おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

共同シンポジウム「脱成長とローカリゼーション」(2月19日)

2012年02月17日 23時16分27秒 | イベント
 寒い日が続きます。塩尻に帰省しようしようと考えていても、なかなか連続で休みがなく、帰れません。そろそろ畑の作付計画立てないとな。

 今日は、事務局をやっている有機農業技術原論研究会(通称:原論研)の第7回目でした。島根県中山間地域センターの相川さんから、山村における自給農業の技術論と題して、調査の成果を発表いただきました。鳥取県に通っている僕としても参考になり、山村の研究も早く着手したいなとわくわくしてきました。なぜ耕すのか、そもそも耕すことは必要なのか、草をとることは必要なのか、鍬はなんのためにあるのか、など僕らが当たり前のように思っていることに対し、1つ1つ疑問を投げかけているのがこの研究会です。茨城大学の中島先生を始め、有機農業研究の先達たちの知識の多さに関心しきりです。貴重な経験です。

 懇親会では、北海道標津の興農ファーム、本田さんから有機農業運動が始まった頃の貴重な話も聞くこともでき、今年は4年ぶりに興農ファームに行きたいなと思い、魚もおいしく、野菜もたくさんある6月頃に行く約束をしました。有機農業運動についてもきちんとまとめなければと思いつつ、なかなかの大きな作業に手をつけられていませんが、これを機にがんばってみようと思います。本田さんには、こんな若造をいつも気にかけてくださって、本当に感謝です。

 さて、直前のお知らせですが、19日に以下のようなシンポジウムが開かれます。当日参加でも大丈夫なので、ご関心のある方はぜひお越しください。コモンズの大江さんからブースの手伝いを依頼され、僕も参加することにしました。最近はよくコモンズのお手伝いをしています。基調講演は、明学時代にお世話になった同じ国際学部の辻先生です。というか、このシンポジウムは豪華ですね。

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共同シンポジウム「脱成長とローカリゼーション」
~お金に頼らない半農半ささえあい社会のすすめ~

詳細はこちら↓
http://www.blog-headline.jp/agriability/2011/12/post_26.html

■日時:2012年2月19日(日)10:00~18:00
■場所:國學院大學渋谷キャンパス常磐松ホール・東京都渋谷区東4-10-28渋谷駅から徒歩15分)
>地図 http://www.kokugakuin.ac.jp/guide/access_shibuya.html

■配布資料代:1000円

■申し込み
http://www.blog-headline.jp/agriability/2011/12/post_26.html