバーにはやはり木製であることが欠かせないそうです。



  ポットスチル(蒸留釜)。日本で巨大な蒸留所を見慣れていると意外にも思えますが、ポットスチルは2基しかないそうです。ポットスチルは銅製ですが、銅であることもウィスキーのフレーバーに影響を与えるといいます。



  インバネスはイギリスの中でも最も空気がきれいな地方の一つだそうで、ウィスキーは土間の倉庫で最適な湿度に保たれながら樽熟成します。近々、日本向けにバーボン樽のシングルカスク1984年が発売されるのだそうです。

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第11回燮会(やわらぎ会)に参加しました

2013年04月23日 | 交渉アナリスト関係


  4月20日、NPO法人日本交渉協会の第11回燮会に参加してきました。

  今回は交渉アナリスト1級会員の末永正司さんより、「剣豪に学ぶ交渉」と題してお話いただきました。



  剣豪と交渉者がどう結びつくのかということですが、元々戦うことを職業とした武士は太平の江戸時代に入ると、「殺人の技術」である剣を「活人剣」へと昇華させ、やがては山岡鉄舟や勝海舟、あるいは坂本龍馬に代表されるように、剣によって培われた精神によって幕末・明治の時代を動かしていきました。一方、我々交渉者も駆け引きによる一方的収奪や奪い合いから、交渉による分配、やがて統合型と呼ばれる共創的解決へと消化していくことを常に目指しています。この両者の過程に相通ずるものがあるのではないかということでした。非常にユニークで興味深い視点だと感じました。

  剣は殺人の技術ですが、それを究極まで突き詰めた結果、互いが剣を抜くことなく平和が保たれるという「無刀」に至る過程は、いかなる道具やテクニックも使う側の精神のあり方にあるということを教えてくれます。交渉とは「紛争や対立を話合いによって解決すること」と定義されますが、その技法だけをみれば詐欺師のそれと大差ないかもしれません。しかし、詐欺師と交渉者とを分けるものは、その目的とやはり使う側の精神のあり方にあるのではないかと思いました。

  末永さんのお話の中で、最後に印象に残った、神夢想林崎流(居合)林崎甚助重信の道歌をご紹介したいと思います。

居合いとは
人に切られず 人切らず
己を責めて 平らかな道


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第6回ネゴシエーション研究フォーラムに参加しました

2013年04月22日 | 交渉アナリスト関係


  4月20日、中央大学駿河台記念館にて第6回ネゴシエーション研究フォーラムに参加してきました。

  今回の講師は、認定NPO法人日本紛争予防センター(JCCP)事務局長の瀬谷ルミ子さん、「紛争地域における交渉による平和構築」」と題してお話いただきました。

  瀬谷さんはJCCP事務局長として、紛争地域における平和構築、治安改善、武装解除、社会再統合(DDR)等、実際に現地に入っての活動を続けておられます。そのため、我々の日常生活では気がつかないようなお話を沢山伺うことができました。

  まず、紛争とは何かと言うことですが、広くは「複数間の意見の対立」のことを指し、当然夫婦喧嘩のような日常生活における揉め事も紛争に含まれます。しかし、一般に国際関係で紛争といった場合、それは「解決に武力や暴力を用いるもの」を指します。ここでは以下、紛争を後者の意味で用います。

  第二次世界大戦が終結して以降、2009年までに世界で起こった紛争は442件、死者は1千18万7千242人に上るそうです。普段あまり意識していませんでしたが、当社と馴染みの深いフィリピンも戦後一貫して紛争地域に含まれていました。特に近年は紛争地域が固定化される傾向にあるそうです。それは、一旦紛争が起きると継続しやすいということと、崩れた信頼は回復することが難しいからだそうです。

  瀬谷さんはそうした地域で実際に上記のような活動をされているのですが、一方的に援助するのではなく、紛争の加害者と被害者とが問題解決の担い手となれるよう、仕組みを構築したり、現地の人材を育成したりしているそうです。また紛争のタイプにも色々あり、大きく分けて①内戦・暴動、②部族間抗争、③テロ・ネットワーク型とあるそうですが、紛争のタイプや地域事情によってもそれぞれ平和構築のアプローチは異なってきます。JCCPではそうした複雑な事情に応じた様々なプログラムを実施し、実績を上げておられますが、いずれの場合にも、当事者が「自ら合意形成に至った」と思わせるような演出が大切だということです。

  「平和とは生きる選択、生き方の選択がある状態のことである」という瀬谷さんの言葉に、現場と接しながら活動しておられる方の生々しさを感じました。長い間殺し合いを続け、被害者と加害者の間に複雑な感情が絡んでいる中、安易に和解や共存などと言うことはできないのであって、そこまでは難しくとも、まずお互いに生きる選択、生き方の選択がある状態を構築することができれば、とりあえずは平和なのだと。言われてみれば確かにその通りだと思いました。ただし、紛争の性質やとりあえずの平和の先に和解や共存があり得ることも確かです。

  お話の中では、紛争解決の交渉、社会的自立支援、和解と共存、など様々な活動の具体例が挙げられていましたが、ここで全てをご紹介することはできません。一つ挙げるとすれば、事例の中に紛争で村を失った難民たちが自主的に村を再建するというものがありました。お話を伺っていて、このアプローチは「報徳仕法」(幕末期に600を超える荒廃した農村を復興、救済した二宮尊徳(金次郎)による再建策)に似ていると思いました。つまり、村の再興は一にも二にも個人および集団の意識にかかっているわけですが、集団についていていえば、1.リーダー(村長)に村を再興しようという意志があり、2.人々が村を再興する必要を感じており、3.JCCPさんが支援を実行できる立場・状況にあり、4.成果の出やすいところから順次着手する、これらの条件が揃って初めて村の再興が実現できたということです。

二宮尊徳―財の生命は徳を生かすにあり (ミネルヴァ日本評伝選)
クリエーター情報なし
ミネルヴァ書房


  最後に武装解除等の交渉について言えば、何より合意形成に時間をかけること、そのために交渉当事者の抱えている様々な内部事情や外部事情を考慮し、妥結点を見出すために必要なあらゆる措置を採ること、そして平和構築は次世代の為の妥協の産物であるということも心得ておくことが必要であること、アメとムチの両方を使い分ける必要もあることなどが挙げられていました。理想論や理論ではない、あくまでも現実に即した交渉の視点は、我々の日常生活にも通じるものだったと思います。

職業は武装解除
クリエーター情報なし
朝日新聞出版


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ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ(La Boucherie du Buppa)

2013年04月20日 | 食べ歩きデータベース


  中目黒駅と祐天寺駅のちょうど中程にある、ジビエ料理(狩猟によって捕獲された野生の鳥獣料理)のお店です。

  

  店内に入ると、大きな肉の塊が沢山ぶら下がっているのが目に飛び込んできます。思わず、パンチしたくなります...

  鹿の角で作られた照明も山小屋のようなワイルドな雰囲気を演出しています。



  まず食前酒のスパークリングワイン。アンリ・メール、ロワイヤル・ペルレ・ブランドブラン。



  ジビエ(鹿・猪)のグラタン。豪快にバケットに盛りつけます。



  シャルキトリー(加工肉食品の総称)の盛り合わせ。猪バラのベーコン、黒豚のタン、和牛ハツのスモーク、鹿のささみ、鴨ムネ、猪のリエット、幻想豚の生ハム三種、黒豚モモのスモーク。



  赤ワインはシャトー・デギュイユ'2007。メルローとカベルネフランのブレンド。しっかりとした果実実があり、酸味とタンニンのバランスも良く肉料理向きのワインです。



  白レバーのプリン。レバーとカラメルの相性抜群で、これもバケットに塗って食べると良く合います。



  お店おまかせ、肉炭火焼きの盛り合わせ。雉ムネささみ、伊豆産熟成豚、猪のロース、埼玉産熟成黒毛和牛、鴨三種(ささみ、手羽、モモ)。理屈抜き、塩で味付けしたシンプルな炭火焼を豪快に、肉の旨みを堪能することができました。

La Boucherie du Buppa

東京都目黒区祐天寺1-1-1 リベルタ祐天寺 B1F



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ニッカ ブレンダーズ・バー

2013年04月19日 | BAR&WHISKY etc.


  わずかな時間の合間に、ずっと以前から行きたいと思っていた、ニッカウヰスキーのブレンダーズ・バーへ行ってきました。ここではニッカのブレンダーによる、ブレンダーズ・バー限定のオリジナルブレンディッドウィスキーを数多く楽しむことができます。



  とはいうものの、昼以降まだ何も食べていない時間帯。そこで、まずはスプラッシュ・オブ・ソーダから。オレンジの香る、やや甘めの爽やかなカクテルです。



  一方、一緒にいた友人が飲んでいたのは、ソルティ・アンド・スパイシー。竹鶴を初めとする、ピート香のしっかりしたウィスキーをソーダで割り、グラスの縁に塩をまぶしたもの。そして、黒胡椒が少々入っています。これがピートの香りと相俟って実に良かったです。大人な一杯。



  スプラッシュ・オブ・ソーダを飲みながら、ブレンダーズ・ウィスキーを選択。17種類ものオリジナルブレンドがあるのですが、どれも甲乙つけ難く、苦労しました。迷った挙句、この日の気分からNo.11を選びました。

  HPの解説によれば、“Woody & Vanillic”という余市蒸留所のモルト・ウィスキーと“Woody & Mellow”というグレーン・ウィスキーのブレンドとのことですが、その名の通り、一言で言えば「樽」。華やかな香りですが、タンニンがしっかりしていて、軽くスモーキー。喉ごしも名前の通り実にスムースで長い余韻が楽しめます。しばらく空気を含ませると、タンニンが落ち着いてきて、ビターなカカオのような香りが広がります。僕は普通オイリーな感じがあまり好きではないのですが、これは逆にその滑らかさが良かったです。



  友人が選んだのは、No.5。こちらはシェリー樽による華やかな香りと、よりモルト由来の甘みを感じました。No.11の後ということもあってか、少し軽く感じました。

  落ち着いた雰囲気のバーで、ゆっくりと楽しみたい魅力的なウィスキーがまだまだ沢山ありました。時間の関係で短い滞在になってしまったのが残念です。

NIKKA BLENDER'S BAR

東京都港区南青山5-4-31
ニッカウヰスキー本社ビルB1



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【診断事例7】エネルギーを内に秘めた、粘り強い努力家

2013年04月18日 | 筆跡心理関係


  上の画像は、クリックすると拡大します。40代・男性・建築業の社長をされている方です。

【この方の人物像】

  柔らかい物の考え方ができる人です。大きなエネルギーを内に秘め、平凡では満足できないところがあります。何かに取組む時は真面目にコツコツとやり遂げる粘り強さをみせる反面、面倒くさがりなところもあります。人から注目されたり、人を楽しませたりすることは本来的に嫌いではないのですが、通常は周囲の様子を察し、それに合わせて控えめに振舞います。持ち前のエネルギーは、何か色々なことに発散するというより、特定の興味があることに注ぎ込む傾向にあります。

  曖昧さや優柔不断な態度を嫌い、白黒をハッキリさせたがりますが、臨機応変の考え方が出ることからそれで大きな問題に発展することはなさそうです。柔軟な思考と協調性、粘り強い性格からお金に困ることはなさそうです。まれに、好きなことに気前よく使ってしまうこともありますが、概ね手堅い方といえます。またわずかですが、心にプレッシャーがかかっている様子がうかがえます。

【診断の感想】

筆跡診断ありがとうございました。正直、あたりすぎてビックリいたしました。
自分の性格は、自分がよくわかってます。まるで、丸裸にされたようです。
初めて筆跡診断をしていただきましたが、こんなに正確にわかってしまうものなんですね。
当社の社員にも結果を見せたところ、よく当たっているとビックリしていました。
なかなか、活字で自分の性格を示されることはないので、自己の向上のために、 しっかり分析をして、今後に役立てたいと思いました。

幸い、診断結果では、お金に困らないと書いてあるので、少し安心しましたが、 心にプレッシャーがあるとのことなので、それを楽しむくらいの余裕を持ちたいです。ありがとうございました。

  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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