おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

こぼれ種の生命力②

2010年08月30日 19時56分26秒 | 
      
 オクラの畑では昨年、トマトを育てていて、落ちたトマトがその場所から、芽を出し、育っています。整枝するのも面倒だったので、そのまま地這えで放任で見守っています。

      

 こぼれ種ってのはすごいですね。これは正真正銘、人間は何も手を加えていません。今では、僕の家だけでは食べきれないほど収穫できています。収穫するのはなかなか大変です。

 人間は収穫するだけ。「農業にとって人間とは」という大きな問いかけをしたくなります。苗はうまく育たなかったのに、こぼれ種で人間が何も手を加えなかったのは育ってしまう。種はすごい。


草に溺れるズッキーニ(8月25日)

2010年08月30日 19時46分16秒 | 
 種をまき、本当に小さな苗から徐々に成長し、実をつけているズッキーニ。最初は、こんな小さくても大丈夫かな~と思いながら定植しましたが、大きな実をつけました。

 先々週ぐらいまでは、毎日多くの実を付け、食べ切れず、親戚や近所に分け、川崎に戻っても友人宅へ強制的に届けました。が、先週になって小休止という感じです。実がつかなくなりました。

      

 ズッキーニ、雑草に覆われています。。。手が回らず、今回も除草が出来ませんでした。というか、普通の人が見たら、すごい雑草と思ってしまうかもですが、僕にとってはこれくらい当たり前です。

 先週、北杜市に行った際、知り合いの有機農家から、生長点があれば大丈夫とのことで、新しく濃い緑の葉が生長していけば、また新しく実を付けると思います。確かに成長はしています。おそらく今は、途中休憩という感じ、かな。

 その農家いわく、「うまくいけば、霜が降りるまで収穫できる」ようです。ただ、その農家の株と僕のズッキーニの株はかなり大きさが違います。ここからどうなるでしょうか。長ーく、収穫できればうれしいです。

 収穫する適期は、茎の部分を含めて18cmくらいだそうです。そういえば、スーパーにいくと、意外と小さい時に収穫しているのでビックリしました。大きくしすぎるのも、茎を弱めてしまうかもしれません。

 だけど、ズッキーニの成長は早いからな。。。

 


落花生(8月25日)

2010年08月30日 19時39分30秒 | 
 暑いですね。先週末から今週にかけては引きこもってお勉強です。調査のまとめなどをしています。秋の学会報告の要旨も書き終わり、受け取りの連絡をいただき一安心です。会場が長野、地元なので気持ち的に落ち着く・・・はず。

 塩尻は夕方雨が降ったりするらしく、この暑さだと雑草はすぐに伸びてしまいます。落花生の除草したら、すっきりしました。

      

 ただ、成長はゆっくりですね。落花生は字のごとく、実を土の中に落としてつけます。少し掘ってみたら、これから成長するとこだったので、ゆっくり見守りましょう。

 色がだいぶ違いますね。左は近くの農家からいただいた苗を定植したもの、右は直まきです。種は奥のほうはいただいた苗のものと一緒ですが、手前は交換会でいただいたもの。それにしても違いますね。

NHK総合テレビ「アイガモ家族 命の循環をみつめて」(8月29日再放送)

2010年08月28日 12時51分09秒 | 有機農業
 明日の番組になりますが、合鴨農法の生みの親、有機農家・古野隆雄さんの番組が再放送されます。

 以下、詳細になりますので、お時間のある方はご覧ください。
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NHK総合テレビ『NHKアーカイブス』
「アイガモ家族 命の循環をみつめて」
http://www.nhk.or.jp/archives/nhk-archives/

日時:平成22年8月29日(日)午後1時35分~2時45分(70分)※一部地域除く
内容:平成14年放送した「人間ドキュメント 合鴨家族の夏」をアンコール放送するとともに、
現在の古野さんの取り組みについてもご紹介します。70分番組です。

-------(番組HPより一部抜粋)-------

アイガモを田んぼに放して、稲の成長をさまたげる雑草や害虫を駆除させ、無農薬で米を育てる「アイガモ農法」。
食の安全や自然環境への配慮などが高まっている今、全国の農家に広がりをみせている。
福岡県桂川町の小さな農村で、アイガモの力を借りたコメ作りに20年以上取り組んでいる古野隆雄さん(59歳)。
雑草に立ち向かい、カモの育て方を学び、カモがぶつかっても倒れない丈夫な稲を探すなどの工夫を繰り返し、人手をかけずに安定した収穫量をあげることができるようになった。更に古野さんは夏の終わり、稲が穂をつけ始めるころになると田んぼからアイガモを引き上げ、秋に食用として出荷する。農業と畜産業を同時に行うのだ。
NHKアーカイブスには、2002年にアイガモ農法の工夫を続ける古野さんの家族のひと夏を追った番組がある。
自然にあらがわず農業を続ける古野さん一家。台風や天敵、アイガモとのふれあいと別れ。
番組を通して、自然と向き合うこと、そして命の循環をみつめる。

ゲスト:三好礼子(エッセイスト・ラリースト)、古野隆雄(農家)
キャスター:桜井洋子アナウンサー

※放送時間・内容などの詳細は、番組HPをご覧下さい。
『NHKアーカイブス』HP 
http://www.nhk.or.jp/archives/nhk-archives/next/index.html

だだちゃ豆、もう少し。

2010年08月25日 17時08分37秒 | 
 今年はだだちゃ豆を蒔きました。だだちゃ豆といったら、山形の名産。山形県に4年間住んでいたことがあり、その時に食べてうまかった記憶があります。偶然、ホームセンターで豆を見つけたので、蒔いてみました。

       

 意外と順調なんです。薄緑の葉っぱをつけ、風に揺られています。虫にも食われてません。背丈が大豆のように高いので、地面は日も当たらず、草もされほど生えてません。

       

 そして実が膨らみ始めました。あともう少しです。これでお酒のつまみがまた1つ増えます。食いたいものを育てる。この楽しみがあるから自給農は辞められない。