どんな事だって言える
なんだって書ける
嘘もホントも関係ない
思ったことは全てここに書ける
それでも書けないものはある
まだ、言葉になっていないおもい。
吐き出す前に奪われた重力の歪みのようなおもい。
無限に立てられた扉の、
最後にうちすてられた最初の1ページ
書くことは、できる気がする
けれど。
かけば全てが決壊する
そんな想いが充満していて
僕はその押し入れを開けるのが怖くて
爆発するのが怖いんじゃなくて
目の前から全て零れ落ちることがわかっている雫だから
逆浸透膜濾過した嘘だけを
鉄の体にぽたぽた垂らす
透明な水だけが飲みたい
どんな汚れも洗い流すことができる
透明な水だけが、僕を潤す。
明日も明後日も要らない
今が1秒以内に壊れてもいい
100%の純水が欲しい
誰も知らなくていい
体が壊れてもいい
君が死んでもいい
透明な色の永遠の中で 僕は死に続ける
口から心臓を、吐き出すように。
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