嘘の吐き方(うそのつきかた)
人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。
 



眠る森の泉で

開かれた別世界で

水面に波打つ響きだけが

おかえり、おかえり、と言うけれど

お菓子の家もお婆さんもそこには居なくて

私はただ素足を浸して

水の波紋と話をするけれど

たくさんの景色たちが通り過ぎて

ガラスの季節はいつも壊れ続けて

落ちてくる水滴だけがビー玉のような気がして

ゆっくり顔を見上げれば

空はドームのように悲しんでいる

儚い雫の水音が

ただひたすらに ひたすらに

誰にも届かず、塩味を奏でるだけ


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