おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

放射能汚染と有機農業 ~放射能の基礎知識と対策に関して (7月2日)

2011年06月29日 23時44分01秒 | 有機農業
 僕も会員で所属しています有機農業学会で勉強会を開催します。関心のある方はぜひご参加ください。僕も参加する予定ですし、本の売り子もしています。

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放射能汚染と有機農業 ~放射能の基礎知識と対策に関して

http://wwwsoc.nii.ac.jp/yuki/

日時:7月2日(土)14:00-17:00
会場:立教大学池袋キャンパス 10号館1階 X103教室
参加費: 会員無料、 非会員1,000円

※ 事前の申し込みは必要ありません。
  ただし、テーマ研究会の性質上、マスメディアの取材はご遠慮ください。

 開催趣旨:3月11日の東日本大震災に端を発した福島原発からの放射能漏れはいまだ収束をみないまま,各方面で被害が広がっています。特に「循環」を基本技術としている有機農業においては,人体への影響もさることながら,土壌や堆肥材料への放射性物質の蓄積は深刻な問題です。そこで,放射性物質の環境中の動態についての知見を深めるとともに,今後,放射能に汚染された農地や環境をどのように除染したらよいかの議論を深めます。

講師等(氏名,所属):
 吉田 聡 氏(独立行政法人 放射線医学総合研究所 放射線防護研究センター)
  演題:「環境中の放射性物質とその影響」
 野中昌法 氏(新潟大学農学部)
  演題:「土壌中における放射性物質の動態」 
 木村園子ドロテア 氏(東京農工大農学府)
  演題:「有機農業における物質循環系に及ぼす放射性物質の影響」 
 長谷川 浩 氏(福島県有機農業ネットワーク)  報告:「被災地の有機農業の現場から」


講義のレジュメ作成終了。

2011年06月27日 19時44分01秒 | 雑感
 以前も書きましたが、明日、母校である明治学院大学国際学部でお話させていただきます。1年生向けの「平和研究」という授業で、100名くらいです。国際学部で農学部ではないので、昨年同様、どのような話をすればいいのか迷います。昨年は、有機農業やそれに付随する環境を守る農業のあり方や取り組み事例の紹介などをしましたが、今回はほとんどが1年生のようなので、僕自身がなぜ有機農業に関わるようになったのかを生い立ちも含めて具体的な話をして、その後、自らの実践も含め、どのように農業・農村と関わっていけるのかという話に徐々にシフトしていこうかと思っています。

 『<支え合い>から始まる「農」の再生』なんて生意気なタイトルを付けてしまいましたが、レジュメも6ページにまとめ、それと新聞記事1枚を用意しました。半農半Xや有機農業、直売活動など何かヒントになればいいですし、気になるキーワードが1つでも見つけてもらえたらうれしいですね。

 母校に行けるという楽しみもあり、なにやら僕ら国際学部生がいた八号館や喫茶がだいぶ変わっているという情報もあり、勝俣先生からは、「腰抜かして、失神しないようにね」と言われましたが、どんだけ変わっているのでしょうか。これも楽しみです。授業後は、何やら学生たちがカレーを作ってくれるという話です。これもまた楽しみです。

 

6月24日作業メモ。

2011年06月25日 06時02分55秒 | 
 サツマイモは、根付いたものは7割くらいです。カインズに行ったら、まだサツマ苗が売られていたので、40本近く購入し、補植しました。今も苗が売っているのに驚きですが、根も出ていて、太く良い状態の苗でした。

 子安三寸人参、小松菜の直まき。マクワウリの定植をし、葉物を大量に間引きしました。間引き作業をしながら、徐々に大きくしていきますが、この間引き菜が柔らかくておいしい。

 ニンニクももうそろそろ収穫時かもしれません。雨が降ったのでできませんでしたが、次回帰省したときにでも収穫しましょうか。今年は、大量だと思います。

     

 ピヨーンと伸びたニンニクの芽を摘み取り、豚肉と一緒に炒めて食べました。うまい。

     

 ゴボウが、クリスマスツリーのように、元気に伸びてしまっています。いったん、これは草払い機で倒しましたが、なんだかこの元気さには圧倒されます。
     
     

 今日は、地区のボランティア委員会でJA女性部による料理講習会があったらしく、母親はその担当をしているので、うちからもチンゲン菜とルッコラ、ニラを持っていきました。

     

     

 それらは、スープや餃子にしたらしいですが、塩尻はワインが名産で、これは、ワインで炊いたご飯と豆の酢飯のようです。持って帰ってきてくれましたが、ワイン風味の新しい味です。JA女性部で開発したようで、小学校やイベントなどで頼まれれば、出したり、売ったりしているそうです。
 

 

 

6月23日作業メモ。

2011年06月25日 05時40分17秒 | 
 22日(水)に帰省しました。梅雨なので、2日間とも曇り空が多く、雨が降ったり、止んだりでした。そんなに暑いわけではなかったので、作業しやすかったですが、東京や埼玉はものすごく暑かったようです。今年も猛暑でしょうか。

 ジャガイモの土寄せ(2回目)と芽かきです。

    

    

 ダンシャクは、どうも成長が遅いような気がします。夜が例年よりも涼しいので、という理由付けをしたいですが、どんな感じのなるでしょうか。うちのジャガイモは、毎年、葉はそんなに成長しないので、いつも通りと言えば、いつも通りですが。

    

    

 メークインやキタアカリは、まあまあでしょうか。今年も芽かきはあまりしないように、2~3本くらいになるように細かく切り分けた種芋を植えつけたので、そんなに重労働ではなかったです。3本くらいで統一しました。

 周りを見ても、あまり芽かきしているように見えないのですが、あまりこういう作業しないんでしょうかね。

 あとは、まだまだ成長段階にあるサツマイモ、ズッキー二、インゲン、ゴーヤ、オクラなど一通り、最低限の除草です。

 ズッキーニは、直まきしたもののほうが元気に育っています。どうも苗を育てて定植したものは、鈍いですね。

     

 まだまだ小さいです。スタートダッシュはないですが、徐々に徐々にという感じです。隣の家のズッキーニは例年通り、ものすごく巨大です。比べると恥ずかしい。。。

 直まきゴーヤもぼちぼち成長しています。

     

 こちらはただの雑草に見えますが、よく見ると、オクラが発芽しています。どこにあるのか地面を凝視してしまいます。

     

 おまけに、ネギ収穫後に1列だけ種をまいた春大根は草の中で育っています。
 
     



 

新田集落からいただいたもの。

2011年06月20日 07時01分50秒 | 
 忙しい週末でした。金曜日は畑、土曜日は信大での直売所・加工のセミナーに出て、そのまま帰省し、日曜日は朝から夕方まで、7時間におよぶ有機農業技術会議・原論研究会でした。体動かしたり、頭を働かせたりとある意味バランスが取れている生活かもしれません。

 原論研では、目からうろこというか、僕は社会科学の人間なので、自然科学のことを全て理解できているというわけではないですが、その内容が近代農学に対して限界をつきつけていることは間違いありません。次は8月の合宿です。この事務局はやりがいがあります。早くテープおこしをしなければ。

 さて、鳥取県智頭町新田から持たせてもらったギボウシが芽を出し、葉をつけ始めています。

    

     

 ここからどう大きくなり、増えていくんでしょうかね。新田の人に聞いても、植えつけたら、どんどん増えたと言っているだけなので、様子を見守ることにします。ようはアスパラみたいな感じかなと思っています。

     

 ミョウガや山椒も畑入口の木陰ができるところに植えつけました。シルバー人材の方々がきれいに庭木と裏の木を剪定してくれて、すっきりです。山椒はどうも調子が割るそうですが、ミョウガは大丈夫そうです。山椒は根付くのが難しいみたいです。

 うちの畑は時々、獣が出るくらいで頻繁には出ないですが、とにかくモグラがあちこち動き回っていて、畑がボコボコです。

     

 どうしたものかといった感じです。踏み固めていますが、中は空洞化していると思います。母親が言うには、鉄の棒を立てて、その振動で退治できるらしく、そのような退治セットがホームセンターに売っているとのことですが、家にあるその辺の鉄の棒じゃだめなんですかね。庭には、電気で退治するものを埋めていますが、効果があるのかどうかもよくわかりません。

 モグラについての勉強もしなければです。

 そう言えば、畑で作業をしていて、ふと家のほうを見ると、猫がのっそのっそ横切っていきました。いつも見る汚い猫ではなさそうで、もしかしたら新しい野良猫が来ているかもしれません。次回は会えるでしょうか。