おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

「地域農業の持続性を問う:佐渡における有機農業の課題から」(3月9日)

2013年02月18日 07時03分39秒 | 原発
日本有機農業学会では、社会科学系分野の研究活動の活性化を目的とする定例研究会を開催しています。どなたでも参加できますので、ご関心のある方はぜひ。

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第4回 社会科学系定例研究会

「地域農業の持続性を問う:佐渡における有機農業の課題から」

報告者:伊藤 亮司(新潟大学)

日時:2013年 3月 9日(土)  15:00-17:00
*当初の予定は3月2日でしたが都合により1週間延期されています。

会場:立教大学 池袋キャンパス 11号館2階 A202教室
* 大学へのアクセスおよび構内地図はつぎをご覧ください
  http://www.rikkyo.ac.jp/access/pmap/ikebukuro.html
 http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/
 (池袋駅からは「地下道C3出口」を利用すると便利です)

* 参加申込は不要ですが、資料準備の都合がありますので、参加予定者はあらかじめ大山までご連絡ください。また非会員の参加も可能ですので,ご周知いただけますとさいわいです。

問い合わせ先:立教大学 経済学部 大山利男

〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1
TEL:03-3985-2286  email:t-oyama@rikkyo.ac.jp

以上

「原発事故と有機農業――有機農業運動論の再構築」

2013年02月11日 12時31分53秒 | イベント
 公開シンポジウムのお知らせです。当日、僕は事務局として走り回ってます。

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公開シンポジウム
「原発事故と有機農業――有機農業運動論の再構築」

日時:2013年2月24日(日)13時~17時
場所:明治大学リバティタワー2階1021教室

 今回の原発事故で、有機農業運動は、きわめて大きな試練にさらされてきました。私たちは、「安全性論」とそれを踏まえた「消費者提携論」に、過度に、安易に依拠してきたこれまでを、強く見直すことを求められているように考えます。
 そんな思いから、事故2年目の節目を意識して、公開シンポジウム「原発事故から有機農業を考える」を開催します。これは、2011年10月16日に「それでも種を播こう」をテーマに行った公開シンポジウムを引き継ぐものです。チェルノブイリ原発事故以後のベラルーシ・ウクライナの状況もふまえながら、「かけがえのない地域で暮らし続ける」「有機農業運動のあり方を問い直す」ことメインテーマとしたいと思います。

第1部 特別講演 本橋成一(写真家・映画監督) 13時10分~14時

第2部 福島からの現地報告 14時10分~14時50分
 南相馬市小高区の現状と取り組み 根本洸一(福島県有機農業ネットワーク)
 科学者の視点から 野中昌法(新潟大学農学部教授、日本有機農業学会理事)

第3部 有機農業運動論再構築へ向けて 15時~17時
明峯哲夫(有機農業技術会議代表理事、農業生物学研究室)
菅野正寿(福島県有機農業ネットワーク代表理事、有機農家)
高橋久夫(福島県有機農業ネットワーク東京事務所(準))
黒田かをり(CSOネットワーク事務局長)

コメント 中島紀一(茨城大学名誉教授、日本有機農業学会理事)
     飯塚里恵(千葉農村地域文化研究所)子

コーディネーター 大江正章(アジア太平洋資料センター共同代表、コモンズ代表)

主催:NPO法人有機農業技術会議、福島県有機農業ネットワーク
共催:NPO法人アジア太平洋資料センター、コモンズ
参加費(資料代):1000円

「有機農業で生きる」「コミュニティの力」2作品上映&ゲストトーク

2013年01月29日 13時16分23秒 | 有機農業

「有機農業で生きる」「コミュニティの力」2作品上映&ゲストトーク

【上映作品】
『有機農業で生きる――わたしたちの選択』(日本/2012/日本語/カラー/36分)
『コミュニティの力』(アメリカ/2006/英語(字幕あり)/カラー/55分)

【ゲスト】金子美登(霜里農場)×大江正章(コモンズ代表・PARC共同代表)

【日時】2月2日(土)17:30開場/17:45より上映開始(19:30よりトークショー)
【場所】UPLINK 
【アクセス】JR渋谷駅ハチ公口から北西へ徒歩10分
【地図】http://www.uplink.co.jp/info/map/
【料金】¥1800
【予約】UPLINK 03-6825-5503
【イベントURL】http://www.uplink.co.jp/event/2013/6856

農薬・化学肥料への依存、放射能汚染、環境破壊。こうした問題を解決する鍵を「有機農業という生き方」に見出したPARC最新ドキュメント『有機農業で生きる――わたしたちの選択』。土を作り、作物を言葉にして語る先駆者たちの言葉には深い響きがあります。また、ソ連崩壊後、石油輸入量が半減し食料の輸入が8割減ったキューバがどのように危機を乗り越えたのかを追った『コミュニティの力』の2作品を上映します。

石油の生産量がピークを迎え、やがて減少していくという「ピークオイル」はすぐそこまで来ていると言われています。キューバはソ連崩壊によって輸入が大幅に減少し、一足先にピークオイル後の社会を経験しました。一方、日本では3.11後の復興を考える中で、脱原発の道、自然エネルギーへの転換を模索しています。

食べ物の生産にはエネルギーが大きく関係しています。特に農薬と化学肥料と農薬に依存する近代的農業は石油なしには成り立ちません。

有機農業は、人と人、自然、地域とのつながりと循環に基礎に置いた農業です。有機農業をテーマに、日本の、そして世界の危機を乗り越える方法を見出してみましょう。

ゲストは40年以上に渡って有機農業という生き方を貫いてきた埼玉県小川町霜里農場の金子美登さんと農・食・環境・アジアなどをテーマに多数の本創りに携わってきた編集者・ジャーナリスト・PARC共同代表の大江正章さんです。

また『有機農業で生きる』監督の岩崎充利さんからもコメントをいただけることになっています。

みなさんのご参加をお待ちしています!

【上映作品紹介】
有機農業で生きる―わたしたちの選択
作品詳細:36分 DVD(日本語) 2012年
制作:アジア太平洋資料センター(PARC)
監修:大江正章 (PARC共同代表、コモンズ代表)
監督:岩崎充利 
http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/organicfarming.html

コミュニティの力
原題:The Power of Community
    How Cuba Survived Peak Oil
監督:Faith Morgan
制作:Arther Morgan Institute of
       Community Solutions
日本語字幕版制作
     :日本有機農業研究会科学部
作品詳細:55分 DVD 2006年 英語 アメリカ カラー
http://www.joaa.net/tutiken/11-10-01.html


原発事故・放射能汚染と農業・農村の復興の道(1月20日)

2013年01月10日 23時53分06秒 | イベント

続けて、討論会のご案内です。

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<公開討論会>
原発事故・放射能汚染と農業・農村の復興の道

 今回の原発事故を経験して、有機農業と原発は原理的に相容れないことを痛切に実感しました。同時に、有機農業は安全性論だけに依存しすぎていたことへの痛切な反省も迫られています。今回の公開討論会ではそうした認識を踏まえて、以下の諸点について語り合いたいと思います。
①放射能の危険性をどのように認識するのか。とくに、内部被曝と低線量被曝の危険性認識をめぐって。
②「危険だ、避難せよ」という判断と呼びかけをめぐって。農業と風土的暮らしは土地を捨てては成り立たないことをどう考えるか。安全性の社会的保証と被災地復興の追求は、簡単には両立しないのではないか。
③放射能汚染の下で自然はこれからどのように推移していくのか。人は逃げられるが自然は逃げられない。
④科学者の役割とあり方。放射線管理区域に指定しなければならないような汚染地帯が広がっていることをふまえつつ、そこで暮らし、農業している人たちがいるという現実をどう考えていけばよいのか。

討論者:
小出裕章 京都大学原子炉実験所助教、著書『この国は原発事故から何を学んだのか』(幻冬舎)ほか
明峯哲夫 有機農業技術会議代表理事、共著『有機農業の技術と考え方』(コモンズ)ほか
中島紀一 茨城大学名誉教授、著書『有機農業政策と農の再生』(コモンズ)ほか
菅野正寿 福島県有機農業ネットワーク代表、共著『放射能に克つ農の営み』(コモンズ)ほか

コーディネータ:
大江正章 コモンズ代表、著書『地域の力』(岩波書店)ほか

日時:2013年1月20日(日)13:30-17:00(13時開場)
場所:立教大学 池袋キャンパス マキムホール(15号館) M202教室
http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/

NPO法人 有機農業技術会議・連絡先
 yuki-gijutsu@coast.ocn.ne.jp

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自然エネルギーを有機農業に活かそう!(2月23日(土))

2013年01月09日 22時34分41秒 | イベント
 イベントのご案内です。

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青年部主催-有機農業入門講座2013-
  自然エネルギーを有機農業に活かそう!

 福島原発事故以降、原子力や化石燃料に代わる自然エネルギーに注目が集まっています。今回の入門講座では自然エネルギーを有機農業の営農やくらしに取り入れることをテーマにしました。各地の先進的な自然エネルギーの取り組みを講師の方に紹介していただき、循環、自給をキーワードとした持続可能な魅力ある有機農業を模索してみたいと思います。

■開催日:2013年2月23日(土)

■会 場:國學院大学・渋谷キャンパス1号館 1105教室
        (東京都渋谷区東4-10-28)
http://www.joaa.net/img/moyoosi/1102.jpg

■交通機関:交通機関:渋谷駅東口から徒歩13分/渋谷駅(JR埼京線)新南口から徒歩10分都営バス(渋谷駅東口バスターミナル54番のりば「学03日赤医療センター行」)国学院大学前」下車

■講 演:
1.バイオガスと農業
 桑原 衛さん/ぶくぶく農園・NPO法人小川町風土活用センター(NPОふうど)代表理事
1958年生まれ。1983年から水資源開発、エネルギーの専門家としてJICA、ОECF(当時)の開発計画を通して発展途上国での技術協力に従事。現在小川町で専業農家として3haの農地で米麦、野菜、卵、蜂蜜、トマトジュースを生産している。また、NPO小川町風土活用センターのメンバーとして、地域資源の管理、利用や生ごみ資源化事業などバイオガスにかかわる活動を行っている。
        
2.天ぷら油でトラクターを走らせてみよう
 臼井 健二さん/シャロムコミュニティー、WVO(waste vegetable oil 廃油)グループ代表
自然共生型ヒュッテ建設を仲間と共にセルフビルドでとりかかる。1979年、3年を経て完成したシャロムヒュッテは、現在長野県内有数の稼働率を誇る人気の宿となり自然農、シュタイナ-教育、マクロビオティック、地域通貨、共同体、パーマカルチャーなど、21世紀の循環型社会に必要なキイワードを包み込んだエココミュニティとしていま注目を浴びている。
        
3.非電化で有機生活~電気を使わない選択肢~
 藤村 研介さん/非電化工房 副代表
1980年、神奈川県生まれ。2004年、米国ミシガン大学修士課程修了。 ゼネラル・エレクトリック社入社。半導体製造装置の開発、設計に携わる。 2008年より父・藤村靖之が代表を務める非電化工房で非電化製品の発明・開発に携わる。

■参加費:2,000円(会員:1,800円)

■プログラム:開場 13:00
        開会  13:30
        講演1「バイオガスと農業」13:30~14:30
        講演2「天ぷら油でトラクターを走らせてみよう」14:40~15:40
        講演3「非電化で有機生活~電気を使わない選択肢~」15:50~16:50
        閉会  17:00
        懇親会 17:30~19:30(定員25名)
        ★懇親会会場:「YAFFA ORGANIC CAFE」
(渋谷駅より徒歩8分。 TEL:03-6427-9988)                            
オーガニックの野菜を中心に、素材の味を生かした料理とお飲み物。
                参加費4,000円。
        ★懇親会申込み締切日:2月20日(木)

■参加方法:申込不要、先着順(定員200名)
         ※懇親会のみ、お申し込みください。

■問合先:NPO法人 日本有機農業研究会・事務局
        TEL:03-3818-3078/FAX:03-3818-3417
        ホームページ  http://www.joaa.net/
        E-mail  <mailto:seinenbu@joaa.net> seinenbu@joaa.net