
せっかく上海に来たのだからと浦東空港までリニアモーターカーで行くことにしました。中国語では磁懸浮車と呼ばれていて、読んで字の如く世界初の商用浮上式リニアモーターカーだそうです。

前の2両が一等車でしたが、我々のほか誰も乗っていませんでした。駅が市街地から遠く離れている上、現地の感覚では割高だそうで乗客は外国人ばかりです。

空港までの所要時間はわずか8分。430kmくらい出すと聞いていたのですが、この時は最高時速301kmどまりでした。車体の形状から予想はしていましたが、案の定結構揺れます。日本人だったらN700系のように省エネ、静粛性、乗り心地など細かいところに徹底的にこだわるのでしょうが、ここではとにかく世界に自慢できるものがあれば可、といった感じです。
日本におけるリニアモーターカーの実用化は2025年頃だそうで、かつてこの分野で世界の先端を行っていたにもかかわらず、ドイツやフランスにずいぶん遅れをとったものです。僕が子供の頃には既に試験線で時速500kmを記録していたのですから、作る以上はあっと驚くようなのを期待しています。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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