おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

国際有機農業映画祭2010&前日企画(11月26日、27日)

2010年11月25日 21時27分09秒 | イベント
明日、明後日の国際有機農業映画祭&前日企画の情報を再掲載します。

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国際有機農業映画祭2010『たね・水・いのち』

会  場:国立オリンピック記念青少年総合センター・カルチャー棟大ホール
期  日:2010年11月27日(土)
開催時間:9:30~20:20(9:00開場)
参 加 費 :一般 2,000円、若者 1,500円(25歳以下の証明書が必要)
事前に会員登録が必要です。
主  催:国際有機農業映画祭運営委員会
登録・申込フォーム <http://yuki-eiga.com/entry/entry.html>
詳細:http://blog.yuki-eiga.com/
なお前日、26日(金)には、プレイベントとして以下が行われます。
昨年上映され好評だった2つの作品『ビヨンド・オーガニック』他を上映し、意見を交
わします。交流会では自家採種を実践している千葉の林さん、窪川さんをゲストに迎え、
参加者それぞれ自分の抱える想いを語り合いたいと思います。どんな仕事についたらい
いのか、どんな生き方があるのか、今後の進路に不安や希望を抱いている方も大歓迎
です。

特別企画1 : プレイベント「1%を選択した人々」 
会 場:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟402号室
期日:11月26日 (金)
開催時間:18:00~21:00
ゲスト:林重孝さん(佐倉市) 窪川典子さん(佐久市)
参加費:無料
参加申込:pre-yuki@yuki-eiga.com※事前申し込みが必要です。定員になり次第締め切ります。
詳細:http://blog.yuki-eiga.com/
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学会報告が終わりました。

2010年11月25日 20時59分59秒 | 雑感
 大学を出ようかと思い、外を見たら雨が降っている。ちょうど集中力が切れたのに、なんともタイミングが悪い。すぐ止むだろうか。。。

 13、14日で高畠町に行って感動の余韻に浸る余裕もなく、学会発表のレジュメ作成に追われ、20日の個別報告を無事終えました。前々日から実家に帰り、19日に別の学会に出席、ビジネスホテルでくつろぎ、精神統一してから向かったのが良かったのかもしれません。

 だけど、一番最後の発表だったので、色んな人の発表はソワソワしてしまってほとんど頭に入らず、自分の報告を終えたら、とたんに開放されました。35分間あっという間でした。手応えも感じられたので、やる気が湧いています。人前での事前練習も何度かやったおかげで、そういう機会を得られたことに感謝です。

 学会の場所は上田市、別所温泉です。はじめての上田です。長野県は広いからというのを口実にしてしまいますが、確かに塩尻からは2時間以上かかります。運賃もそれなりにかかりました。だけど、上田の観光なんてできるはずもなく、ホテルに引きこもっていましたが、立ち寄った駅前のイトーヨーカドーが閉鎖するという新聞記事を実家で見て、少し心が痛くなりました。

 21日は学会を終え、松本で高校の友人たちを杯を交わし、真面目な話が一切ない飲み会はなんとも楽しいです。やっぱり地元はいいなと改めて感じました。最寄駅まで15分くらいですが、終電などあり22時過ぎには解散。都会じゃ早すぎますが、外に出てみると、ほとんど人はいません。松本は都会ですが、静かな都会といった感じです。

 昨日は、今度、早稲田大学で行われる国際開発学会の会計アルバイトで前に在籍していた大学へ行きました。数字にめっぽう弱い僕の師匠がなぜか会計の責任者なので、昨年同様呼ばれましたが、僕はほとんど役立たずで、他の先輩方がもくもくとこなしてくれました。久々にタイ料理をいただきましたが、まー辛かったこと。1か月ほどタイに行ってた時期もありましたが、その時よりも辛かったな。

 明日は、国際有機農業映画祭の前日企画。僕は農家の対談のコーディネートを頼まれているので、その進行を今夜考えなければなりません。このコーディネートが終われば、僕の仕事は終わりですね。27日の映画祭本番は、なるたけのらりくらりとこなしましょう。そんな大した仕事振られてないし。

 なんだかんだで忙しいです。ありがたいことですが。12月11日、12日は有機農業学会。有機農業とNPOの取り組みに焦点を当てて、個別報告です。初めての三重県です。青春18切符も使える時期なので、学会後も三重をぶらぶらしたいと画策していますが、とにもかくにもレジュメがんばらなければ。

 まだ、雨降ってます。

「ガンジーに学ぶ暮らすということ、働くということ」(11月26日)

2010年11月16日 17時42分23秒 | イベント
来週金曜日に開催される懐かしい未来のサロン10回目のご案内です。今回は懐かしい
未来にもゆかりの深い片山佳代子さんをスピーカーに迎えて、ガンディーの思想の中
から私たちがくみ取るべきエッセンスをお話しいただこうと思います。

西洋的な産業システムを真っ向から否定し、チャルカ(糸車)での手仕事こそ、自立の
道を切り開くと主張したガンディーの思想のエッセンスと、いま私たちがガンディー
から学ぶべきものとは何か? 永年ガンディーの思想と向き合い、それを自らの行動の
指針にされてきた片山さんと一緒に考えたいと思います。

片山さんは、現在新潟在住ですが、この会のためにわざわざ上京してくださいます(感
涙!!)。東京ではめったにお会いできない方なので、この機会にぜひ!

ガンディーの生涯を15分程度にまとめたDVDの上映もあります。


※いろんな方に聞いて欲しいので、冒頭部分を適当に変えて、他のMLなどにもどんどん
転載お願いします!


Profile
片山佳代子(かたやまかよこ)

1962年岡山県生まれ。神戸市外国語大学英米学科卒。1993~94年に夫の海外赴任に同
行して、インドで暮らす。その時にガンジーの糸紡ぎの思想に出会い、以後ガンジー
の思想を伝えることをライフワークにする。ガンジーの著書を翻訳するとともに、糸
紡ぎのワークショップを開催している。

なお、片山さんの著書、訳書は以下の通りです。

著書
『非暴力・平和・糸車 ガンジーに学ぶこれからの生き方』(ブイツーソリューション
発行・星雲社発売 950円+税)

訳書
『ガンジーの教育論』(ブイツーソリューション発行・星雲社発売 800円+税) 
『ガンジー・自立の思想』 (地湧社 1900円+税)

なお、片山さんのHP、ブログなども紹介しておきます。来られない方も、一度ゆっく
りご覧になってください。きっと、色んなヒントが散りばめられていると思います。

http://homepage1.nifty.com/kayoko
http://mkgandhi.cocolog-nifty.com/blog/


【開催概要】
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懐かしい未来のサロン 第10回目

「ガンジーに学ぶ暮らすということ、
           働くということ」

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■お話ししてくれる人 片山佳代子さん

■日時 2010年11月26日(金)18:30開始(18時15分受付開始 21時15分終了予定)


■会場:下北沢たうんほーるらぷらす11階研修室4(定員35名)


http://www.city.setagaya.tokyo.jp/030/images/5031_1.GIF

■参加費・資料代:1000円 

■主催 : NPO法人懐かしい未来



■申し込みは、リプトンまで

basho☆silver.ocn.ne.jp (☆を@マークに変えて送信ください)



※ボランティア・スタッフの募集も・・・

懐かしい未来のサロンの企画・運営を自分でもやってみたい! この活動を恒常的に手
伝ってもいい(つまり、ヘタレなリプトンを手伝ってやってもいい)、という方の参加
もお待ちしていまーす。また、記録係も募集中です!

近くて遠い、遠くて近い貧困問題(11月18日)

2010年11月16日 17時37分51秒 | イベント
∴∴*∴転送歓迎∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴*∴∴∴*∴∴∴∴*∴
湯浅誠監修DVD「近くて遠い、遠くて近い貧困問題」リリース記念
近くて遠い、遠くて近い貧困問題~ともに生きられる社会と経済を構想する~
11月18日(木)18:30~20:30@東京・田町交通ビル
http://www.parc-jp.org/info/2010/101118hinkonsympo.html
第一部:DVD作品上映 
http://parc-jp.org/video/sakuhin/hinkon.html
第二部:シンポジウム 湯浅 誠×浜 矩子
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■日時:11月18日(木) 18:30~20:30
■場所:東京・田町交通ビル 6Fホール
(JR田町駅芝浦口 徒歩3分/港区芝浦3-2-22)
■参加費:500円
■パネリスト
湯浅 誠さん(反貧困ネットワーク事務局長・PARC理事)
浜 矩子さん(同志社大学教授・エコノミスト)
■プログラム第一部 DVD上映(18:35~19:05)
「近くて遠い、遠くて近い貧困問題 自分とつなげて考えてみました」
第二部 シンポジウム(19:05~20:30)
「ともに生きられる社会と経済を構想する」
■お問い合わせ・お申し込み下記まで、
お名前・ご住所・電話番号・メールアドレスをお知らせください。
お申し込みは、お電話・FAX・メールにて承ります。
※事前申込なしでもご来場いただけますが、満席となった場合予約を優先させていただきます。
特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)
TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453
E-mail: office@parc-jp.org

<開催にあたって>
今回上映するDVDは、大学生を中心としたプロジェクトチームとともに、アジア太平洋資料センター(PARC)が制作しました。厚生労働省が09年に発表した相対的貧困率は15.7%。けれど、貧困と自分とのつながりはなかなか感じられない――。埼玉、東京、福岡、秋田から集結したプロジェクトメンバーが、それぞれの大学や街で取材、その「つながり」を探った作品です。お金がなければ暮らすことが難しい日本の社会。取材を進めると、お金を得ることが困難だったり、体や心に負担をかけざるをえないような働き方が拡がっている現実が見えてきました。どうしてそのような状況があるのか――。メンバーは、今回のシンポジウムでパネリストとしてお越しいただく浜矩子さんと湯浅誠さんにも話を聞きました。浜さんは、グローバル化によって生き残り競争が激化してきたことが原因と語り、湯浅さんは、そのような状況があるにもかかわらず、暮らしを守るセーフティーネットが機能していないことが原因と指摘しました。こうした状況を受け、メンバーが「安心して生きられる社会」とはどんなものか、どうしたらそれが実現できるのかを話し合う様子も収録されています。 貧困を考えることは、社会のあり方を問い直すこと。本シンポジウムでは、このDVDを上映したのち、湯浅さんと浜さんと一緒に「ともに生きられる社会と経済」とはどんなものかをさらに深め、話し合います。

明日から高畠。

2010年11月12日 17時12分04秒 | 雑感
 明日から山形県高畠町です。1泊2日の短い旅ですが、今後のことも考え、良い出会いがあることを祈ります。たかはた文庫に行けると思うので楽しみです。

 ただ、来週に迫った学会発表の準備と事前発表の準備に不安が残ります。この後ろめたさ。15日は、有機農業学会の要旨締切日。これもまた不安。26日の国際有機農業映画祭前日企画のこともやらなきゃで、色々な不安を抱えながら、高畠です。

 なので、もう帰ることにします。