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鬼子母神社祭り

2005年10月16日 | Weblog
今日は鬼子母神社に行ってきました。場所は山手線目白駅から徒歩10分強のところ。行く際にまず、目白駅で降り損ないそうになる。目白駅なんて普段降りない駅だし、大して大きくもない駅なので、ついつい。しかし、扉が閉まる2秒前に下車。ぎりぎりセーフ、集合時間に遅れていたので、これ以上のタイムロスはいただけない。

なぜ鬼子母神社に行ったかというと、お祭りが催されていたからである。お祭りなんて、考えてみるとかなり久しぶりかもしれない。いつ以来かな、と過去を振り返るもここ数年の話ではなさそう。いい年してお祭りなんて、と思ったが、いざ会場内に足を踏み入れるとやはりテンションが上がる。

境内には多くの人が集まっている。大半は近所の方だろう。そして、右の写真のようなものを持った人たちが練り歩く。掛け声や、なにやら独特な打楽器を鳴らしながら、ゆっくり行進して行く。ひとたびそれに巻き込まれると、道が狭いゆえ通行が不可能になる。そんなときはただじっと、目の前の行列が過ぎ去るのを待つ。何も急ぐ事はない。独特な、そのリズムに耳を傾ける。待機していると、真後ろの、民家のおじいさんも、打楽器を一緒に鳴らしている。身体的に、行列に加わる事はできないようだが、それでも、懸命に参加。それにきづいた隊列の一部がおじいさんの前でとまり御礼をする。

境内には出店もたくさんでていた。焼きそば、お好み焼き、やきうどん、からあげ、チョコバナナ・・・。定番といえば定番。価格帯は300~500円。ちょっと高めな気がするがここは都内のど真ん中。唯一大判焼きが100円と良心的。あとは、射的やらピッチングやら、当てくじやら。祭り、だなと実感する。

もちろん本殿に行きお賽銭。無宗教はこういうときに便利、ちゃっかりお願いごとを。

それにしても、驚いた。都内にまだこんなお祭りがあったなんて。地域の人が参加し、受け継がれてきたであろう、独特なリズムを奏で、行列をする。東京は、近所づきあいがない、冷たい人が多い、隣にすんでる人が誰かも分からない・・・そんな様子は微塵も感じられなかった。

そして神社を中心としたお祭り。日本に特有な行事であろう。地域を守ってくれる神に感謝し、地元民でその意を祭りの形で表す。地方ではまだまだこういった祭りは健在であろう。そして東京のど真ん中でも。日本の誇るべき文化といっていいだろう。

祭りは22時をまわっても続いていた。

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