おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

もぐらが動き回る。

2011年08月29日 20時45分24秒 | 
 今日は暑い一日でした。チンゲン菜や小カブ、赤カブ、玉ねぎの種をまきました。あとは、大根、葉ものの中耕除草、玉ねぎ用のマルチを敷いたり。

 1回目の種まきをした人参は順調です。

    

 明日、間引きをします。ただ、2回目に種まきをしたのは、発芽が悪い。種は同じなのに、色々なタイミングや相性ですかね。このままにしておきましょう。

 秋冬野菜の種まきをしたところしたところ、順次、もぐらに入られています。年中、入られていますが、なんだか種まいたところから入ってきます。

 ほんと、どうしたものか。人の血管のようにボコボコに土が浮き上がってます。しかも種まいたとこなんですよね。浮き上がってしまうと、枯れちゃいます。大根も一部枯れているのもあり、ちょうどいい間引きと思えば、悪くはないですが。

    

 なので、家にあった超音波のもぐら除けを埋めてみました。これ以上、荒らさないでおくれ。

 もぐらの生態でも調べてみましょうかね。

 井上雅央・秋山雅世 監修『シリーズ鳥獣害を考える5 モグラがトンネルをほるとどうなるの?』農文協、2011年
 http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_54010263/

 というのがあるそうです。

食と農で世直し!

2011年08月26日 20時40分39秒 | 有機農業
 僕も会員で関わっていますアジア太平洋資料センター(PARC)で食と農の分野の活動家を育てる新しい講座が始まります。主催はパルシステムで、企画運営がPARCです。受講料もお安く設定されていますので、ご関心のある方はぜひ受講してください。
 
 先日、ふらっとPARCの事務所に寄り、ぜひ色んな人に宣伝してくださいとのことなので、転送、転載も歓迎です。

//////転送・転載歓迎//////////
社会にモノ言うはじめの一歩 活動家一丁あがり!

食と農で世直し!
http://www.parc-jp.org/freeschool/2011/kouza/kouza_icchoopal.html

「食や農が大好き」「日本の農業を守りたい」というあなた、
エコ・ロハスをきっかけに「もっと自分で動いてみたい・・」というあなた!

はじめの一歩、動き出してみませんか?

食と農にかかわりながら、社会をよりよくする方法はたくさんあります。
就農する、生産者と消費者をつなぐ、環境や食に取り組むNPO・NGOとして制度や政策に働きかける、イベントや講演会で日本の食や農の現状を広く市民に訴えかける・・・。

今、具体的に「こうやって農業を盛り上げよう」「この仕事で世直ししよう」というアイデアがある人はもちろん、ない人も歓迎です。これから、同じ思いを持った仲間と一緒に考えていきましょう!

この講座では、生産者と消費者の橋渡しを長年行ってきた生活協同組合のパルシステムのプロデュースにより、農に関心のある若者が日本の食と農の現実と課題を知り、「食と農で世直し!」をテーマに、多様なチャンネルから自分に何ができるのかを考え、将来を担う若者の視点で農業の意義や課題を社会に発信していける活動家となることを目指します。各講座を通してグループごとに「世直しプラン」を作成し、卒業イベントで社会に向けて発表します。




「食と農で世直し!」

講座概要
●対象:「食と農で世直し」に関心のある20-30代の若者。
●募集人数:30名
●受講料: 3,000円(全6回) 

【講座スケジュール(予定。講演タイトルは仮題。)】

2011年10月~2012年2月/場所:主にパルシステム連合会東新宿本部

10/20(木)19:00-21:30
オリエンテーション&トークセッション「食と農を軸にした世直し例の紹介・提案」
「食と農で世直し」ってどんなこと?各地の実践例を交えて話します。
初回挨拶:山本信司(パルシステム連合会理事長)、 湯浅誠(活動家一丁あがり実行委員会・反貧困ネットワーク事務局長)
トークセッション:大江正章(PARC代表理事・コモンズ代表)、 高橋宏通(パルシステム連合会産直推進部長)

10/29-30(土日)1泊2日 合宿@千葉県旭市
生産者に話を聞こう!若者の世直し当事者に話を聞こう!そして一緒に考えよう!
旭市海上で産直事業拡大、生産者・消費者交流、地域活性化に取り組む産地を訪れ、その思いを聞きます。また、実際に就農した若者やNPOで活躍する若者を呼んで交流し、「問題は何なのか」を一緒に考えましょう。農作業体験もお楽しみに。
石毛正敏(うなかみの大地代表取締役社長)・ほか

11/17(木)19:00-21:30 講義「生き方と農~半農半X~」+世直しプラン作り
食・農とともに生きることは、生き方、暮し方を見直すきっかけにも。「半農半X」のコンセプトで、X(天職)と農ある小さな暮らしを提唱する塩見さんにお話しいただきます。また、いよいよグループワークで「世直しプラン」の作成にとりかかります。
塩見直紀(半農半X研究所代表)

12/15(木)19:00-21:30 講義「食から農の課題を解決~消費者運動の軌跡~」+世直しプラン練り直し
一人ひとりの消費者が食卓の安全安心を求めて動いてきた、その軌跡を話します。

1/12(木)19:00-21:30 世直しプラン最終まとめ&模擬発表と見直し
卒業イベントに向けて、プラン作成も終盤を迎えます!様々な立場の活動家からアドバイスを受けながら、仕上げていきましょう。

2/4(土)午後時間未定 卒業イベント
第1部:「食と農でどう世直しするか」パネルディスカッション
第2部:受講生のプラン発表
いよいよ最終回は、「食と農で世直し」をテーマにパネラーを招いての卒業イベントを開催します。このイベントはみなさんがつくったプランの発表会でもあります。専門家やマスコミ、行政など、たくさんの人を集めて発信しましょう!


※スケジュール・内容は変更の可能性があります。
※合宿は宿泊・食費(4,000円程度を予定)+交通費が別途かかります。


●お申し込み方法

◇下記の項目をご記載の上、PARC事務局まで郵送・FAX・Eメールでお送りいただいてもOKです。

◇締切日:2011年9月30日(金)(必着)※メール・FAX・郵送いずれも可

----------------
名前(ふりがな)
性別
生年月日
電話
携帯電話
FAX
ご住所
メールアドレス
----------------
(1)この講座をどこで知りましたか?
□Twitter→誰の?(    ) □メーリングリスト、メールニュース→何の?(    ) □知人・友人から □検索で→何のキーワードで?(    ) □チラシで→どこでもらいましたか?(     ) □その他→(        )

(2)パルシステムを利用したことがありますか(現在・過去どちらでも)?
□ある / □ない → 名前は知っていましたか? □はい / □いいえ

(3)PARCの会員ですか?
□はい / □いいえ

(4)PARC自由学校を受講した事がありますか?
□ある → どの講座ですか?(年:  クラス名:     )/ □ない 

(5)農の分野で関心のある領域(複数回答可)
□新規就農 □有機農業や自然農法 □地産地消 □地域おこし □スローライフ・田舎暮らし □食の安全 □企業型農業 □環境や農業のNPO・NGO □フェアトレード □農作物の輸出入と市場開放 □放射能汚染 □その他( )

(6)これまで食と農について感じてきたことや考えてきたこと、行動してきたことがあれば教えてください(どんなことでも)。
(自由に記述してください)

(7)もし現時点で今後やりたいこと(食と農で世直しに関わること)がありましたらお書きください。
(自由に記述してください)


【お申込み・お問い合わせ】
アジア太平洋資料センター(PARC)
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル
Tel:03-5209-3455 Fax:03-5209-3453 e-mail:office@parc-jp.org

主催:パルシステム生活協同組合連合会
協力:パルシステム東京労働組合

企画・運営:特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC)
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
Tel: 03-5209-3455 Fax: 03-5209-3453
E-mail: office@parc-jp.org http://www.parc-jp.org...

雨が降りますね。

2011年08月26日 20時16分59秒 | 
 久々の更新になりました。青春18切符を利用して帰省しました。

 今日は雨が降ったりやんだり。午前中に収穫を済まし、友人に送るボックスの準備をしましたが、作業はまったくできず。今年はこれで涼しくなって秋になってしまう感じです。

    

 夏野菜が苦手なうちの畑。夏野菜と言われる代表的なものが少ない。。。
 
 全部で10種類くらいでしょうか。年中変わらず、緑ものが多いですね。ま、これでいいでしょう。

 畑を見ると、先週播いた大根、白菜、みず菜、からし菜などなど、芽を順調に出していました。今回の帰省で、小カブやチンゲン菜、ホウレンソウ、小松菜の種まき、玉ねぎのマルチを敷きたいと思っています。明日、晴れるそうなので、日曜日から作業できますかね。

 明日は信州大学でお勉強です。これも楽しみです。

 1つ1つ頼まれごとをこなしていますが、9月に入ると調査や学会でいつもと同じく忙しい日々がやってきます。できる限り畑に出れるようにしたいと思う日々です。

お盆だから帰省。

2011年08月13日 19時06分56秒 | 
 昨日は、久々に白金・明学近くまで行き、高級感漂う街中にある居酒屋でおいしいお酒をいただきました。京料理、本当においしかったです。前期の仕事納めみたいな感じですね。今日は長野に帰省。青春18切符でゆっくり本を読みながらゆらゆらと揺られながら。やっぱり結構混んでましたね。ま、墓参りに間に合って良かったです。

 畑を少し見に行ったら、生ゴミ堆肥、いや、堆肥ではなく置き場から出たカボチャが元気です。畑で一番元気な感じで、なんだか悔しい。ニラを脅かしそうです。

    

 人参もよく芽が出揃いました。また除草ですね。

    

 ちょっと早めにまいてみた大根も芽を出しています。虫にやられないかな。そして土が乾いて、割れています。ここ2、3日は雨が降っていない模様。今日は夕方に少し降りました。

    

 もう一度まいたインゲンも芽を出しました。

     

 うちのゴーヤはまだこんな感じです。直まきで、本当にゆっくりゆっくり育っていますが、きちんと実をつけてくれるかしら。スタートダッシュが遅いからな。だけど、直まきでできれば、これは大収穫です。

    

 おまけに、鳥取県智頭から持ち帰った山椒。1本だけ根付きました。山椒は根付くのが難しいそうで、これを大切に育てていきたいもの。なんか隣にアスパラみたいなものもあるな。
 
    

 明日から畑です。 

シンポジウム 脱原発社会は可能だ(9月23日)

2011年08月07日 18時52分32秒 | 原発
【以下、転載・転送歓迎!】

******************************
★シンポジウム 脱原発社会は可能だ
http://www.parc-jp.org/freeschool/event/110923.html

3.11以降、日本人にとって最大の関心事は、原発とエネルギー問題です。7月の朝日新聞の世論調査では、「脱原発」に賛成の人が77%を占め、その半分以上が10年以内に止めることを支持しています。世論は大きく変わったと言えるでしょう。しかし、政府や経済界の大半は、いまだに原発の稼働に固執し、成長信仰から抜け出せていません。本シンポジウムでは、まず小出裕章さんに福島第一原発の現状と収束の見通しについてお話しいただいたうえで、脱原発社会・脱成長社会をどう創っていくかについて、それぞれの立場から議論したいと思います。
なお、本シンポジウムは、7月に刊行された『脱原発社会を創る30人の提言』(池澤夏樹・坂本龍一・池上彰ほか)の出版記念を兼ねたものです。

■日時:2011年9月23日(祝・金)13:30~17:00(開場13:00)

■会場:法政大学富士見キャンパス・ボアソナードタワー26階スカイホール
    〒102-8160 千代田区富士見2-17-1
    地下鉄・JR 飯田橋あるいは市ヶ谷駅 徒歩10分
    地図:http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html

■参加費:800円(定員180名・予約優先)

■お申込み方法:電話・FAX・メールなどであらかじめお申込みください。
 ウェブからの申し込み:
 http://www.parc-jp.org/freeschool/other/form08.html

■プログラム(予定)
▽13:35~15:00
 ●講演 福島原発はいまどうなっているのか
     小出裕章さん(京都大学原子炉実験所助教)

▽15:15~17:00
 ●パネルディスカッション 脱原発社会をどう創るか
     吉原毅さん(城南信用金庫理事長)
     纐纈あやさん(映画監督)
     明峯哲夫さん(農業生物学研究室主宰)
     小出裕章さん(京都大学原子炉実験所助教)
     コーディネーター 大江正章さん(コモンズ代表)

■パネリスト紹介 
●小出裕章さん
1949年、東京都生まれ。東北大学工学部原子核工学科卒業後、同大学院修了。1974年から京都大学原子炉実験所助手(現在は助教)。愛媛県の伊方原発訴訟では住民側証人をした。著書に、『原発のウソ』(扶桑社新書、2011年)、『放射能汚染の現実を超えて』(河出書房新社、2011年)、『隠される原子力 核の真実』(創史社、2011年)など。

●吉原毅さん
1955年、東京都生まれ。1977年、慶應義塾大学経済学部を卒業し、城南信用金庫に入庫。懸賞金付き定期預金など新商品の開発や広報などに従事する。企画部長、常務理事・市場本部長などを経て、2010年より理事長。

●明峯哲夫さん
1946年、埼玉県生まれ。北海道大学大学院農学研究科博士課程中退。消費者自給農場「たまごの会」の創設運動に参加して以来、一貫して自給にこだわり続けるとともに、人間と環境、人間と生物のあるべき関係について考察してきた。著書に、『ぼく達は、なぜ街で耕すか』(風涛社、1990年)、『都市の再生と農の力』(学陽書房、1993年)、『街人たちの楽農宣言』(編著、コモンズ、1996年)。

●纐纈あやさん
1974年、東京都生まれ。自由学園卒業。2001年ポレポレタイムス社に入社し、映画『アレクセイと泉』(2002年)の製作・配給・宣伝に携わる。映画『ナミイと唄えば』(2006年)のプロデューサーを経て、フリーに。『祝(ほうり)の島』(2010年)は監督としての最初の作品。

〈共催〉
アジア太平洋資料センター
コモンズ
法政大学ボアソナード記念現代法研究所

【お申込み・お問合せ】
アジア太平洋資料センター(PARC)
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11東洋ビル3F
TEL:03-5209-3450 FAX:03-5209-3453
E-mail:office@parc-jp.org 
http://www.parc-jp.org
Twitter:http://twitter.com/parc_jp