おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

5月23日、24日作業メモ。

2012年05月31日 09時50分38秒 | 
 5月中の報告がほとんどできていませんでした。短いですが、毎週のようにがんばって帰っています。

 5月2週目に遅霜がきてしまい、ジャガイモや直まきしたキュウリやズッキーニ、マクワウリなどの夏野菜が枯れてしまうというハプニングもありました。きちんと、寒さ対策をしておけばよかった。昨年は、この時期霜はなかったんですがね。。。

 これはズッキーニ。

    

 こちらはジャガイモ。

    

毎日畑の様子を見れないので、帰省し、その様子をみると、少しショック。そのため、ホームセンターは、苗を大量買いする人で賑わい、僕の前に並んでいたおじいちゃんも「夏野菜、全部枯れちゃったよ」と店員さんに愚痴をこぼしていました。アスパラも今年はよくないみたいです。
 
 ただ、23日に帰省してみると、復活の兆しが。

 こちらはズッキーニ。

    

 こちらはキュウリ。

    

 さすが、ジャガイモは枯れても強いですね。第二の主食として安定感があります。

    

 寒さに耐え、芽を出したマクワウリ。

    

 ゴーヤも芽を出し始めました。

    

 そして、つるなしインゲン。

    

 ハヤトウリもおしりのほうから芽を出し、初めて見る光景に興味津津です。

    

 今年はうまく育てたい枝豆。
 
    
 
 枝豆はおいしいものが収穫できる年とそうでない年で差が激しく、なかなか難しいです。がんばってもらいたいところ。

 葉物も、こちらはコマツナ。
    
 
 そして、みず菜。
    

 先日、帰省した時、ちょうど間引き頃でしたので、お浸しでいただきました。間引き菜が柔らかくておいしいですね。葉物はその他にも、ルッコラ、チンゲン菜、エンサイ、つるむらさきなどです。うまく育ってくれるかしら。ただただ祈るばかりです。
 
 23日には、サツマイモの植え付け。

    

 いつも保存保存と言いながら、腐らせてしまうので、昨年よりも少なめで120本ほど。こういうのは、ケチらないで収穫できたら早めに食べてしまったほうが楽しめますね。

 次はいつ帰れるかな。なかなか連休がなく、来週末といった感じでしょうか。支柱立てをしなければです。この時期は、あたたかくなり、1週間で畑の様子は様変わりします。野菜送れるといいな。どうなっているのか、楽しみでもあり、不安でもあります。

 おまけに、今年は梅の木もたくさんの花を咲かせましたので、豊作のようです。

    

 

【公開セミナー】スモールマーケット:つながりが見えるマーケットの課題と可能性

2012年05月31日 09時26分14秒 | イベント
 直前で恐縮ですが、本日開催です。ぜひご参加を。僕も久々に参加します。

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AJF・JVC・HFW・明治学院大学国際平和研究所共催
連続公開セミナー「食べものの危機を考える」2012年度 第1回
スモールマーケット:つながりが見えるマーケットの課題と可能性
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 東日本大震災の影響を受けた人々の中でも、ケア・サポートが届かなくなった高齢者や障害者が買い物にも行けず食べることに困っていることを伝えるニュースが届いています。また、福島第一原子力発電所事故による放射線量の増加により、販売できない、生産できない農作物が出てくる一方で、食べることに不安を覚えざるを得ない日々が続いています。必要な人、特に社会的弱者に安心して食べることのできるものを届ける仕組みを考えることは、私たち自身の食べものへの安心を取り戻すことにもつながります。
 連続公開セミナー「食べものの危機を考える」の初回となる今回は、前半に明治学院大学国際平和研究所(PRIME)所長の勝俣誠さんに、平和を構築するうえでの食べもの重要性や、人々が食べものなどを求めて集まるマーケットが果たす役割について、解説していただきます。後半は、日本国際ボランティアセンター(JVC)南アフリカ事業担当の渡辺直子さんに、活動地で行っている家庭菜園プロジェクトなどについて紹介していただきながら、住民が食べものを売り買いするときの課題や、スモールマーケットの可能性について、参加者と一緒に考えます。
皆さまふるってご参加ください。

【講師プロフィール】
●勝俣誠
 明治学院大学国際学部教授。1969年早稲田大学経済学部卒業、1978年パリ第一大学開発学博士課程卒業。西アフリカ・セネガルのダカール大学客員教授、カナダ・モントリオール大学招聘教員などを経て現職。日本国際開発学会常任理事。

●渡辺直子
 日本国際ボランティアセンター(JVC)南アフリカ事業担当。大学卒業後、海外でのボランティア活動を経てイギリスの環境保護NGOスタッフとなる。2005年からJVC南アフリカ事業担当、2009年度からHIV/エイズプロジェクトマネージャー、2010年4月より南アフリカ現地代表、2012年度より再び現職。

【日時】2012年5月31日(木)18:30~20:30(開場18:15)

【会場】明治学院大学白金校舎 本館4階北ウイング 1457教室
  アクセス http://www.meijigakuin.ac.jp/access/shirokane/
  (JR品川駅・目黒駅よりバスで約10分、東京メトロ白金高輪駅、白金台駅、高輪台駅より各徒歩約7分)

【参加費】500円*共催団体会員、明治学院大学在籍者は無料

【申込み】(特活)ハンガー・フリー・ワールド
     担当:儘田  hfwoffice@hungerfree.net

市民と政府の意見交換会~TPPを考えよう~(5月22日)

2012年05月20日 09時47分20秒 | イベント
 一昨日まで実家に帰省していました。色々と作業が追いつかない状況にありますが、さらに、ありゃりゃと困ったこともたくさんありました。後ほど詳しくお伝えします。仕事もたまってしまっていて、昨日は深夜まで研究室に引きこもり、ようやく1つ、学会のHP作業をほぼ終えました。とにかく1つ1つ終わらせていきましょう。

 本日はこれから小川町です。来週はゆっくり帰省する予定。

 さて、PARCが事務局をやっている集会のお知らせです。ぜひご参加ください。


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【初開催!】

市民と政府の意見交換会~TPPを考えよう~


2012年5月22日(火)18:20~21:00

文京シビックセンター 2階 小ホール(定員300人)

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TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)は、日本社会そしてアジア太平洋の参加国に大きな影響を与え、私たちの生活の様々な側面に根本的な変化を及ぼします。

にもかかわらず、市民の中には、『十分な情報がなく判断できない』、『参加したら暮らしはどうなるの?』、『TPPには不安がいっぱい』、という声が多くあります。

そこで、情報公開を求める全国の100以上の団体や市民の呼びかけに政府が応じ、このたび市民主催の意見交換会を初めて開催することになりました。

TPP協議についての理解を深め、広く市民による議論を促進するための、誰もが参加可能な機会です。

ぜひご参加ください。


【と き】 2012年5月22日(火)18:20 - 21:00(18:00 開場)



【ところ】 文京シビックセンター 2階 小ホール (東京都文京区春日1-16-11)

東京メトロ・丸の内線/南北線『後楽園駅』5番出口から徒歩1分

都営地下鉄三田線/大江戸線『春日駅』文京シビックセンター連絡口から徒歩1分

JR総武線『水道橋駅』東口から徒歩9分


地図:http://www.b-academy.jp/b-civichall/access/access.html


【出席者】

< 市民有識者 >

・色平哲郎さん(JA長野厚生連佐久総合病院・医師)

・鈴木宣弘さん(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)

・安田節子さん(食政策センター・ビジョン21)


< 政府側 >

・内閣官房、外務省、経済産業省、農林水産省などから政務三役または協議担当者

※出席者は決まり次第、以下ブログにてお知らせします。

http://tpp-dialogue.blogspot.jp/


【プログラム】 

第1部 18:20-19:00 有識者によるTPP概略説明

第2部 19:00-19:50 政府によるTPP概略説明、有識者と政府協議担当者の対話

第3部 20:00-21:00 会場参加者・有識者と政務三役・政府協議担当者の対話


【資料代】 

500円 (当日受付にてお支払いください。参加申込は不要です。)


【主 催】

市民と政府のTPP意見交換会・東京実行委員会


【問い合わせ先】

〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F

アジア太平洋資料センター(PARC)気付

TEL:03-5209-3455 / FAX:03-5209-3453



詳しくはこちら http://tpp-dialogue.blogspot.jp/p/tpp.html

4月27日作業メモ。

2012年05月02日 19時19分48秒 | 
 GW前半は、研究室に夜まで引きこもって、広義の経済学と地域主義を提唱された玉野井芳郎さんの文献をむさぼるように読み、少しずつまとめる作業をしていました。久々に読み返している感じですが、以前と今とでは、やはり今読んだほうがよく頭に入ってきました。

 しかし、まだまだ僕の力不足で、玉野井さんの考えや意図を十分解釈できるわけでではないですし、圧倒されているので、ちょっとずつでも頭を回転させて、接近していきたいと思います。ポランニーやイリイチなども少しずつ読んでいきたいですね。

 玉野井さんは、母校である明学の国際学部をつくった人でもあり、非常に親近感が湧きます。生命系や地域主義理論は、有機農業の世界をつかむためにとても有効ではないかと思っていますので、もし援用できるならば、母校にも恩返しができるかなとひそかに考えています。同時に、地域主義や生命系の経済に新しい息吹を与え、さらにこの理論を展開できるのは有機農業しかないでしょう。ま、とにかくワクワクしています。

 この前の続きで作業メモ。4月27日も色々と種をまいてきました。まずは、ハヤトウリの植え付けです。はじめて育てるので、ネットで色々と栽培方法の情報を集め、おしりの部分を半分だけ出して埋めるそうです。

    

    

 たくさんできると書いてあったのですが、どうしようと思い、株間はおもいっきり2mくらいとりました。パイプ支柱で育てるので、片側はゴーヤの種を直まき。

 それと、モロヘイヤ、エンサイ、つるむらさきも直まきしました。ちゃんと発芽するかな。

 暖かくなってきたので、賑やかに畑も彩られています。

    

    

 タンポポすごいです、今年は。気候が関係あるのかな。綺麗なんですが、種を飛ばす前に、駆除したいのです。。。が、間に合わないし、この日午後は、ひたすら鎌でとっていました。

       

 つくしんぼにテントウムシ。テントウムシを必死に追いかけ、撮りました。こんな時間も楽しいものです。

 明日、3日から5日まで福島、福島から塩尻に戻り、少し作業をしてから川崎に戻ります。