おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

映画『セヴァンの地球のなおし方』トーク付き上映会(7月30日)

2011年07月23日 11時46分40秒 | 映画
 映画『セヴァンの地球のなおし方』が6月25日(土)より、渋谷アップリンク、東京都写真美術館で公開されています。公式HP:http://www.uplink.co.jp/severn/

 まことに僭越ながら、東京都写真美術館での上映で、トークセッションに出演させていただきます。詳細はHPにも掲載しています。http://www.uplink.co.jp/severn/news.php#1690

 ◆2011年7月30日(土)
 UPLINK×PARC presents トーク付き上映会
 纐纈あや(映画監督)×小口広太(有機農業者、明治大学大学院)

 テーマ:20-30代が語る、原発のない地域とわたしたちの未来
 会場:東京都写真美術館
 時間:13:25開場 13:35開演 15:40~トーク

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 肩書きに有機農業者と書いていますが、有機農業を実践、応援する立場の人間として、何かお話できればと思います。 

7月21日、22日作業メモ。

2011年07月23日 08時10分24秒 | 
 最近、バタバタしていて、時間の余裕をなくしているような気がしてならないですが、その合間を縫い、塩尻に帰省しています。16日は、信州大学で直売所の勉強、17日~19日は、小川町へ行き、20日~昨日まで塩尻でした。台風で、中央本線も運休が続きましたね。タクシーの運転手と話すと、19日は結局、深夜まであずさは動かなかったようです。タイミングよく、台風が去った後、ようやくジャガイモ掘りです。

 これで雨が降ったら、来週1週間帰れないので、どうしようかと思いましたが、1日中イモ掘りで、楽しむ余裕もなく、くたくたになりました。

 とにかく、草が生い茂り、どうしたものかという感じで、雑草抜いているのかジャガイモ収穫しているのかよくわかりません。隣のおばさんも、ジャガイモは植えつけるのはいいけど、収穫が大変で、今からそれを考えると気が重たくなると。僕も同感で、収穫の喜びはどこへやらという感じです(笑)

    

 今年は、昨年よりも小ぶりで収量も少ないですね。メークインは、まあまあでしたが、ダンシャクは、いまいち。周りはどこもそうみたいなので、おそらく、ずーっと涼しかったことが影響しているのかと思います。ただ、うちの場合は、無肥料なので、その影響もあるかもしれませんが。

 近所の人たちとも話しましたが、毎年、出来具合が違うのでどの方法が良いのか悪いのかよくわからないというのが本音です。天候もありますしね。隣は、連作障害が出たかもしれないと言い、僕は、天候のせいだと決め付け、良い出来の時も悪い出来の時も、きっとこれがよかった/悪かったに違いないとあやふやな心理状況です。きっとこれが積み重なっていくと経験というものになるんでしょうかね。そうみると、これが良い悪いと断定的に物事を判断してしまう科学というものはあまり信用できませんね。

 ま、とにかく、少しでも収穫できたことに感謝です。

    

 その前の週に収穫したエシャロットとラッキョウです。名前を書いた札がどこかに行ってしまい、混ざってしまいました。昨年、漬けたものがあるので、今年は、葉を切り落として、球根のまま保存し、生食にします。またすぐに植え付けです。今年は、隣の家も作ろうかなと言っていました。

    

 この写真を見てもわかるとおり、どこに小松菜があるかわからないくらい草で畑が覆われています。隣のおじさんも、草はどうにもすごいと自分の畑を指差していましたが、うちのに比べたら、断然きれいです。。。もう1枚ある裏の畑は、完全に草に覆われてしまいました。

 キジの鳴き声はよく聞きますが、大きな鳴き声で、うちの畑に降りてきました。すごい迫力です。草原なっているため、ゆっくり休めるのかもしれません。

 ジャガイモ収穫後に昨日は、まず1回目の人参の種まきをしました。筑摩野5寸人参と子安3寸人参です。試験監督で来週帰れないのが痛いですが、8月上旬に帰省し、人参の種まきましょう。秋冬野菜の準備もしなければ。

 

 

許すな!東電温存と損害賠償の上限設定(7月25日)

2011年07月23日 08時07分55秒 | 原発
※拡散希望!
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【緊急集会】
許すな!東電温存と損害賠償の上限設定
機構法案を廃案に!!
国会に、怒りの声を結集させましょう!!!
7月25日(月)13:00~15:00@参議院議員会館・講堂
http://e-shift.org/?p=951
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現在、福島第一原発の賠償に関して、東京電力を支援するための原子力損害賠償支援機構法案と、野党提出の仮払法案が国会で審議されています。しかし、両法案の修正協議において、現在の原子力損害賠償法の無限責任原則を変更し、賠償負担に上限を設ける法改正を進めるとの附帯決議を行うことが与野党間で検討されています。

現在の法制度では、原発事故で生じた損害に対する賠償に限度はありません。ところが、これに上限が定められれば、将来の原発事故による多くの被害者-死亡者、負傷者、職を失った人たち、土地を失った人たち、避難を余儀なくされた人たち等々-に対して、賠償額のカットがなされることになります。

このような附帯決議つきの法案が、26日に衆議院を通過しようとしています。

事故被害者の犠牲の下に原発政策を推進していくための法改正を断じて許すことはできません。また、東電の温存のための、原子力損害賠償機構法案を認めることもできません。

みなさん、怒りの声をあげていきましょう。25日(月)、国会に集まりましょう!

■日時:7月25日(月)13:00~15:00
■場所:参議院議員会館 講堂
(誰でも参加できます。30分前から、ロビーにて入館証の配布を行います)

■内容(予定):
 ・原子力損害賠償支援機構法案の影で~原賠法の改悪が意味するところ
   只野靖、福田健治/弁護士
 ・怒りのアピール(参加者の皆さん、どうぞご意見を!)
 ・国会議員からの発言

■主催:eシフト、国際環境NGO FoE Japan、グリーン・アクション、
   福島原発事故緊急会議

■参加費無料

■申込み(申込がなくても参加できますが、人数把握のため、下記URLからお申込みいただけると幸いです)
 https://ssl.form-mailer.jp/fms/4a9071f9159894

■問い合わせ:
 国際環境NGO FoE Japan 満田(みつた)
 携帯:090-6142-1807
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※あなたの地元の国会議員に、ファックスを送りましょう!
(ポイント)
 東電を温存させる「原子力損害賠償支援機構法案」を認めない!
 原発事故の損害賠償に上限を設ける、原賠法の改悪を許すな!!

詳しくは下記をご参照ください
※30分でできる『脱原発ロビーマニュアル』
 http://e-shift.org/?p=836
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7/31 トーク&ライブ【未来に輝け上関・祝島 原発なくても大丈夫】!!

2011年07月06日 20時15分16秒 | イベント
 上関関連のトーク&デモです。この日は、僕は参加できませんが、関心ある方はぜひ。PARCも関わっています。

※※※以下転送・拡散歓迎※※※

7/31 トーク&ライブ
【未来に輝け上関・祝島 原発なくても大丈夫】!!

 3月11日、東日本を大地震が襲い、かねてから懸念されていた「原発震災」が現実のものとなってしまいました。今こそ原発の危険性を再認識し、再生可能なエネルギー資源による電力供給の道を求めていくべきです。瀬戸内海の西の端、山口県上関町では、30年近く前から上関原発の建設が計画されています。
 建設予定地対岸の祝島では、千年以上も続く伝統文化を守りながら、その一方で自然エネルギー100%構想を打ちたて、原発に頼らない自立した生活を目指す取り組みを始めました。
 私たちは、この祝島の試みに希望の光を見出し、全力をあげて応援していきたいと思っています。この祝島の取り組みが上関町全体、そして日本全体へと広がることを願って、
トーク&ライブを企画しました。
 また、終了後パレードもあります。ぜひご参加ください。

■日時:2011年7月31日(日)13:00~15:40
■会場:東京ウィメンズプラザホール(青山)
 東京都渋谷区神宮前5-53-67(渋谷駅下車徒歩12分 ・表参道駅下車徒歩7分)
 http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html
■参加費:前払/事前予約1,000円 ・当日1,200円

■プログラム:トーク&ライブ 13:00~15:40

トーク
●氏本長一(祝島未来航海プロジェクト代表)「祝島の取組みについて」
●菅波完(高木仁三郎市民科学基金事務局)「原発の危険性・福島の事例をもとに」
●大沢ゆたか(立川市議会議員)「電力の自由化・立川市の取り組み」
●座談会「原発なくても大丈夫」
  鎌仲ひとみ/氏本長一/内田ボブ

◆ライブ
●内田ボブ
●梶原徹也(THUNDERBEAT ex.ザ・ブルーハーツ)
 & ノブトウマサザネ(天空オーケストラ)

■イベント後にパレードします! 16:00~ 
*渋谷や青山を通るコース(予定)です。詳細はwebにて告知いたします。
 http://kaminoseki.blogspot.com/  (上関どうするネット)
 http://www.parc-jp.org/ (PARC)
 http://yasaidemo.web.fc2.com/(野菜デモ)

 twitter: http://twitter.com/#!/demo_yasai (野菜デモ)
*思い思いのそれぞれのスタイルでご参加ください!

■申込先:
インターネット:http://goo.gl/pQjlEE-mail : dousuru_net@mail.goo.ne.jp
Fax: 03-3357-3801

*お申し込みの際は、お名前・ご住所(都道府県市区郡まで)・連絡先をお知らせください
*ご連絡いただいた個人情報は、7/31受付の名簿管理上のみに使用し、それ以外の用途には使用いたしません。

■主催:上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために~(略称:上関どうするネット)
■パレード共催:アジア太平洋資料センター(PARC)&PARC自由学校野菜デモ部
■お問い合わせ:
 E-mail : dousuru_net@mail.goo.ne.jp (上関どうするネット)
 Tel: 03-3357-3800 (原子力資料情報室/担当:伴・永井)

■賛同メッセージ

事故が起きる前に原発が止められなかったのは痛恨!起きてしまった被害の甚大さ、
重大さの前にただ後悔していても未来が開けるわけではない。
3.11以降も私たちは未来をより明るくする責任を負っている、前よりもより重く。
だからこそ、原発依存から自然エネルギーへのシフトを加速しなければならない。
まずは、プロパガンダを粉砕したい。日本経済は原発によって成長するのではなく
自然エネルギーの普及によってこそ成長し、しかもより持続可能になるのだという理解を広めたい。
つながりあって、ミツバチのように広めていきたい!
(鎌仲ひとみ/映像作家)

貧しさはおカネに依存するところからやってくる。食を自給し、電気を自給すれば、
おカネがなくても暮らせる余地が増えてくる。おカネがなくても暮らせる仕組みをめざそう。
(田中優/未来バンク事業組合理事長)


■賛同・協賛大募集中!
個人・団体からの賛同費、および企業やお店からの協賛金を募っています。
どうぞご協力をお願いします。

賛同費 個人:一口 1,000円/団体:一口 3,000円

協賛金:一口 10,000円 

■賛同費・協賛金の振込先

郵便局からお振り込みいただく場合、以下の口座宛に、局備え付けの白地に青の「払込取扱票」を使ってご送金ください。払込取扱票の通信欄等に「7.31賛同」または「7.31協賛」とお書きください。
 郵便振替口座:00130-3-338139
 加入者名:上関どうするネット
他の金融機関からお振り込みいただく場合、以下の口座にご送金ください。
 ゆうちょ銀行 店番019 当座 338139

*領収書は振替用紙の控えをもって代えさせていただきます。
*賛同団体のお名前をブログに、協賛団体のお名前をブログと当日のパンフレットに掲載させていただきます。掲載の可否を振替用紙の通信欄等にご記入ください。
*振込手数料のご負担をお願いします。

『天然自然の心から始める ~「支配」の時代から「生かす」時代へ~』(7月16日)

2011年07月06日 20時02分53秒 | イベント
 出版社地湧社からのお知らせです。地湧社と言えば、 『ガンジー自立の思想 自分の手で紡ぐ未来』の出版社です。

 この本は、学部生時代のゼミでの必読図書で、現在も僕が生き方の参考にしている、というかすることもできないくらい崇高な思想ですが、何かあれば読んでいる本です。

 下記のセミナーでは、『オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す』の著者、三砂ちづるさんやウレシパモシリの酒匂さんが出演されるそうです。

◆◇◆◇ ♂ 地湧社 女性性セミナー2011
♀ ◆◇◆
『天然自然の心から始める ~「支配」の時代から「生かす」時代へ~』

 3月11日の地震による津波は多くの人命を奪い、森林を破壊して、抗 しきれない自然の力を私たちに見せつけました。それに追い討ちをかけるように原発事故の恐怖と放射能汚染の拡大が止 めどもなく続いています。
 これは天然自然が、私たちの生き方そのものに直接異議を唱え、課題を 提示している姿だと思います。「女性性」とは、発展ばかりを是として自然や人間の心を荒廃させてきた男性性に対して、それらを慈しみ育む特質。このセミナーでは、天然自然の道理を無視して突き進んできた文明を根本から問い直し、こうした時代に私たちがどう向き合っていくか、どう希望を取り戻していくかについて、講師の方々とともに探ります。
 講師には、徹底した自然なお産を通して人間の自然性を呼び起こすこと を訴えてきた産科医の吉村正さん、女性の身体を通して、人間の奥底に眠る自然性を取り戻すことを提案される三砂ちづるさん、岩手の山間部で自然の持つポテンシャルを最大限に引き出す自然農園を営む酒勾徹さんなどをお招きしています。暑さ厳しい折ですが、どうぞ万障お繰り合わせの上ご参加ください。

【日時】2011年7月16日(土)
    9時半開場 10時開演(18時半終了)
【場所】全電通ホール(JR「御茶ノ水」駅 徒歩4分)
【講師】 吉村正(「お産の家」・吉村医院院長)
    (※吉村先生のご体調により、キャンセルになる可能性がございます。)
     三砂ちづる(津田塾大学国際関係学科教授)
     酒勾徹(「自然農園ウレシパモシリ」主宰)
【ゲスト】島袋伸子(吉村医院 院長補佐)
     臼田夜半(「ヒルデガルト研究会」主宰)
【参加費】前売:4000円  当日:5000円
【定員】420名 
【主催】地湧社
【協力】GAIAみみをすます書店
【申し込み・お問い合わせ】
地湧社 電話03・3258・1251
email jiyusha@jiyusha.co.jp
URL http://www.jiyusha.co.jp
※お申し込みは、地湧社までお電話で仮予約のうえ、参加費をご入金ください。
 ご入金確認後、正式申込みとなります。【郵便振替:00120-5-36341 地湧社】