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「一緒に卒業しような」~生徒ら1100人追悼ミサ(抜粋)

2005年10月25日 | Weblog
横浜市都筑区の私立サレジオ学院で24日、学校前で乗用車にはねられて亡くなった生徒二人の家族や全校生徒など約1100人が集まり、二人の追悼ミサがあった。会場の壇上には二人の遺影とともに、生徒ひとり一人が折った千羽鶴や二人が熱中した卓球の台も飾られた。生徒らは聖書を朗読したり、聖歌を歌うなどして二人の冥福を祈った。祭服を身にまとった校長は「私たちはかけがえのない二人を失った。でも、事故から何かを学び、悲しみや怒りを乗り越えなければいけない」と述べた。
その後、代表の男子生徒二人が「仲の良かった君が事故に遭ったと知り、すぐに『無事か』と携帯でメールを送ったんだ。天国でメールを見てくれていますか」「楽しいときもつらいときもずっと一緒にいてください。そして、一緒に卒業しような」などと弔辞を読み上げた。会場内には生徒がすすり泣く声が漏れた。
事故後、学校側は心理的ショックを受けた生徒らに外部のカウンセラーなどを呼んで対応しているという。

10月25日付朝日新聞朝刊より。

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