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1月の新年会と、お薦め番組NHK“人体”

2018-01-05 01:31:09 | 日記

◆今年の新年会はYさんからのメールでご案内のように、13日(土)18時~新宿西口の昨年と同じ、日本酒がおいしい蔵元
でもある和風の素敵なお店です。Yさん御用達のお店でもあり、僕もかれこれ4回くらいは寄らせていただいたのではないか
と思います。

いまのところ参加者は8名です。まだ連絡をいただいてない方がいるということですから、さらに増えそうな感じです。
幹事役のYさんは学会かの講師のお役目があるそうで、もしかしたら遅くなっての参加もありなのかもしれません。 
今回の参加者では、
遠い北海道から久しぶりにご参加いただく K さん、お忙しい仕事を幾つも抱えている I さんもご参加です。 

西口改札から直近の場所ですので、そして当日思い立っての参加もありですので、どうぞよろしくお願いいたします。

◆昨年12月16日、上野の東京都美術館で「ゴッホ展」、六本木の新国立美術館で「安藤忠雄展」に寄り、夕方から神田
神保町の専修大学で「『国境を越えて、人権を守る国際人権NGO ヒューマンライツ・ナウ』主催、『今問われるメディアの
独立と報道の自由』」という集会に参加してきました。
ヒューマンライツ・ナウhttp://hrn.or.jp/ 別団体でも前出のナウと密接な関係の ヒューマン・ライツ・ウオッチのwiki

参加した理由の一つは、スピーカーの三人が、このブログにも僕が書かせていただいた東京新聞の望月衣塑子さん、ジャー
ナリストで、TVのコメンテーターもされている青木理さん、朝日新聞の政治部若手記者の南彰さんだったからでした。
そして驚いたのは、あの伊藤詩織さんが参加しされていたのです。

詩織さんの事件のことは今、世界中の新聞を中心に、たくさんのメデイアが紹介してくださっています。オランダ、フランス、ア
メリカ、イギリス、イタリア、……とかこれからも拡散されていくと思うのです。 もちろんその内容は、残念ながら、日本のジャー
ナリズムや政治・行政の後進性を証明するようなことごとになってしまうのだと思います。でもそれが現実なのだから仕方なし
というわけです。ということは、そうした拡散される報道はかなり詳細に亘って、むろん詩織さんの事件を中核として大きなスペ
ースで取り上げられているようです。 

例えば、 http://citizenopinion.jp/2017/12/31/overseas/ このほかにも僕のツイッターにリツイートしておいたの
がいくつかありますけど、要するに、日本の報道の酷さを(忖度まみれで報道をしない、自己規制?)指摘されても仕方ない
わけです。我が国のマスメディアの劣化現象は下記のとおりのようです。もちろんこうした評価は相対評価の側面があるわ
けで、丁寧な検証作業も必要なのだと思います。でも、僕などが見聞し実感するところでも、本当にひどい情況になっている
と思うのです。

「報道の自由度ランク、日本は72位 G7最下位に」 朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASK4V5VV7K4VUHBI02S.html

時間がないのでいろいろな内容について書けませんけど、一つだけその集会で気になったことですが。
望月さんも、青木さんも言われていたことです。
新聞社やTV局には、読者や視聴者から様々な意見が届くのだそうです。とりわけ、望月さんとか青木さんなど体制批判を
それなりにしがちな人に対する、誹謗中傷を旨とした「辞めさせろ、降ろせ」コールは大変多いのだそうです。それで、もしも
その記事やコメントにたいして賛意をもたれることがあったときには、当該新聞社やTV局に何らかの支持的メッセージを特
にメールでして頂くと有り難い。なぜならば、 幹部の人たちをはじめとして、お客さんからのメッセージを気にして目を通すこ
とが多く、いずれにしても関係者皆の、特に当事者の励みにもなるし、闘うエネルギーにもなるのです。と僕の意訳的な表現
ですけど、そのようなことでもありますのでよろしくお願いいたします。ということでした。 

しかし、望月さんのメッセージというよりも、小柄なお体型なのに圧倒的に迫力に富み、面白可笑しくて笑いっぱなしの、しかし
切実な力量感に溢れた発声と共なる、しかし静かで激しい内容のメッセージが印象的でした。(?…意味が…?)
また望月さんの著書『新聞記者』も必読だと思います。僕も読みましたけど、望月さんの人となりと出自・来歴を理解するのに
も必須資料だと思いました。また、新聞記者さんの仕事もいろいろと大変なのだなと言うこともわかりました。

また、会場には新聞労連やメデイアの方も多数参加していました。後、イギリス在住で国連関係の日本人の女性の方が参加
され刺激的な発言をされていました。例えば英国では、望月さんが標準です。ジャーナリスト・新聞記者として、もしも望月さん
の在り方が特異だとしたら、それは日本の基準が間違っている、ということ です。これも意訳ですけど、この語りかけには聞い
ている人達の皆さんが、納得されていたように思いました。イギリスにも問題はたくさんあります。でも、日本と比較したらば遥
かにイギリスのジャーナリズムの世界の方が健全です。と言ったことを適切な表現で厳しく指摘されていたと思います。

それから、集会の終了後には、伊藤詩織さんの前には何人ものひとが列をつくって、ご挨拶を交わしていたのが印象的でした。
また、詩織さんも司会者から促されて発言をしたのですが、詩織さんの佇まいとともにその発言が凛として、僕はとても感じ入
ったことでもありました。そして、物静かな様子の綺麗な方でした。 ああした過激な訴えをされた勇気・力が詩織さんの身体
のどこからでたものか、そうしたことが嘘であるかのように、不思議なほどに静淑な印象を感じさせられたことでした。 

◆下欄の写真は安藤忠雄展で撮った写真で(撮影可は2ヶ所でここはok)、安藤さん設計の建築物では有名な、実物大の
建物「光の教会」です。驚いたのですけど、美術館の敷地の中に本館から通路で繋がって、教会堂が建てられていたわけ
です。 安藤さんにとって、お若い頃に設計した記念碑的で著名な建築物なのだと思います。安藤さんは教会やお寺も複数
設計されていました。 

上野のゴッホ展はかなりではあっても、まあまあと言った込み具合でした。
でも、新国立美術館の安藤展は、とにかく酷い込みようで、ゆっくりとその足跡をたどりたくてもとても無理な状態でした。
若い人たちが圧倒的に多かったですね。学生さんとおぼしき一群があちらこちらに散在して見学をしているのが目につきました。

安藤さんの昔開かれた展覧会は東京駅の駅舎の上か、丸ビルでだったかは判然としない記憶なのです。それで、2度目なのです。
今回の展示内容はとても見ごたえがあってゆっくりと見ることが出来たら良かったのですが、平日でも最終日の2日前だったので
大変な日に行ってしまったというわけでした。でも、案内の方に聞いたら普段でも込んでいますよ、ということでした。
ご存知のように、安藤さんは全身をガンに侵されてから摘出手術をくり返して、奇跡的に生き残ってお元気に活躍されているのです。
その辺のことと、展覧会のことを取材した雑誌の記事がありましたのでリンクを張っておきます。
  「建築家・安藤忠雄氏 がんから生還し「何があっても凹まない」

ここまで書いたところで、明日は午前中の早めに用事があるのでオネムとさせていただきます。

◆NHKの総合放送で放映されている”人体”シリーズは、必見ですね。

現在までの放映は、プロローグ、第1集、第2集、の3回です。
もしも、見逃した方は、この1月6日から再放送されます。ぜひご覧ください。総合司会はタモリと山中伸弥教授。
もちろん、山中教授が監修されたにしても絶対に間違いがない、ということでは全くないはずです。
とにかく、僕は見て面白かったです。もちろん、もう一度ビデオ視聴をするのでが、何回見てもすぐに忘れてしまいそうです。
それから、番組の内容は最新の研究成果ばかりではないと思いますけど、もしご覧になったら、ご感想をぜひ。

とりあえず、1月6日(土)22時30分から30分は総括編のような、「タモリ×山中伸弥」
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92602/2602039/index.html

このサイトの下の方の欄に、放映予定が紹介されています。過去、プロローグ~第2集まで3回分も再放送されます。

1月6日午前10時05分~、第1集 「腎臓が寿命を決める」 
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586928/index.html

1月7日午前0時05分~ プロローグ「臓器たちは”会話”している」
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586927/index.html

このサイトは何回目のかは分からなくなりました。時間がないのでよろしくお願いいたします。
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170930

2時半になってしまった