窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

トンパ文字(東巴文)で「他利自得」と書いてもらいました

2012年05月31日 | リサイクル(しごと)の話


  世界唯一の「生きた象形文字」と言われ、世界記憶遺産にも指定されているトンパ文字で、当社の行動指針である「他利自得」と書いていただきました。因みに、右下は「ナカノ株式会社」と書いてあります。

  トンパ文字は、中国雲南省北部に住む少数民族、ナシ族(納西)に伝わる象形文字で、現在でも宗教上の記述に使われています。漢字の原型を思わせますが、漢字との直接のつながりはないようです。

  この字を眺めていると、日本で出土する土器に彫られた絵は、実は絵ではなくて文字なのではないのかという気がしてきます。

  また、雲南省は日本への米の伝来とも深く関わっている地方であり、かつてこのブログの「太陽の文明」でご紹介した、『龍の文明、太陽の文明』に記述されている通り、日本人のルーツの一部とも関わりのある地方と考えられています。ナシ族そのものと日本人との関連性は明らかではありませんが、伝え聞いた話では、音楽や風俗などどこか日本人の原風景を感じさせるものがあったということです。一度訪れてみたいところではあります。

龍の文明・太陽の文明 (PHP新書)
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第二回濱ウォークに参加しました

2012年05月27日 | ダイエット日記


  5月26日、横浜のコットン・ハーバーにて開催された第二回濱ウォークに参加してきました。「濱ウォーク」はWBN(早稲田ビジネスネット横浜稲門会)の分科会として行われているものです。これまでどうしても都合がつかず、今回がようやくの初参加となりました。

  5月の爽やかな青空と港の潮風が心地よい、ウォーキングにはもってこいの日和と場所でした。



  余談ですが、この辺は江戸時代末期に造られた砲台「神奈川台場」があったところです。



  講師は第20回YMSの講師としても来て頂いた、株式会社ロコムーブの中嶋さんと高山さん(高山さんはWBNのメンバーでもあります)。目から鱗のトレーニング理論で今回も非常に勉強になりました。

  個人的な印象ですが、中嶋さんの理論は、筋肉や関節を曲げるのではなく伸ばす、姿勢・重心・腹圧の重視などの点において、大正時代に肥田春充によって考案された『肥田式強健術』と非常に似通っていると感じます。最新のトレーニング理論から再び『肥田式強健術』にスポットを当ててみたら面白いことになりそうな気がします。



  さて、ウォーキングを始める準備として、「第20回YMSを開催しました」でもご紹介した、肩甲帯をほぐす「フェニックス」の動作と、大腿四頭筋(太腿の表)の屈曲ではなく、反対の大腿二頭筋(太腿の裏)の伸張を重視する「カンガルー・スクワット」を行います。



  そして、実際にウォーキングの体験。注意点としては、

①正しい姿勢(骨盤を立てる、肩は体側の位置、頭頂と仙骨が一直線)
②足の外側を進行方向に向ける
③股関節を使うために、足を体軸方向ではなく、股関節のある位置から真っ直ぐに振り出す
④振り出した足は気持ち踝が進行方向を向くような意識を持つ(極端に踝を前に向けるということではない)
⑤下を向かない
⑥着地した時の重心は、踵→薬指と小指の間→母指球へと移動する



  個人的には上の⑥を意識したことで、足の振出しが非常にスムーズになり、リズミカルに歩くことができるようになった気がします。



  さて、歩く感覚をつかんだ後、今度は芝生に移動し、裸足で歩いてみます。裸足になることで、鋭敏な足裏に正しい歩き方の感覚を覚えさせます。



  この鋭敏な足裏の環境適応力を実感したことが伏線となった上で、今回の結言「正しいシューズ選び」。二週間ほど前に仕事用とプライベート用のウォーキング・シューズを買ったばかりだというのに、シューズ選びに当たっての考え方が180度覆されてしまいました。しかし、言われてみればなるほどということばかりです。非常に中身の濃い、2時間でした。

  せっかく新しいことを覚えたので、帰りは最寄の駅から家まで20分歩いて帰りました。ところが、家に帰ってみて、はたと鍵を持って出るのを忘れたことに気がつきました。災い転じてではありませんが、家族が戻ってくるまでの間、およそ1時間、さらにじっくりと教わったことの復習に費やすことができました。

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日本プロ野球2012 横浜vsロッテ交流戦

2012年05月25日 | スポーツ観戦記


  5月20日、横浜vsロッテの交流戦第二戦に行ってきました。ロッテの先発は若手ながら老獪なピッチングを見せる唐川投手。昨日が成瀬で今日が唐川、何も横浜相手に牛刀を用いずとも、と思いますが...。



  しかし、この日の横浜は前回観戦した西武戦とは対照的に、初回猛攻を見せます。まず、二番森本選手がヒットで出塁すると、



  三番筒香選手がタイムリー二塁打で早々と先制。



  続く四番ラミレス選手も二塁打で2点目。



  さらに前日ミスジャッジと思われる判定でホームランが不意になりましたが、中村選手がその鬱憤を晴らすような、文句なしの2ランホームラン!



  2番から5番までの鮮やかな連打により、何と初回に4点を先制します。



  横浜の先発はここまで10勝しかしていないチームで4勝を挙げている、三浦投手。必ずしも状態は良いとは言えませんでしたが、要所要所を絶妙な制球で押さえ、3回以降は安心して観ていることができました。



  さて、ロッテの反撃は6回表。井口選手のタイムリー二塁打で1点を返します。



  しかし、直後の6回裏。筒香選手が当たった瞬間に分かる大きなホームランで、すぐに突き放します。



  さらに8回裏には、三塁走者の金城選手が本盗を試み、思わずセットせずに投球してしまった中後投手がボークをとられ、ダメ押しの6点目を挙げました。中後投手の投球動作を読んだ頭脳プレー、やればできるじゃない!



  最後は9回を新加入の林投手、山口投手、石橋を叩いて渡るようなリレーで抑え、6vs1と横浜が快勝しました。



  横浜は交流戦初勝利、僕も今シーズン観戦初勝利でした。

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ちゃんこ川崎

2012年05月24日 | 食べ歩きデータベース


  昭和初期に活躍した横手山が昭和12年に開いた、両国界隈では最初という老舗のちゃんこ料理屋です。



  ここのちゃんこは正統派そっぷ炊き。「そっぷ」というのは以前「焼き鳥 ちゃんこ鍋 相一」でもお話しましたが、オランダ語でスープを意味する"sob"が語源といわれています。それが転じて鶏がらを連想させるからなのかどうかは分かりませんが、相撲用語では痩せ型力士のことを「そっぷ型」と言ったりします。

  鶏と昆布の出汁にたっぷりの野菜と白滝、油揚げ。そこに鶏モモ、砂肝、レバーが加わります。あっさりしていて、素材の旨みが楽しめる安心できる味です。



  鍋以外に焼き鳥も美味しかったです。上の写真はレバー、砂肝、レバー、ハツと刺した串で、1本で違った食感を楽しむことができます。レバーとハツの相性が非常に良かったと思います。



  ただ、店員さんにとても個性的な方がいらっしゃるようで、僕はその方の相撲談義が非常に楽しかったのですが、接客の面で一般的にはどうかなと。

ちゃんこ川崎

東京都墨田区両国2-13-1




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大相撲5月場所14日目(2012)

2012年05月23日 | スポーツ観戦記



  5月19日、2年振りに大相撲観戦に行ってきました。史上最多、6大関ということで注目を集めた今場所でしたが、横綱白鵬が14日目まででまさかの4敗、3敗の大関稀勢の里、平幕の栃煌山、旭天鵬が優勝争いの先頭という信じられないような混戦となりました。

  いつもの如く、幕下からの観戦。冒頭の写真は十両の土俵入りです。個人的に注目した力士は、十両十四枚目の北磻磨。軽量ながら柔らかい取り口で楽しみです。それから、十両筆頭の旭日松(あさひしょう)。4日目以降10連敗と今場所は振るいませんでしたが、腰が割れており、下半身を鍛え出足が良くなれば入幕も近いのではないかと思います。



  さて、中入りで幕内土俵入り。



  横綱白鵬土俵入り。



  14日目ということもあり、注目は大関戦以降に集中しました。まず、新大関ながらここまで5敗と残念な結果に終わった鶴竜と優勝争い先頭の一角、前頭四枚目の栃煌山。辛うじて勝ち越しが決まっているというだけで目標のない鶴竜のやや気力に欠けた相撲に見えましたが、肩透かしで栃煌山がまず3敗を守りました。



  3敗の2番手、前頭七枚目、37歳の大ベテラン旭天鵬と、毎度の事ながら振るわない大関琴欧洲の一番。両者とも深い懐を活かした豪快な相撲が持ち味ですが、初優勝がかかる旭天鵬のプレッシャーよりも、小さく見える大関が何とも寂しい...。結果は、どちらが大関か分からないような豪快な上手投げで旭天鵬の勝ち。琴欧洲はこの一番による怪我が元で千秋楽休場。優勝争いに絡む栃煌山が不戦勝となったために物議を醸すことになります。



  先場所から少し相撲に迷いを感じる5敗の大関琴奨菊と後がない関脇豊ノ島。この日は寄り切りで琴奨菊が勝ち、豊ノ島は負け越し。琴奨菊は双差しからのガブリ寄りが型なので、精神的な面を克服できればそう大崩れはしない力士だと思います。来場所に期待です。



  3敗の3人目、大関稀勢の里と5敗の大関日馬富士。稀勢の里が左からの強烈なおっつけ、そして力強い寄り切り。これで、3敗力士が全員勝利し、優勝は千秋楽まで縺れることになりました。



  結びの横綱白鵬とこれまた5敗の大関把瑠都。中盤把瑠都が残して若干館内を沸かせましたが、内容自体は横綱の一方的な相撲でした。先ほども述べましたが、白鵬の優勝の可能性は、琴欧洲の休場による栃煌山不戦勝によって消えるという、後味の悪いものとなりました。

  千秋楽では、旭天鵬が栃煌山を優勝決定戦で破り、個人優勝制度になって以降、史上最高齢での初優勝を飾りました。

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日本プロ野球2012 横浜vs西武交流戦

2012年05月22日 | スポーツ観戦記


  今シーズン初のプロ野球観戦は、5月17日のセ・パ交流戦、横浜vs西武でした。横浜は新加入の藤井投手が復活をかけて初登板。大学の後輩でもあるので、横浜に移籍したのを密かに喜んでいました。



  しかし、久々の登板ということもあってか、初回から制球が定まらず黒羽根捕手の二塁悪送球の間に三塁走者が生還し、早々と西武が先制。



  その後、秋山選手のタイムリー三塁打。



  続くヘルマン選手にもタイムリーが出て、3点を失ってしまいました。結果的に得点はこの3点のみであり、藤井投手も2回以降は立ち直りを見せていただけに、次回の登板に期待したいと思います。



  一方、西武の岸投手ですが、必ずしも好調というわけではなかったと思います。しかし、数少ないチャンスの中で中村選手が二塁牽制死するなど、横浜の側にお粗末な凡ミスが多く、何ともフラストレーションの溜まる試合でした。攻撃面では、1番、2番の差が西武打線との差ではなかったかと思います。特に荒波選手は一番打者として、もっと投手に球数を放らせるなり、相手に嫌がられる技術を身に着けるようになれば、横浜打線全体が良くなってくるのではないかと思います。

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永田町 黒澤②

2012年05月15日 | 食べ歩きデータベース


  去年ご紹介した、「永田町 黒澤」に行ってきました。



  まずは昼、去年掲載できなかったお蕎麦の写真を。こちらは、黒豚せいろ。



  そして夜再び黒澤へ。鹿児島の黒豚三枚肉とロースを鰹だしでさっぱりとしゃぶしゃぶにします。特に脂の甘みがある三枚肉は、塩と胡椒でシンプルに食べます。ポン酢も悪くありませんが、この食べ方はお勧めです。また、水菜とも良く合います。



  前回もご紹介しましたが、この一風変わった日本家屋のような建物は、黒澤監督の美術スタッフが映画「赤ひげ」をイメージして作ったものだそうです。本当に映画のセットのような独特の雰囲気もまた楽しみの一つといえます。



永田町 黒澤

東京都千代田区永田町2-7-9





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インド・ネパール料理店 MANDAP

2012年05月14日 | 食べ歩きデータベース


  西新橋はインド料理店が非常に増えてきているのですが、最近、やや訪れる頻度が上がっているインド・ネパール料理店をご紹介したいと思います。



  僕がこれまで食べてきたインド・カレーに比べ、このお店のカレーはスパイスとは違った、旨みが強く出ている気がします。それがこのお店の特徴なのか、ネパール料理の特徴なのかは分かりません。



  ただ、ネパール料理がその地理的な関係からインド・チベット・中国等の影響を受けているのは確かで、上の写真のように「モモ」と呼ばれる小龍包のような食べ物もあります。これは辛いタイプですが、辛くないものもあります。お勧めです。

  小龍包や餃子は元々満州周辺が発祥だそうで、モンゴル帝国によって各地に広がりました。多分このモモもその一つだと思いますが、面白いところではポーランドにもピエロギという餃子に似た食べ物があるそうです。ロシアのピロシキも同じでしょう。まさにモンゴル帝国と共に広がったことを伺わせます。因みに、ハンバーグやユッケもモンゴル人が生の馬肉を食べていたものが各地に広まったものと言われています。

MANDAP
東京都港区西新橋2-13-8 広瀬ビル1階



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交渉アナリスト補実技研修に参加してきました

2012年05月14日 | 交渉アナリスト関係


  2012年5月11日、12日の2日間、交渉アナリスト補の実技研修にスタッフとして参加してきました。

  交渉アナリスト資格では、通信講座の「交渉アナリスト2級」を取得後、この実技研修を修了すると交渉アナリスト1級の受験資格が得られます。なお、実技研修後に2級を取得するという順序でも構いません。



  一口に「交渉」と言ってもその概念は非常に幅広いのですが、この実技研修はロールプレイを中心に商談を成立させるというような一般的な交渉だけでなく、「付加価値を創出して共創型交渉を目指す」ことに重きが置かれます。したがって、映画に登場するようなタフネゴシエーションを目的としたスキル研修とは性質が異なります。



  全く異なる背景をお持ちの皆さんが集まって、一つのテーマに取組むのが実技研修の魅力です。今回は、研修を受講する側ではなく、お手伝いをする側でしたが、また違った視点で研修を捉え、学ぶことが出来たという点で非常に有意義でした。

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第21回YMSを開催しました

2012年05月10日 | YMS情報


  5月9日、当社会議室にて第21回YMSを開催しました。



  今回の講師は、藤岡食品株式会社の藤岡輝好さん。「横浜の農業事情と食」と題して、知られざる横浜の農業の特徴や食の安全に関わる野菜の選択などについてお話いただきました。

  「FEEL YOKOHAMA Y150 フードセレクション①」でもご紹介しましたが、横浜市は日本最大の地方自治体であると同時に、神奈川県内指折りの農業が盛んな地域なのです。

  そもそも横浜は西洋野菜発祥の地でありますが、現在でも小松菜(全国2位)、カリフラワー(全国8位)、キャベツ(全国10位)などは全国有数の産地です。神奈川県の農業生産額は700億円程度といわれていますが、その内101億円が横浜市といいますから驚きです。海と崖が接近している横浜の地形を考えるとこれまた驚きですが、農地面積も減ったとはいえ市面積の約8%を占めているそうです。



  野菜で有名なところでは、保土ヶ谷のジャガイモ、瀬谷の独活、鶴見の春菊、港北区高田のカリフラワーなどですが、以前このブログでも「横浜産地粉うどん「ハマッ子」、横浜の果物「浜なし」」でもご紹介しました。なお、「ハマッ子」とはJA横浜のオリジナルブランドで、横浜市が指定する30品目のブランド農産物は「はま菜ちゃん」というそうです。

  横浜市の農業の特徴は、100種を超える多品種少量生産。少量で品質が多様であるため卸売市場への出荷率が50%以下と低いのも特徴といえます。因みに最近流行の「市民農園」も発祥は横浜なのだとか。

食べる.横浜―決定版 横浜の地産地消ガイドブック
クリエーター情報なし
神奈川新聞社


  こうした特徴を持つ横浜の農業を盛り上げるため、藤岡さんが平成17年に設立したのが「よこはま青果塾」です。そこでは、青果物に関する知識・知恵のレベルアップ、生産者と流通中間業者と消費者のつながりの強化を目的とし、さまざまな勉強会、視察会、試食会などを行っています。この活動をさらに一般消費者に拡大していていったら楽しそうです。

あなたは本当に美味しい野菜を食べていますか?
クリエーター情報なし
竹書房




  最後に、近頃気になる「食の安全」に関する野菜の選択ですが、やはり専門家ではない私たちとしては、まず自分たちで選択の基準(旬、産地、鮮度、フードマイレージなど)をしっかりと持っておくことから始めるのが良さそうです。僕も先ほどご紹介した「ハマなし」で県外産の豊水と食べ比べてみたことがありますが、食べればその違いは一目瞭然です。都会に住んでいると自分の感覚を見失いがちですが、こうしたものをもう少し大切にしたいと思います。

  今回は終了後の懇親会の写真を撮り忘れてしまいました。次回は6月13日の予定です。

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