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「冬の図書館」ありがとうございます

2018-01-10 15:02:02 | 日記

企画展『冬の図書館 bibliotheca hiberna 』をご紹介いただいて有り難うございます。
先ほど、昨日投稿した僕の記事を修正しているときに、t さんの投稿記事に気が付きました。

さっそく「冬の図書館」を検索させていただきました。

この企画展「冬の図書館」の会場は、目白駅から2分の場所で、目白通りに面したビルの1階みたいですね。
また「冬の図書館」は柄澤さんが企画・立案され、国立市の「WATERMARK」という美術・工芸一般の企画施工や画廊経営をされて
いる会社とのコラボによる展覧会なのでしょうか。

『冬の図書館 bibliotheca hiberna』の意味が分からなかったのですけど、柄澤さんのこの企画展によせたメッセージがご案内頂いた
サイトの下の方に書かれていたので、それを読んでなんとなくわかるような理解できないような感じです。僕にとってはほんとうに難しい
文章でもあります。

それから、『冬の図書館 bibliotheca hiberna 』の横文字の部分をググりましたら(グーグルでの検索をググルというらしいのですけど
、グーグルとしてはやめて欲しいのだとか…)、直訳だと、ラテン語で「ライブラリ冬眠」ということらしいのです。図書館の冬眠?なんだか、
冬休みが長かった当地の図書館を連想してしまいます。 bibliothecaは英語だと、蔵書とか図書目録という意味らしいのです。が?

それから、この企画展には長島充さんの作品も展示されています。
また、ご案内頂いた企画展のサイトには「企画協力: 岩切裕子・WATERMARK」と書かれていたので、検索してみたのです。そうしたら、
この岩切さんの木版画(後記URL)がなにかいいですね。 http://www.tamabi.ac.jp/hanga/en/works/img/iwakiri_info.pdf

このサイトの写真ではその良さがよく分からないので、実物の作品を直接見たくなりました。もちろん、柄澤さんの実作品もです。


柄澤 齊 「死と変容 II-10 洪水A]1990年 技法木口木版画 (Woodblock)サイズ25.4×20.4(I)
(グーグルの画像検索でヒットした、ある展覧会のときの作品の写真だと思います。フリーなのだと思いますので)

この版画は昨年、僕が図書館から借りた柄澤さんの大部の版画集にも収録されていました。
柄澤さんの版画と文章は、僕にはほんとうに難しいのです。
柄澤さんはそのサイト(t さんにご案内頂いたURL)のメッセージの中の最後に、下記のように記されていました。
「……涙した本、鼓舞してくれた本。傷んだ本、触れがたい本、奉げられる本・・・・・・。分身たちはあらたな衣装をまとい、まなざしを待ちなが
ら約束の書架に集う。その書架の名を《冬の図書館》。」 と。

これを読んでみると、「冬の図書館」というのは書架の名前なのですね。図書館の名称だとしたらよく分からなくても、これなら何となくわかる
感じがします。しかし、冬季の図書館はどこの図書館でも暖房が効いていて暖かいのです。でも柄澤さんの希望する図書館の書架というの
は、冬季の暖かさや夏季の季節の渦中にあっても「冬の図書館」という名前のわけです。

つまり、いつであっても、ともかくも「冬の図書館」だということは、そこに並べられている書物たちにとっては、ひとしおの寒さが身に沁みると
いうことになる、というわけなのでしょうか。柄澤さんは、その書架に集う本は「涙した本、鼓舞してくれた本。傷んだ本……」とも書かれています。
「冬の図書館」に相応しい本たちでしかなさそうに思います。ベストセラーにランク入りするような、世間的にもてはやされるような種類の本たち
とは、まったく異なる視点とか価値に根差された本たちのような気がするわけです。

そしてまた、「まなざしを待ちながら約束の書架に集う」とあります。まなざしを待ちながら、約束の書架に集う、のだと。
しかし、誰のまなざしを待つのか。誰との約束なのでしょうか。その誰と言うのは仲間たちなのか、それとも……。
そして、あらたな衣装をまとい、とも。あらたな衣装とは、気もちをあらたにするということ、また新たな決意をもって、とか。
約束とは、かって自身に課した初心、発心、初願、なのか、それとも……。
……だんだんさらに分からなくなってきます、また後で読み直してみます。 

しかし、僕は今その書架の前に佇んでみたくなってきたのです。「冬の図書館」という名前は、「冬の書架」、「冬に読む本」「冬について」とか、
ではなく、「図書館」のわけです。そこでは、柄澤さんごじしんのおもいきりの何かが込められているのではないかと。生涯とか家族とか、世界
や理念とか、失敗や成功とか、生誕と生や死、とか。またたとえば、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」が「晴レニモマケヅ」ではありえないわけです。
だから、「冬の図書館」が「夏の図書館」であるはずがない、などともうそうをふくらませてゆくのですが……。 

この企画展は、新年会の開かれる13日に 拝見させていただくことにします。
とにかく、ちょうどベストなタイミングのご案内で、ありがとうございました。
13日、Dさん、企画展もよろしくお願いいたします。

 


新年会よろしくお願いいたします

2018-01-10 00:19:44 | 日記

  
  京都 臨済宗妙心寺派大本山妙心寺塔頭 退蔵院さんのお庭です。掲載許可をいただいてます。

◆今年の新年会はYさんからのメールでご案内のように、13日(土)18時~新宿西口の昨年と同じ、日本酒がおいしい蔵元
でもある和風の素敵なお店です。Yさん御用達のお店でもあり、僕もかれこれ4回くらいは寄らせていただいたのではないか
と思います。と、前回の投稿のコピペです。

その後、Yさんからのご連絡では2名の方の申込みがあり、合計10名となりました。
やはり、参加者は少ないよりも多いほうが賑やかな新年会になるので嬉しいです。と言っても僕のせいではなくYさんのお陰
様であるわけです。先ほどの天気予報では、当日は少し寒くなるとのことです。体調に気をつけていただいて、元気にお会い
できますよう、よろしくお願いいたします。といっても、“後期”が迫りつつある僕の問題でしかないのは明らかなのですが。
いずれにしても、 昨年24日の投稿でご紹介したラテン語の、“Carpe diem!”“今を楽しもう!”なのだと思います。

◆下欄のURLは頂き物の動物動画です。久しぶりのアップですけど、リツイートがどこのツイッターからか分からなくなりました。
可能性が高いのは内田樹さんかなと思ってアクセスしてみたのですが?でした。まあ、リツイート フリーでいただいた物ですか
ら、信義則違反ではありません。 

まずは、お時間がある方にはぜひご覧いただけたらと思います。
ツイッターの、どちらかと言うと堅苦しい言葉が続く活字帯の砂漠の中で、突然オアシスに遭遇した様な感じなのです。
(見終わった後は、画面を元に戻す、そのサイトを削除するという作業が必要みたいです)

https://twitter.com/Thanksnagi/status/949025649255002113 

信じられない情景です。本当にこうした場面と言うのはあるのでしょうか?

それにしても、同じような優しさは、粗野な人間の僕にはとても無理なことです。
(誰かさんはこのような場面を目にされたことがあるのでしょうか) 

しかし、次なるこの情景はまた、なんともなのです。ともかくご覧ください。

https://twitter.com/oynaoto/status/858249762927030272 

なんともかんとも、であります。ワンチャンなどと気安く呼べない、お犬様と言われた徳川時代もあったそうです。
そうした時代だったら、こうした情景などはとんでもないことで、獄門打ち首は間違いない罪科であるわけです。 
それにしてもこのワンチャンは、愛すべきお犬柄なのではないか、と感じ入る次第なのですが。 

以上、お騒がせしましてすみません。そうした動物たちの情景はよく見かけられることなのかもしれません。
しかし、そうしたことよりも、最近この世界で生じていることで格別不思議なこと、見たくもないことは、トランプ大統領の
危うい精神の在りかたであったり、金正恩元帥・委員長による連続・無差別殺戮であったり、また我が国の首相
による政治の私物化であったりします。そして、そうした首相の下で右へ倣いをする政治家や官僚たちが存在します。

下欄の4頭の熊たちの、何かに惹きつけられて驚いたような表情と仕草は、何か“ほんとうのこと”を見てしまった
らしい様子に違いないと思うのです。この熊たちに負けないように、僕も何かを、“ほんとうのこと”を、しっかりと見
いだしていきたいと思うのです。そしてこのじぶんというじこ欺瞞にみちあふれた度しがたいなにかをもなのですが。
 おやすみなさい