7月18日、観戦予定だった5月14日の試合が雨天中止となり、その振替日として横浜スタジアムへ横浜vs中日10回戦に行ってきました。
振替日ということもあり、普段であれば人気があってまず取れない、内野最上段にある「スカイバーカウンター」2マスを確保することができました。もちろん、初めてです。
1マス5名のゆったりとしたカウンター席に10ℓのビールサーバーがついて7,100円/人。いつも観戦している内野指定席SSが6,200円で、ビールを1試合8杯は飲んでいるので+5,600円。そう考えるとかなりお得だと言えます。
しかも横浜の先発は、ここまで8勝3敗と一番信頼できる今永投手。ただ、僕は今シーズンの観戦で今永投手の登板は実に4試合中3度目であり、いずれも勝利投手にはなっていません。そう言うと僕が厄病神かのようですが、結果から言うと、この日も残念な結果に終わりました。
対する中日は6連敗の後、破竹の7連勝。2位横浜に1ゲーム差の3位と肉薄しています。その勢いに乗る中日相手に、試合は初回から動きました。一死から大島選手の一塁線へのゴロをロペス選手が好捕しますが、ベースカバーに入った今永投手へのトスがやや高く、内野安打。
続いてアルモンテ選手がセンター前に落ちるヒットで、一死二塁・一塁。アルモンテ選手はこの日4安打の大活躍でした。
さらにはビシエド選手の三塁ゴロを、照明が目に入ったのか、三塁手の宮崎選手が捕れず内野安打。これで一死満塁。
そして5番の阿部選手にライトフェンスぎりぎりの犠牲フライを上げられ、中日が先制します。
一方、中日の先発は今年加入のロメロ投手。ここまで5勝6敗の成績です。
横浜の反撃は3回裏。一死から、本塁打こそ出ていないものの、コンスタントに安打を放っている筒香選手が右中間を破る二塁打で出塁。
すると続くソト選手がセンター前に落ちるヒットで、筒香選手が生還。同点に追いつきます。
試合を決定づけた問題の5回表。先頭のロメロ投手三振の後、平田選手がボテボテのピッチャーゴロでしたが内野安打で出塁。今永投手にとっては不運な当たりでした。
続く大島選手には死球を与え、一死二塁・一塁。
つづくアルモンテ選手の打球はセンターへ。これを中堅手の神里選手が目測を誤り、打球は頭の上を超えてしまいます。記録は二塁打でしたが、事実上のエラーでした。2vs1。
ビシエド選手は満塁策で敬遠。しかし、阿部選手のショートゴロは併殺と思われたのですが、二塁手中井選手が一塁へ悪送球。この間にさらに2点が入ります。4vs1。
とどめは京田選手がレフト前にタイムリーヒット、これで5vs1。以上を見ても分かるように、不運な内野安打、死球、落下点の判断ミス、悪送球。力量差というよりは何となくやられていったという感じです。逆に、こうした見えないミスを逃さないところが、さすが7連勝中の中日というべきでしょう。
それでも横浜は7回裏に反撃。まず先頭の関根選手が四球で出塁。
つづく大和選手は大和選手らしい、右に流すバッティングでライト前へ。
無死二塁・一塁で中日はロメロ投手から谷元投手に交代。
打者は代打乙坂選手。すると、谷元選手が暴投で、走者がそれぞれ進塁。乙坂選手は三振に倒れ、一死三塁・二塁。
ここで筒香選手が一二塁間を破るタイムリーヒット。これで5vs2。
さらにソト選手もタイムリー内野安打。遊撃手の京田選手はよく追いついたのですが、投げられませんでした。5vs3、終盤ながらワンチャンスで追いつける3点差まで迫ります。
しかし、せっかくの反撃の狼煙も直後の8回表に潰えてしまいました。横浜は今永投手から、斎藤投手、櫻井投手と繋ぎ、櫻井投手が8回表先頭の京田選手にヒットを許したところで、四番手の赤間投手が登板。
中日は、堂上選手が送りバントを決め、一死二塁とすると、木下選手が四球を選び二塁・一塁。
代打藤井選手はショートライナーに討ち取り、二死としますが、平田選手にも四球を与え二死満塁。
不要な四球で走者を溜めた挙句、大島選手に一二塁間を破られ、7vs3。自ら流れを手放す、自滅と言ってよい失点。これでは勝てるものも勝てません。
結局、試合はこのまま7vs3で中日の勝利。中日は7連勝とし、横浜と並び2位に浮上しました。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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