おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

「地域農業の持続性を問う:佐渡における有機農業の課題から」(3月9日)

2013年02月18日 07時03分39秒 | 原発
日本有機農業学会では、社会科学系分野の研究活動の活性化を目的とする定例研究会を開催しています。どなたでも参加できますので、ご関心のある方はぜひ。

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第4回 社会科学系定例研究会

「地域農業の持続性を問う:佐渡における有機農業の課題から」

報告者:伊藤 亮司(新潟大学)

日時:2013年 3月 9日(土)  15:00-17:00
*当初の予定は3月2日でしたが都合により1週間延期されています。

会場:立教大学 池袋キャンパス 11号館2階 A202教室
* 大学へのアクセスおよび構内地図はつぎをご覧ください
  http://www.rikkyo.ac.jp/access/pmap/ikebukuro.html
 http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/
 (池袋駅からは「地下道C3出口」を利用すると便利です)

* 参加申込は不要ですが、資料準備の都合がありますので、参加予定者はあらかじめ大山までご連絡ください。また非会員の参加も可能ですので,ご周知いただけますとさいわいです。

問い合わせ先:立教大学 経済学部 大山利男

〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1
TEL:03-3985-2286  email:t-oyama@rikkyo.ac.jp

以上

秋の「平勤休農のすすめ」フォーラム(9月23日)

2012年09月13日 07時04分48秒 | 原発
 1つ、イベントのお知らせです。コモンズから『農力検定テキスト』が出ました。その第2弾シンポジウムです。農力、平勤休農、これからのキーワードになりそうな言葉ですね。この日は僕も参加します。


***********重投失礼・転送歓迎*************

*催名:秋の「平勤休農のすすめ」フォーラム(休みの日は農を楽しもう!)
*日時:2012年9月23日(日)13:15開場/13:30開演~16:45終了
*場所:ちよだプラットフォームスクエア504/505会議室
 (地下鉄竹橋駅下車10分:千代田区神田錦町3‐21TEL:03-3233-1511)
*主催:一般社団法人 都市生活者の農力向上委員会
*参加費:1000円(交流会は別途希望者のみに変更)
*申込:http://www.blog-headline.jp/agriability/2012/08/post_82.html
*詳細:http://reculti.org/?page_id=750

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*各セッションの構成
-セッション1:都市農村交流で紡ぐ新しい地縁(13:35~14:30)
・大和田順子さん(一般社団法人ロハス・ビジネス・アライアンス 共同代表)
・渡邊智恵子さん(株式会社アバンティ代表取締役)
・竹本亮太郎さん(株式会社キュアリンク)

-セッション2:有機自給生活こそ持続可能社会の鍵(14:35~15:30)
・島田忠重さん(株式会社たねまき舎:野菜だより編集)
・澤登早苗さん(恵泉女学園大学/大学院教授)
・福田俊さん(家庭菜園の達人)

-セッション3:経済成長に頼らない共生社会のあり方(15:45~16:40)

・大江正章さん(コモンズ代表/アジア太平洋資料センター〔PARC〕代表理事)
・黒田かをりさん(一般社団法人CSOネットワーク事務局長・理事)
・坂勝さん(たまにはTSUKIでも眺めましょ店主)

「原発危機下の分断を越えて―〈私〉とフクシマをつなぐ」(1月28、29日)

2012年01月24日 06時54分07秒 | 原発
 明治学院大学国際平和研究所で、下記のシンポジウムを開くそうです。福島からもゲストがいらっしゃいますし、29日は社会学者の栗原彬さんも来られるようです。29日は参加できればと思います。

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明治学院大学国際平和研究所(PRIME)国際シンポジウム
「原発危機下の分断を越えて―〈私〉とフクシマをつなぐ」
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日時:2012年1月28(土)、29日(日)

言語:日本語、英語(同時通訳あり)
参加費:無料(事前申込歓迎)

福島第一原子力発電所の事故は、一年近くを経過した現在、その深刻さがますます明らかになってきました。周辺地域の被害はもとより、放射能大量放出の将来にわたる地球社会への影響は甚大です。
原子力エネルギーを組み込んできた社会構造のもとで、今あらゆる人がこの災害の当事者でありながら、しかし同時にその被害によって分断を余儀なくされています。それぞれがどのようにつながり、共同性を創出し得るか、大学はそれにどのように関与できるのか、さまざまな視点から考えてゆきます。

【プログラム】
1月28日(土)13:00‐18:15(受付開始 12:30) 会場:アートホール
オープニングイベント 13:00-13:30

セッション1:原発災害をめぐる情報の共有と政府・市民の役割 13:30-16:00
原発事故に伴う放射能汚染問題に日本がどのように対処するのか、いま国際的に注目されています。「情報の公開・共有」という視点から事故後をふりかえり、今後を展望します。

「低線量長期被曝都市と住民」 後藤宣代氏(福島県立医科大学)

「内外への情報公開・共有についての課題―福島事故の教訓から」鈴木達治郎氏(原子力委員会)

「いっそうの情報開示を―国境を超えた情報共有の意義」ローレンス・レペタ氏(明治大学)

コメンテーター 武者小路公秀氏(大阪経済法科大学・国際平和研究所客員所員)

司会 高原孝生(国際平和研究所所員)

カフェ形式でのセッション 16:15-18:15
福島からの当事者の方々を交えてのグループ討論

1月29日 (日)10:00-17:45(受付開始 9:45) 会場:本館10階大会議場
セッション2:原発災害を生きるための思想を創り出す 10:00-12:30

福島原発での事故によって生じた災害はただちに終わるものではありません。これまでの災害を生み出した社会をふまえて、現在、そしてこれからの社会を生きていくための思想について討議します。

「足尾から福島へ―『デンキ開ケテ、世見暗夜トナレリ』」菅井益郎氏(國學院大學)

「原発危機の政治学│福島と水俣をつなぐ」栗原 彬氏(日本ボランティア学会代表)

「フクシマ後に築く分かち合いの社会」マルク・アンベール氏(フランス・レンヌ大学)

コメンテーター 五十嵐暁郎氏(立教大学)

司会 浪岡新太郎(国際平和研究所所員)

セッション3:原発危機と大学―〈知の拠点〉は存在しうるか 14:00-16:30

原発危機は、これまでの研究や教育の在り方を問い直すべき契機です。原発事故後に大学で展開されている研究・教育・社会貢献活動を振り返り、これからの知の在り方を探ります。

「3・11後の福島大学の取り組み」塩谷弘康氏(福島大学)

「放射能汚染をめぐる研究の組織化」小山良太氏(福島大学)

「3・11後の大学とボランティア―何をみようとしなかったのか」仁平典宏氏(法政大学)

司会 猪瀬浩平(国際平和研究所主任)

全体総括の討論 16:45-17:45
コーディネーター 竹尾茂樹(国際平和研究所所長)

プログラムは変更の可能性もございます。予めご了承下さい。

【お申込み・お問合せ】
準備のため、できるだけ事前にお申込み下さい。当日参加も可能です。
メールまたはFAXにて、件名に「PRIME国際シンポ申込み」とご記入の上、
お名前、ご所属(または学籍番号)、連絡先をお伝え下さい。
明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
E-mail: prime@prime.meijigakuin.ac.jp
TEL:03-5421-5652 FAX: 03-5421-5653


PARC自由学校2011 秋の緊急連続講座 震災・原発事故をへて、私たちができること  

2011年09月09日 07時14分15秒 | 原発
PARC自由学校では震災・原発を受けて、緊急連続講座を開催します。ご関心のある片はぜひ受講してみてください。

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PARC自由学校2011 秋の緊急連続講座        
  震災・原発事故をへて、私たちができること  

 PARC自由学校では、東日本大震災と福島第一原発事故を受けて、改めて学び、脱原発をめざす場として、秋の緊急連続講座を企画いたしました。福島からのゲストをお招きし当事者の声を聞き考える「原発を生む社会とたたかう」クラス、震災復興のあり方を問い直す「人びとが拓く、人びとのための復興」クラス、福島・千葉・小川・東京への現場ツアー「脱原発の地域をつくろう!」、そして食と農をテーマに活動家をめざす「食と農で世直し!―活動一丁あがり」クラスの4つです。ぜひ皆さまの受講をお待ちしています!

★自由学校のトップページから4講座の詳細がご覧いただけます★
http://www.parc-jp.org/freeschool/index.html

==============  講座の詳細  ==============

1)「原発を生む社会とたたかう――歴史と現在を見すえ、未来をとりもどす」
  http://act.parc-jp.org/s/fs/autumn2011/fs2011autumn01.html

311の大震災に伴って起きた福島原発事故は、世界に大きな衝撃を与えました。原発を推進してきた人、反対してきた人、黙認してきた人、人びとはそれぞれに、自身の価値観や態度を見つめなおし、今後すすむべき方向を選びとることを迫られています。同時に、土、水、風、生きものたちへの汚染は刻々とすすみ、生活の基盤を破壊された人びとの打撃は複雑化・深刻化していくばかりで、予断をゆるしません。わたしたちが立ち上がり、未来をえがき直すために、今検証しておくべきこと、考えるべきこととは? 岐路を真に転換点とするために、共に学び、語り合いましょう。

【講座概要】
・2011年10月~2011年12月
・基本的に隔週月曜日19:00-21:00
・全5回/定員35名
・受講料:14,000円(PARC会員、2011年度自由学校受講生は特別価格12,000円)
・会場:PARC自由学校教室

◆10月17日(月)
★地域が原発に呑まれるとき 福島の場合
■開沼博(社会学研究者)
いわき市に生まれ、話題を集めた『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』著者 の若手研究者に原発によって地域が変容させられた経緯と課題を論じていただきます。

◆10月31日(月)
★放射能汚染の中で生きる 子どもたちを護れ
■中手聖一(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク代表)
福島の子どもたちは長期被爆の危険にさらされています。「汚染後」の世界で、それでも子 どもたちを護るために何ができるのか。切迫した現地の取り組みをお話いただきます。

◆11月14日(月)
★放射能汚染の中で生きる おびやかされる食と農
■菅野正寿(有機農業者)×渥美京子(ルポライター)
土、水、草、すべてが汚染されても、農業者は簡単に土地を捨てることはできません。一方、私たちは「消費者」として忌避か買い支えという極端な二択を迫られています。「生産者」と「消費者」の対立構図から、対話と協働の道筋を探ります。

◆11月28日(月)
★世界からみる日本の原発
■アイリーン・美緒子・スミス(環境ジャーナリスト)
日本の原発は、日本国内だけの政策だけにとどまらず、世界にも影響を与え、また世界に輸 出されようともしています。グローバルな状況を複眼的に読み解きます。

◆12月3日(土)14:00~17:00
★合同クラス 徹底ティーチイン
震災と原発事故を受けて 私たちに何ができるか
■中嶌哲演(明通寺住職)
「原発銀座」といわれる若狭で、ねばり強い草の根の反原発運動をくりひろげ、唯一原発の誘致をゆるさなかった小浜。その運動の長年にわたる主導者である中嶌哲演さんを迎え徹底的に話し合います。
※「人びとが拓く、人びとのための復興」クラスと合同

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2)人びとが拓く、人びとのための復興
  http://act.parc-jp.org/s/fs/autumn2011/fs2011autumn01-205.html

大震災のあと、人びとが叩き込まれた不安と悲嘆を埋め合わせようとするかのように、メディアは「日本は強い国」「一つになろう日本」というキャンペーンを張りました。一方で、破壊の後に遺された新たな「市場」に、嬉々として「成長戦略」を打ち出す資本と政治。被災者にとって、そして土地を受け継いでゆく子どもたちにとって、わたしたちにとって、ほんとうに選びとるべき「復興」とはどのような姿なのか、どのように進められていくべきか、考えましょう。

【講座概要】
・2011年10月~2011年12月
・基本的に隔週火曜日19:00-21:00
・全5回/定員35名
・受講料:14,000円(PARC会員、2011年度自由学校受講生は特別価格12,000円)
・会場:PARC自由学校教室

◆10月18日(火)
★開発的復興の陥穽 復興ビジネスがコミュニティを壊す
―阪神淡路大震災の経験から
■室崎益輝(関西学院大学災害復興制度研究所)
阪神・淡路大震災後の「未来都市型復興ビジョン」はコミュニティを解体し、社会的弱者をさらなる困難に陥れました。東北の復興が同じ轍を踏まないために過去を検証します。

◆11月1日(火)
★女性と障がい者の視点からみる被災、そして被災後。
■瀬山紀子(東日本大震災女性支援ネットワーク世話人)
「被災者」とひとくくりにされる人びとは、複雑で多様な暮らしやニーズをもっています。 「女性」や「障がい者」の視点から、被災地の実態と支援策の課題をお話しいただきます。

◆11月15日(火)
★当事者主導の漁港再生
※講師交渉中
震災復興で声高にいわれる「強い漁業」。大規模化・企業の漁業権取得によってさらなる 市場経済化をすすめる政策に対して、漁民自身の声をお聞きします。

◆11月24日(木)
★かれらが語る“強い農業”、 わたしたちが求める“生をはぐくむ農業”
■明峯哲夫(農業生物学研究室)
政財界は国際的競争力ある「強い農業」をめざし、東北を日本の「食糧供給基地」へと作 り変えようとしています。真の意味での豊かな地域、食と農のあり方をお話いただきます。

◆12月3日(土)14:00~17:00
★合同クラス 徹底ティーチイン
震災と原発事故を受けて 私たちに何ができるか
■中嶌哲演(明通寺住職)
「原発銀座」といわれる若狭で、ねばり強い草の根の反原発運動をくりひろげ、唯一原発の誘致をゆるさなかった小浜。その運動の長年にわたる主導者である中嶌哲演さんを迎え徹底的に話し合います。
※「原発を生む社会とたたかう」クラスと合同

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3)現場を歩き、考える 秋の訪問ツアー―脱原発の地域をつくろう!
  http://act.parc-jp.org/s/fs/autumn2011/fs2011autumn01-206.html

東日本大震災と福島第一原発事故は、私たちの暮らしや社会のあり方に大きな衝撃と問いを投げかけました。「便利で快適な暮らしがしたい」「おカネが一番大事」という価値観やライフスタイルは、実は環境や地域経済、農業や漁業、そして人間らしい暮らし方や豊かな人間関係を壊してきました。このツアーでは、もともとエコや地域、オルタナティブな仕事にこだわり活動してきた現場を訪ね、震災と原発事故後にどのような社会をめざし、どのような選択を日々の暮らしでしていくかを考えます。歩いて、見て、語って、本当に豊かな地域と生き方をともに創っていきましょう!単発での受講もできます。

【講座概要】
・2011年10月~2012年1月
・全4回/定員は各回によって異なります
・受講料は全4回通し参加の場合は38,000円、単発参加の場合は各回の受講料がかかります
・現地集合・解散になります
・プログラムは天候・先方の事情などにより変更することもあります
 (プログラムの詳細につきましてはお問合せください)

◆10月22日(土)~23日(日)1泊2日
福島県喜多方市を訪ねる
★311後の福島で生きる―有機農業者の声を聞く
■浅見彰宏(ひぐらし農園)
福島県の山間地域である喜多方市。この地に有機農業者として新規就農し、長らく地域づくりに取り組んできた浅見さんに、原発事故が福島県の農業者に与えた影響などのお話をうかがいます。夜は新規就農家の皆さんと交流会も持ち、「311後の世界をいかに生きるか」をテーマに対話します。日曜日は喜多方周辺の生産者による「百姓市」の見学、浅見さんが冬の間、蔵人を務める大和川酒造を訪問します。
・単発参加費:18,000円(宿泊費、夕食・朝食、現地での交通費、入浴料、保険代込)

◆11月12日(土)~13日(日)1泊2日
千葉県鴨川市を訪ねる
★持続可能でオルタナティブな里山ネットワークの未来に向けて
■林 良樹(地球芸術家・鴨川自然王国理事・地域通貨「安房マネー」事務局)
鴨川には約300名が参加する地域通貨「安房マネー」があり、ゆるやかなネットワークを形成しています。棚田オーナー制度をはじめ都市農村交流、小型水力発電などの地域で自給エネルギー作り出そうとしています。震災以降、古くからの住民と新住民が力を合わせ、「大山避難村」として地震・原発避難者の支援も行なっています。地域で、仕事もエネルギーも食も自給する生活を体験してみませんか?
・単発参加費:16,000円(宿泊費、夕食・朝食、現地での交通費、保険代込)

◆12月4日(日)
埼玉県小川町を訪ねる
★有機農業がつなげる自給エネルギーと地域循環型経済
■高橋優子(NPO法人生活工房つばさ・遊)
すでに30年以上も前から有機農業の実践を行ない、今では集落全体の仕事づくりや持続可能な経済づくりの中心地となった霜里農場。その理念と実践は全国各地に広がっています。食と農の大切さや、地域の中で食やお金が循環していくことの意義について、NPO団体として地域起こしに取り組む高橋優子さんのお話をうかがいます。訪問後は小川町の温泉や地ビールを楽しみましょう!
・単発参加費:4,000円(べりカフェでのランチ付)
霜里農場までの交通費(往復タクシー代)は別途かかります

◆1月20日(金)
千代田区御茶ノ水GAIAを訪ねる
★あらためて考える「生産者」と「消費者」の豊かな関係
■清水仁司(GAIA代表)
東京の都心・御茶ノ水で自然食材やオーガニック食品、雑貨や本など、環境にも人にも優しい商品を販売する「GAIA」は、老舗のオーガニック・ショップとして多くの人から愛されています。震災後、農産物の放射能汚染が広がっている中で、流通・販売の現場はどのような課題に直面しているのでしょうか。生産者と消費者の橋渡しをする立場から、「脱原発」社会のあり方や食・農のあり方をお話いただきます。
・単発参加費:2,000円

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4)社会にモノ言うはじめの一歩
 活動家一丁あがり!「食と農で世直し!」
  http://www.parc-jp.org/freeschool/2011/kouza/kouza_icchoopal.html

 「食や農が大好き」「日本の農業を守りたい」というあなた、エコ・ロハスをきっかけに「もっと自分で動いてみたい・・」というあなた!はじめの一歩、動き出してみませんか?
 食と農にかかわりながら、社会をよりよくする方法はたくさんあります。就農する、生産者と消費者をつなぐ、環境や食に取り組むNPO・NGOとして制度や政策に働きかける、イベントや講演会で日本の食や農の現状を広く市民に訴えかける・・・。今、具体的に「こうやって農業を盛り上げよう」「この仕事で世直ししよう」というアイデアがある人はもちろん、ない人も歓迎です。これから、同じ思いを持った仲間と一緒に考えていきましょう!
 この講座では、生産者と消費者の橋渡しを長年行ってきた生活協同組合のパルシステムのプロデュースにより、農に関心のある若者が日本の食と農の現実と課題を知り、「食と農で世直し!」をテーマに、多様なチャンネルから自分に何ができるのかを考え、将来を担う若者の視点で農業の意義や課題を社会に発信していける活動家となることを目指します。各講座を通してグループごとに「世直しプラン」を作成し、卒業イベントで社会に向けて発表します。

【講座概要】
●対象:「食と農で世直し」に関心のある20-30代の若者。
●募集人数:30名 ●受講料: 3,000円(全6回) 
●2011年10月~2012年2月 ●場所:主にパルシステム連合会東新宿本部

【予定】
★10/20(木)19:00-21:30 オリエンテーション&トークセッション
「食と農を軸にした世直し例の紹介・提案」
◎挨拶:山本伸司(パルシステム連合会理事長)
   湯浅誠(活動家一丁あがり実行委員会・反貧困ネットワーク事務局長)
◎トークセッション:大江正章(PARC代表理事・コモンズ代表)
          高橋宏通(パルシステム連合会産直推進部長)

★10/29-30(土日)1泊2日 合宿@千葉県旭市
生産者に話を聞こう!若者の世直し当事者に話を聞こう!そして一緒に考えよう!旭市海上で産直事業拡大、生産者・消費者交流、地域活性化に取り組む産地を訪れ、その思いを聞きます。また、実際に就農した若者やNPOで活躍する若者を呼んで交流し、「問題は何なのか」を一緒に考えましょう。農作業体験もお楽しみに。
石毛正敏(うなかみの大地代表取締役社長)・ほか

★11/17(木)19:00-21:30
講義「生き方と農~半農半X~」+世直しプラン作り
食・農とともに生きることは、生き方、暮し方を見直すきっかけにも。「半農半X」のコンセプトで、X(天職)と農ある小さな暮らしを提唱する塩見さんにお話しいただきます。また、いよいよグループワークで「世直しプラン」の作成にとりかかります。
塩見直紀(半農半X研究所代表)

★12/15(木)19:00-21:30
講義「食から農の課題を解決~消費者運動の軌跡~」+世直しプラン練り直し一人ひとりの消費者が食卓の安全安心を求めて動いてきた、その軌跡を話します。

★1/12(木)19:00-21:30
世直しプラン最終まとめ&模擬発表と見直し卒業イベントに向けて、プラン作成も終盤を迎えます!様々な立場の活動家からアドバイスを受けながら、仕上げていきましょう。

★2/4(土)午後時間未定 卒業イベント
第1部:「食と農でどう世直しするか」パネルディスカッション
第2部:受講生のプラン発表
いよいよ最終回は、「食と農で世直し」をテーマにパネラーを招いての卒業イベントを開催します。このイベントはみなさんがつくったプランの発表会でもあります。専門家やマスコミ、行政など、たくさんの人を集めて発信しましょう!

※スケジュール・内容は変更の可能性があります。
※合宿は宿泊・食費(4,000円程度を予定)+交通費が別途かかります。

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■お申込み・お問合せ■
特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)/PARC自由学校
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453
E-mail: office@parc-jp.org
HP http://www.parc-jp.org/
Twitter:http://twitter.com/parc_jp

シンポジウム 脱原発社会は可能だ(9月23日)

2011年08月07日 18時52分32秒 | 原発
【以下、転載・転送歓迎!】

******************************
★シンポジウム 脱原発社会は可能だ
http://www.parc-jp.org/freeschool/event/110923.html

3.11以降、日本人にとって最大の関心事は、原発とエネルギー問題です。7月の朝日新聞の世論調査では、「脱原発」に賛成の人が77%を占め、その半分以上が10年以内に止めることを支持しています。世論は大きく変わったと言えるでしょう。しかし、政府や経済界の大半は、いまだに原発の稼働に固執し、成長信仰から抜け出せていません。本シンポジウムでは、まず小出裕章さんに福島第一原発の現状と収束の見通しについてお話しいただいたうえで、脱原発社会・脱成長社会をどう創っていくかについて、それぞれの立場から議論したいと思います。
なお、本シンポジウムは、7月に刊行された『脱原発社会を創る30人の提言』(池澤夏樹・坂本龍一・池上彰ほか)の出版記念を兼ねたものです。

■日時:2011年9月23日(祝・金)13:30~17:00(開場13:00)

■会場:法政大学富士見キャンパス・ボアソナードタワー26階スカイホール
    〒102-8160 千代田区富士見2-17-1
    地下鉄・JR 飯田橋あるいは市ヶ谷駅 徒歩10分
    地図:http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html

■参加費:800円(定員180名・予約優先)

■お申込み方法:電話・FAX・メールなどであらかじめお申込みください。
 ウェブからの申し込み:
 http://www.parc-jp.org/freeschool/other/form08.html

■プログラム(予定)
▽13:35~15:00
 ●講演 福島原発はいまどうなっているのか
     小出裕章さん(京都大学原子炉実験所助教)

▽15:15~17:00
 ●パネルディスカッション 脱原発社会をどう創るか
     吉原毅さん(城南信用金庫理事長)
     纐纈あやさん(映画監督)
     明峯哲夫さん(農業生物学研究室主宰)
     小出裕章さん(京都大学原子炉実験所助教)
     コーディネーター 大江正章さん(コモンズ代表)

■パネリスト紹介 
●小出裕章さん
1949年、東京都生まれ。東北大学工学部原子核工学科卒業後、同大学院修了。1974年から京都大学原子炉実験所助手(現在は助教)。愛媛県の伊方原発訴訟では住民側証人をした。著書に、『原発のウソ』(扶桑社新書、2011年)、『放射能汚染の現実を超えて』(河出書房新社、2011年)、『隠される原子力 核の真実』(創史社、2011年)など。

●吉原毅さん
1955年、東京都生まれ。1977年、慶應義塾大学経済学部を卒業し、城南信用金庫に入庫。懸賞金付き定期預金など新商品の開発や広報などに従事する。企画部長、常務理事・市場本部長などを経て、2010年より理事長。

●明峯哲夫さん
1946年、埼玉県生まれ。北海道大学大学院農学研究科博士課程中退。消費者自給農場「たまごの会」の創設運動に参加して以来、一貫して自給にこだわり続けるとともに、人間と環境、人間と生物のあるべき関係について考察してきた。著書に、『ぼく達は、なぜ街で耕すか』(風涛社、1990年)、『都市の再生と農の力』(学陽書房、1993年)、『街人たちの楽農宣言』(編著、コモンズ、1996年)。

●纐纈あやさん
1974年、東京都生まれ。自由学園卒業。2001年ポレポレタイムス社に入社し、映画『アレクセイと泉』(2002年)の製作・配給・宣伝に携わる。映画『ナミイと唄えば』(2006年)のプロデューサーを経て、フリーに。『祝(ほうり)の島』(2010年)は監督としての最初の作品。

〈共催〉
アジア太平洋資料センター
コモンズ
法政大学ボアソナード記念現代法研究所

【お申込み・お問合せ】
アジア太平洋資料センター(PARC)
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11東洋ビル3F
TEL:03-5209-3450 FAX:03-5209-3453
E-mail:office@parc-jp.org 
http://www.parc-jp.org
Twitter:http://twitter.com/parc_jp