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YCAT(横浜駅東口)~成田空港線

2006年07月13日 | Weblog
表記路線については、明日7月14日から大幅増便&時刻改正されることになっている。

大増便ということで、YCAT発成田空港行きはそれまでの48便から55便、成田空港発YCAT行きは51便から63便運行されることになった。

これによりYCAT発では5:30~7:30まで、成田空港発では16:40~18:30まで10分ヘッドとピーク時間帯の需要に多くの便数で応えている。そのほかの時間帯もおおむね15~20分間隔と頻発しており、これまで最大30分あいていたのに比べると利便性は大幅に向上したことになる。

この路線は2本の運行ルートを持っており、首都高湾岸線が渋滞したときにはアクアラインを経由して、標準所要時間90分の定時性の確保に努めている。

横浜から成田空港へはバスのほかにJRによる運行の成田エクスプレスがあるが、こちらは1時間に1本と本数が少なく、値段もバスの片道3500円(往復利用時片道3150円)に比べ4180円と少々高い。優位に立つのは定時性だが、在来線の横須賀線の線路を利用するため、一たび人身事故でも発生すれば遅延は免れないし、最悪の場合運休となる。バスを選択する人が多いのもうなずける。

今回これだけの大幅な増便が決行されたのはやはりそれだけこの路線に需要があるということだろう。そしてこの需要は安定しており、また増加も見込まれたのだ。最近では成田空港~本厚木駅・田村車庫線が一気に2倍の7.5往復に増便されたのが記憶に新しいが、それでもなかなかこれほどまでの増便も珍しいのではないだろうか。それだけバス会社がこの路線にこめる思いも熱いものがあろう。

横浜在住の自分ももちろん成田空港への道はリムジンバスしかないと思っている。しかし、まだJRを利用する人、マイカーを利用する人など、バスへシフトしそうな潜在需要はまだまだ大きいものと思われる。今後はこの豊富な便数と割安な運賃を積極的にアピールし、さらに多くの人にとってバス利用時の最大の懸念材料である定時性をどう確保し、利用客に信頼してもらえるか、を考えていかなくてはならないだろう。そうすればTCAT(箱崎)~成田空港線のように5分間隔で運行される日もそう遠いことではない。

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