今日は宇宙人を見た。
宇宙人は総理大臣のように立派な空気を持っていて
僕と同じ緑色の血を流した。
宇宙人はとても立派な偽善者だった。
宇宙人は僕を愛していると言った。
僕はありがとうと言って、
心からの笑顔で彼を迎え、
彼の全てを愛した。
でも、何が足りなかったんだろう?
やっぱりヤツラの言うとうり、
僕は我慢が足りなかったのかな?
こんなにも僕は偽善者だったのに、
こんなにも僕の血は緑色なのに、
こんなにも僕の表情は変わらないのに、
それでも彼と一つになれなかった。
彼のガラクタのような強い身体を喰って
僕はもう少し前へと進んでみることにした。
今日は強くなれなかったけど、
彼と僕は無理矢理一つになれた。
良かった良かった。
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