嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

あくびが出るほど長い文章を見つめて。

2008年08月03日 11時48分47秒 | 再考
>「未成熟な人間の特徴は、理想のために高貴なる死を選ぼうとする点にある。それに反して、成熟した人間の特徴は理想のために卑小な生を選ぼうとする点にある。」
というヴィルヘルム・シュテーケルの言葉があります。

攻殻機動隊のTVシリーズ(笑い男事件)にも出てくる引用文ですので
知っている方もいるかもしれません。

僕はついさっきまで、この文章を誤解していました。
成熟した人間は、理想よりも現実を、
卑小な生を選ぶことで理想を捨てるのかと思っていましたが、
「理想のために」→「卑小な生を選ぶ」という風に繋がっていたのですね。
この世界に子供を託すという行為と、繋がっているのかもしれません。

今、悩んでいる問題が解決したら、僕は少しだけ大人に近づくのかもしれない。
それと同時に、今度はもっと新しい、重い苦しい問題を背負うのだと思う。
それをわくわくする出来事だと受け止めるか、
どよどよとつらい出来事だと怯えるかで、
僕の出す答えは違って来るのかもしれない。

心構えを、もう少し前向きに改善したいと思う。
流されていく日常の中で、せっっかく自分を振り返っているのだから、
その振り返って悩んだ時間は、自分を改善する時間にあてていきたい。

未成熟であることだけを見て自分を恥ずかしいとは思わないけれど、
人と話せなくなっていく自分を見つめるのは恥ずかしい。
もう少し、もう少しだけ力を振り絞って前にでよう。
あと一歩、あと一歩だけ前に出れば、毎日の繰り返しで、
少しずつ進んでいく。

心にブレーキをかけ続けて鳴いている時代が終わっていく。
僕が泣くときの涙は、誰かのために使いたい。

そう、感じて進んだ。