おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

2009年3月24日(火)の農園②

2009年04月30日 07時36分14秒 | 
 さて、この緑の葉っぱ葉なんでしょう?
 
 そう、ゴボウの葉っぱなんです。去年の5月に種を直播きし、11月頃から収穫できたんですが、時間がなく、しかも寒くて外での作業が捗らず、冬を越し、現在に至っています。葉っぱは霜が降りて全て枯れていたのですが、暖かくなるにつれて緑色に再生しました。この生命力にはビックリだし、四季の移り変わりを実感しました。

 

 そして、ゴボウは1mほど穴を掘って、収穫します。大規模栽培をしている農家ではユンボなどを使用して一気に収穫してしまうみたいですが、僕のような小さい規模の農家はそうはいきません。先が鋭く、細長いゴボウ専用のスコップを使用して穴を堀り、ある程度の深さを掘ることができたら、次は小さなスコップで丁寧に、遺跡を発掘するように土を削って収穫します。本当に根気のいる作業で、疲れます。が、冬に体を動かし、温まる仕事を与えてくれる日本農業は本当に良くできているな~と感心します。まさしく、大地との格闘とはゴボウ堀りのためにあるような言葉です。



 これが収穫したゴボウです。2時間ぐらいかかりました。太いのもあれば、細いのもあり、二股、三股、四股、それ以上のものもあり、色んな形のゴボウが収穫できました。途中で折ってしまったり、傷つけたりしてしまい、きれいに収穫するのがなかなか難しいですが、主には自給用なのでこれで大丈夫。味も抜群です。


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