5月26日、横浜のコットン・ハーバーにて開催された第二回濱ウォークに参加してきました。「濱ウォーク」はWBN(
早稲田ビジネスネット横浜稲門会)の分科会として行われているものです。これまでどうしても都合がつかず、今回がようやくの初参加となりました。
5月の爽やかな青空と港の潮風が心地よい、ウォーキングにはもってこいの日和と場所でした。
余談ですが、この辺は江戸時代末期に造られた砲台「神奈川台場」があったところです。
講師は
第20回YMSの講師としても来て頂いた、
株式会社ロコムーブの中嶋さんと高山さん(高山さんはWBNのメンバーでもあります)。目から鱗のトレーニング理論で今回も非常に勉強になりました。
個人的な印象ですが、中嶋さんの理論は、筋肉や関節を曲げるのではなく伸ばす、姿勢・重心・腹圧の重視などの点において、大正時代に肥田春充によって考案された『
肥田式強健術』と非常に似通っていると感じます。最新のトレーニング理論から再び『肥田式強健術』にスポットを当ててみたら面白いことになりそうな気がします。
さて、ウォーキングを始める準備として、「
第20回YMSを開催しました」でもご紹介した、肩甲帯をほぐす「フェニックス」の動作と、大腿四頭筋(太腿の表)の屈曲ではなく、反対の大腿二頭筋(太腿の裏)の伸張を重視する「カンガルー・スクワット」を行います。
そして、実際にウォーキングの体験。注意点としては、
①正しい姿勢(骨盤を立てる、肩は体側の位置、頭頂と仙骨が一直線)
②足の外側を進行方向に向ける
③股関節を使うために、足を体軸方向ではなく、股関節のある位置から真っ直ぐに振り出す
④振り出した足は気持ち踝が進行方向を向くような意識を持つ(極端に踝を前に向けるということではない)
⑤下を向かない
⑥着地した時の重心は、踵→薬指と小指の間→母指球へと移動する
個人的には上の⑥を意識したことで、足の振出しが非常にスムーズになり、リズミカルに歩くことができるようになった気がします。
さて、歩く感覚をつかんだ後、今度は芝生に移動し、裸足で歩いてみます。裸足になることで、鋭敏な足裏に正しい歩き方の感覚を覚えさせます。
この鋭敏な足裏の環境適応力を実感したことが伏線となった上で、今回の結言「正しいシューズ選び」。二週間ほど前に仕事用とプライベート用のウォーキング・シューズを買ったばかりだというのに、シューズ選びに当たっての考え方が180度覆されてしまいました。しかし、言われてみればなるほどということばかりです。非常に中身の濃い、2時間でした。
せっかく新しいことを覚えたので、帰りは最寄の駅から家まで20分歩いて帰りました。ところが、家に帰ってみて、はたと鍵を持って出るのを忘れたことに気がつきました。災い転じてではありませんが、家族が戻ってくるまでの間、およそ1時間、さらにじっくりと教わったことの復習に費やすことができました。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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