おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

【映画試写会】加藤周一、幽霊と語る(2月19日)

2010年02月13日 12時35分37秒 | 映画
 これは、農業とはほとんど関連しませんが、亡くなられた加藤周一さんの映画です。僕が今いる研究所での試写会になります。
 
 農業と平和は密接に関係しているので、全然関係していないわけではないですが、やはり、加藤さんのように芯を通して発言してきた方は尊敬してしまいます。

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特別先行試写会 『しかしそれだけではない。加藤周一 幽霊と語る。』
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【日時】2010年 2月19日(金)14:15~受付開始、14:30開始(16時半頃終了予定)
*映画製作者 桜井均さんによる解説あります!

【会場】明治学院大学白金校舎 パレットゾーン内 アートホールhttp://www.meijigakuin.ac.jp/campus/shirokane/

【対象】 一般、明学生、教職員など、どなたでも。
 *参加費無料。 *要事前申込み。

【申込み】申込み先(メール・FAX):prime@prime.meijigakuin.ac.jpFax: 03-5421-5653
件名:2月19日試写会申込み内容:お名前、学年・学科・学籍番号またはご所属先(またはご職業)、パソコンメールアドレス をご記入下さい。

*定員に達しましたら、当研究所ホームページ上で お知らせいたします。

【注意事項】1.駐車場がないため、お車での来場はご遠慮下さい。2.万全を期しておりますが、音声・映像の乱れ等が生じる場合もございます。その際はご了承下さい。3.インフルエンザ対策にご協力下さい。

【主催・問い合わせ先】明治学院大学国際平和研究所(PRIME)prime@prime.meijigakuin.ac.jp
〒108-8636 
港区白金台1-2-37Tel: 03-5421-5652 Fax: 03-5421-5653
http://www.meijigakuin.ac.jp/%7Eprime/

【上映作品紹介】
戦後の日本を代表する知識人として発言を続けた加藤周一が最後に残したメッセージを、彼自身の歩みとともに構成したドキュメンタリー。  文学を始めとする芸術全般、文明、社会、政治と、幅広い視点から日本について語り続けてきた加藤周一。2008年12月にこの世を去った彼が最後に試みたのは“決して意見が変わることのない”幽霊たちとの対話だった。 戦時中に、自らの運命との共通性を感じた源実朝、自由な言論が失われた中でも意見を曲げることのなかった神田盾夫、渡辺一夫といった恩師たち、そして、学徒出陣で戦地に向かい若い命を落とした友人。 彼らに語りかける加藤の言葉の中から、日本の今と未来が浮かび上がる。

【加藤周一プロフィール】 
1919~2008年。評論家・作家。東京帝国大学医学部卒業。1951年渡仏、55年帰国。「日本文化の雑種性」などの文明批評、文学・文化・社会に関わる長年の旺盛な文筆活動で広く知られる。近年は「九条の会」呼びかけ人として、平和憲法を守る運動にも積極的に参加した。主な著書は『加藤周一著作集』(全24巻平凡社)『羊の歌』(正・続 岩波書店)『日本文学史序説』(上・下 筑摩書房)『夕陽妄語』(朝日新聞社)『日本文化における時間と空間』(岩波書店)『日本 その心とかたち』(徳間書店)など。岩波書店より『加藤周一自選集』を刊行中。

出演:加藤周一 製作:加藤周一映画製作実行委員会 矢島翠 / 桜井均

プロデューサー:桜井均 / 石紀美子 / 河邑厚徳 監督:鎌倉英也

2009年 日本映画 ドキュメンタリー 95分(予定)公式サイhttp://www.ghibli.jp/kato/

協力:スタジオジブリ/ウォルト・ディズニー・ジャパン
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【イベント】フェアトレードの拡大と深化(2月27日、28日)

2010年02月13日 12時31分00秒 | イベント
 最近、フェアトレードの文献を読んでいて、日本の有機農業と同じような状況なんだなあと感じています。日本の有機農業も言ってみれば、国内版フェアトレードだし、南と北をつなぐ、都市と農村をつなぐという意味では当たり前かもしれないけど。

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国際シンポジウム
「フェアトレードの拡大と深化」
■日程
2009年2月27日(土)・28日(日)
■会場
東京経済大学 B301
JR中央線、西武国分寺線・多摩湖線「国分寺駅」南口より徒歩13分
〒185-8502東京都国分寺市南町1-7-34、℡(代表):042-328-7711
■主催
東京経済大学学術研究センター&フェアトレード学生ネットワーク(FTSN)
 グローバリゼーションの進行にともなって拡大する南北間の格差、貧富の格差は、国際社会の一大関心事となっている。そうした格差を、援助ではなく「公正な貿易」の実現によって解消しようとする「フェアトレード」は、近年とみに脚光を浴び、日本でも若い世代を引きつけている。
 その一方で、フェアトレードが一般の流通に乗り、「商業化」していることへの懸念も強まっている。「生産者と消費者の連帯」といったフェアトレード本来の理念が希薄化し、不公正な世界貿易を根本から変える革新力を失ってきているのではないか、という懸念である。
 フェアトレードが大きな岐路に立ついま、フェアトレードをめぐる今日的課題、中でもその「拡大」と「深化」をめぐる課題を掘り下げるとともに、今後の世界および日本におけるフェアトレードあり方を明らかにすることは時宜を得たものと言える。
 本シンポジウムでは、国内外のフェアトレード界の第一人者を招いて、「フェアトレードと企業」、「フェアトレードと政府」、「フェアトレードと社会」という3つの切り口から、拡大と深化の課題に迫る。

■主なゲスト(敬称略)
イアン・ブレットマン
(FLO:国際フェアトレードラベル機構副理事長)
クラリベル・ダヴィッド
(WFTO:世界フェアトレード連盟副会長)
カルメン・イエツィ
(FTF:フェアトレード連合事務局長)
ブルース・クラウザー
(フェアトレード・タウン運動総合コーディネータ)
フランツ・ファンデルホフ
(UCIRI:メキシココーヒー生産者組合代表)
サフィア・ミニー
(ピープル・ツリー代表)
ジャン・マリ・クリエ
(フェアフューチャーズ代表)
木寺昌人
(外務省大臣官房長)
松本義弘
(横須賀市国際交流課長)
一色 清(朝日新聞編集委員)
長坂寿久
(拓殖大学教授)
上田 誠
(オルター・トレード・ジャパン専務取締役)
小松豊明
(クラフトリンク南風チーフ)
鈴木隆二
(ぐらするーつ代表)
胤森なお子
(ピープル・ツリー常務取締役)
金田晃一
(武田薬品工業 CSR/CBシニアマネジャー)
森下樹理
(フェアトレード学生ネットワーク関東代表)
ほか
■プログラム
2月27日 (土)
8:45 受付

9:15 開会の挨拶:渡辺龍也/沼倉有紗(FTSN)
9:30 ゲスト・スピーチ:一色 清(朝日新聞)
10:00 ヨーロッパにおけるフェアトレード ジャン・マリ・クリエ(Fairfutures)
10:45 アメリカにおけるフェアトレード カルメン・イエツィ(FTF)
11:30 日本におけるフェアトレード 長坂寿久(拓殖大学)
13:15 南からの視点 クラリベル・ダヴィッド(WFTO)
14:00 フェアトレードラベルの経験 イアン・ブレットマン(FLO)
15:00 パネル・ディスカッション1 <企業セクターへの浸透>
イアン・ブレットマン:FLOによる「主流化」戦略
クラリベル・ダヴィッド:WFTOの新認証システム
サフィア・ミニー(ピープル・ツリー):ラベルに頼らない企業との協働/アドボカシー
星野智子(チョコレボ):企業とのコラボレーション
金田晃一(武田薬品):企業から見たフェアトレード
ファシリテータ:渡辺龍也
17:00 特別講演 フランツ・ファンデルホフ(UCIRI)
18:00 レセプション

2月28日 (日)
8:45 受付
9:05 アナウンス
9:15 フェアトレードへの日本政府の姿勢 木寺昌人(外務省)
9:45 フェアトレード・タウンの動き ブルース・クラウザー(FTT)
10:15 パネル・ディスカッション2 <政府・自治体への浸透>
木寺昌人(外務省)
松本義弘(横須賀市):横須賀市の取組み
ジャン・マリ・クリエ:欧州政府・自治体のフェアトレードへの対応
ブルース・クラウザー:FTタウンの現状・成果
明石祥子(らぶらんど・エンジェル):熊本市のFTタウン化への動き
ファシリテータ:鈴木隆二
13:00 パネル・ディスカッション3 <社会への浸透>
カルメン・イエツィ(FTF):アメリカ社会におけるフェアトレードの浸透
ジャン・マリ・クリエ:欧州社会におけるフェアトレードの浸透
上田 誠(ATJ):生協運動とフェアトレード
胤森なお子(ピープル・ツリー):広く一般市民に浸透するには
森下樹理(FTSN):学生としてできること
ファシリテータ:小松豊明
15:15 フェアトレードはどこへ:その深化と拡大
イアン・ブレットマン(FLO)
クラリベル・ダヴィッド(WFTO)
フランツ・ファンデルホフ(UCIRI)
長坂寿久(拓殖大学)
ファシリテータ:渡辺龍也
17:15 閉会の挨拶

■お申し込み
シンポジウムへの参加には事前予約が必要です。事前問い合わせが多いため、早めの予約をお勧めします。申し込みはft.international.symposium@gmail.comまで。件名は「申し込み」として下さい。
★社会人の方
氏名、会社/団体名、連絡先(PCメールアドレス)
★学生の方
氏名、大学名、学年、所属団体名(あれば)、連絡先(PCメールアドレス)
☆宿泊
遠来の方で会場近くに宿泊をご希望の方は、国分寺駅隣接の「ホテルメッツ国分寺」に「フェアトレード国際シンポジウム」の名で20室ほど確保してありますので、直接お申し込み下さい(042-328-6111)。
■申し込み期限:2010年2月20日
■参加費
シンポジウム:1000円
レセプション:3000円

【イベント】オーガニック1%の壁を破る方法(3月4日)

2010年02月13日 12時17分08秒 | イベント
イベント情報です。以下、詳細です。

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オーガニック1%の壁を破る方法
~イタリアオーガニックのパイオニア、ジロロモーニ氏語る~
http://www.euofa.jp/learn/2010/01/post_2.shtml
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NPO法人オーガニック協会(東京都港区)では来る3月4日、イタリアオーガニッ
クのパイオニア、ジーノ・ジロロモーニ氏を招き、講演会を開催する。

■内 容
全農地に占めるオーガニック農地の割合が約10%のオーガニック大国、イタリ
ア。それに対し、日本のオーガニック農地の割合は、まだ僅か1%を占めるにす
ぎません。今回イタリアのオーガニック農業のパイオニアであり父である、ジロ
ロモーニ氏の来日に際し、講演会を開催いたします。
第一部はオーガニック農業を通じて地域の再生を図ったジロロモーニ氏の足跡
や、その最新情報についての講演。第二部では現在日本が直面している1%の壁
をどう乗り越えるべきか、氏と一緒に探っていきます。

【第一部】イタリアオーガニックの父が語る「地域を活性させるオーガニック農業」
イタリア中部の中山間地イゾラ・デル・ピアーノに生まれ育ったジーノ・ジロロ
モーニ氏は、戦後の経済復興の裏で衰退した故郷を復興させるために70年代オー
ガニック農業に挑み、地域の再生を図り、世界15ヶ国に輸出するまでに至ったグ
ローカルな農業協同組合を育て上げました。それを牽引してきたイタリアオーガ
ニック農業の父、ジロロモーニ氏にその足跡と最新情報を語っていただきます。

【第二部】パネルディスカッション「オーガニック1%の壁を破る法」
オーガニック農地の割合が全農地の約10%を占めるイタリア。ジロロモーニ氏と
ともに、日本が現在直面している1%の壁をイタリアではどのように突破して
いったのかを考えながら、その壁を越える方法を探ります。

<ジーノ・ジロロモーニ>
1946年、イタリア、ペーザロ・ウルビーノ県イゾラ・デル・ピアーノに生まれ、
70年~80年にかけ、過疎化した同地の村長を務める。74年に効率優先の現代農業
へのアンチテーゼとして有機農業を始め、77年、仲間と有機農業協同組合を設
立、代表に就任。86年、マルケ州有機農業者協会を共同で設立し、 97年、地中
海有機農業協会(AMAB)を設立。同協会には現在1万3000の有機農業法人が加盟し
ている。

<概要>
■日 時:2010年3月4日(木) 14:00~16:30
■会 場:コープビル会議室(ビル屋上に農林中金の看板が目印です)
東京都千代田区内神田1-1-12
■講 師:ジーノ・ジロロモーニ、蔦谷 栄一(農林中金総合研究所特別理事)、
田村 安(EUOFA代表理事)ほか
■参加費:無料/定員:140名
■主 催:NPO法人オーガニック協会/協 力:株式会社 創健社
■申 込:下記イベント詳細ページお申込みフォームより
http://www.euofa.jp/learn/2010/01/post_2.shtml

【NPO法人オーガニック協会(EUOFA)とは】
2000年12月、オーガニック食品輸入業者と各国の農務官が中心となり、「ヨー
ロッパオーガニック食品普及協会」として設立。当初はEUのオーガニック認証制
度とオーガニック食品のPRを目的としていたが、その後の社会情勢の変化及び
「オーガニックフェスタ」開催を通じ、ヨーロッパの進んだオーガニックなライ
フスタイルを普及することへ活動をシフトしていった。現在は日本国内外を問わ
ず世界のオーガニック情報の収集や発信を通じ、わが国におけるオーガニックな
暮らしの実現へ向けて啓発活動を行っている。

農文協70周年イベント

2010年02月08日 22時22分44秒 | イベント
 農文協70周年記念ブログより転載。僕は参加する予定です。

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シンポジウム「ゆるがぬ暮しを地域から」2010年3月13日に開催!
グローバルな危機をローカルに乗り越える――
このシンポジウムで、そもそも地域とは何か、地域はいま、何ができるのか、そして、
地域に根ざした仕事づくりについて、ともに学び、考える場として開催いたします。

==基調講演============
●農山村地域再生政策のための展望と課題
小田切徳美 明治大学農学部食料環境政策学科教授

●地域で支える食と農―米の地元学「鳴子の米」プロジェクトの5年間
結城登美雄 民俗研究家

==パネルディスカッション============
○おばあちゃんに学ぶむらの仕事と暮らしづくり
桐山三智子 群馬県片品村「片品生活塾」主宰
○農産物直売所の仕事創造力
小林史麿 長野県伊那市「産直市場グリーンファーム」会長
○不動産業と両立させる60の地域貢献プログラム
野老真理子 千葉県大網白里町 大里綜合管理(株)代表取締役

■日時
2010年3月13日(土)13時開場 13時15分開始 15時45分終了
■会場名
ベルサール神田 3階会議室
〒101-0053   東京都千代田区神田美土代町7 住友不動産神田ビル
■アクセス
・「小川町駅」B6出口より徒歩2分(新宿線)/「新御茶ノ水駅」B6出口より徒歩2分(千代田線)/「淡路町駅」A       6出口より徒歩3分(丸ノ内線)/「神田駅」北口より徒歩7分(JR線)・4番出口より徒歩7分(銀座線)/「大手       町駅」C1出口より徒歩8分(半蔵門線・丸ノ内線・東西線・三田線・千代田線)
■定員 100名(申込先着順)
■参加費 1000円 (資料配布) 当日会場受付にてお支払いいただきます。会場はスクール形式です。

■申込方法

0313シンポ申込書(PDF)
を印刷・ご記入の上
農文協「70周年記念シンポジウム事務局」FAX03―3585―3668まで送信下さい。
折り返し「参加証」をお送りいたします。

地域が支える食と農 神戸大会への参加

2010年02月07日 18時24分37秒 | 雑感
 寒い日が続く。大学受験シーズン真っ只中。僕にとってはもう7年も8年も前の話だ。浪人しているので、2回も受験を味わってしまった。どちらも受験した大学の数は多く、2週間ほど渋谷のホテルに泊まって、会場へと向かっていた。田舎ものの僕にとっては、東京で2週間も暮らすことに、ど緊張していた。受験どころではなかった。

 昨日も朝、道を歩いていると受験生らしき女子高生が大きな荷物を引っ張って歩いていた。そこで自分の昔のことを思い出してしまった。ふと、違う方向を見ると、ロリータファッションというのかお嬢様ファッションというのか、ゴリゴリのフリフリを着こなしている女性もいて、すごい、東京は。

 という僕も、昨日は4月から進学する大学院内の試験だった。クリーニングに出したスーツを着させられているという感じで大学へと向かった。電車の中では、研究計画書を見ても緊張するだけなので、この前ようやく手にした本、内橋克人、宇沢弘文『始まっている未来 新しい経済学は可能か』(岩波書店、2009年)を読んだ。宇沢さんの研究者としての姿勢、そして社会的共通資本としての農村という考えは、とても勇気付けられる。

 控え室で同じ試験を受ける4月入学の方と少し話、二人とも畑違いのところからの農学部編入ということで、これまた勇気付けられる。

 緊張しながら発表を終える。だけど、実績や業績がない僕は相当頑張らないといけない。審査の先生方にもプレッシャーをかけられた。

 続いて次なる拠点を見つけるために不動産屋へ。目星をつけることができた。これは良かった。農場での研修も合わせれば、引越しも5回目くらいだ。今度は、また神奈川県での生活になる。今住んでいるところよりは、田舎なので、楽しみにしている。

 今日は、1日中部屋に引きこもって、原稿を書く。これが終われば、肩の荷がようやく片方だけ降りる。後は、論文1本、3月6日の日有研全国大会での分科会進行の案を作らなければ。そのため、フェアトレード関連の本を読みつつあるのだが、『季刊at 8号 特集 フェアトレードの現在』(太田出版、2007年)は現在の有機農業の論争と同じくする要点が多く、読み応えがあった。atは過去に『季刊at 12号 特集 有機農業は誰のものか』も出している。

 来週は大半、実家に帰り、2月19日からは『地域がささえる食と農 神戸大会』参加のため、神戸向かう。もし関心のある方は、ぜひ参加していただきたい。20日、21日のシンポジウム前にはオーガニックツアーもある。が、これには参加できない。

 22日の有機農業政策討論会に参加し、沖縄へ行く予定。僕の専門は有機農業研究だが、広く平和についての勉強も好きなので、初・沖縄はとても楽しみにしている。平和を自治の理念に掲げている読谷村のむらづくりにはとりわけ関心がある。社会のことを考えると、どうしても農業のことだけでは視野が狭くなってしまう。

 だけど、購入する本はほとんどが農業関係。もっと余裕を持って、他の分野の本も読んでこの堅い頭、思考回路をほぐさなければ。

 神戸-沖縄往復で、帰りは神戸から青春18切符で東京か実家に帰る予定だ。体力だけが持てばよいのだが、最近は好不調の波が激しいので、それだけが心配だ。ま、2009年度のよく働いたご褒美としよう。

     

 これはうちのラッキョウと花豆を煮たもの。いや~美味しかった。ラッキョウはほとんど手間をかけずに育ってくれるし、酢漬けで保存すれば、1年中食べることができる。最高。