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せろふえ

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ヴィヴァルディ 二つのチェロのための協奏曲 ト短調 RV531

2020年12月10日 | チェロ
いつも見てくださっているオーケストラ仲間のnoboruさんから楽譜をもらった。
この曲はもうずいぶん昔から名前だけは知っているのだが、調べようともしなかった。教えてくれてありがとうございます。
ちょっと見てみたが、難しいね。たぶん初心者~中級者向けということになっているのだろうけれど、たしかに超絶技巧なわけでも音楽的に高度なことを求められているわけでもないが、これを人前でやるのはもちろん、あわせ(つまり練習)するのだって相当の技術が要ると思うなあ。
 もう少しやさしいのからやりましょうよ。
 鈴木メソッドに収められているらしい。それで有名なのか、いやチェロ二本というのが取り上げられやすいし、そんなに難しくないし、ヴィヴァルディだしそれで有名なのだろう。楽譜はIMSLPにもあるが、ちょっと違うようだ。おもしろいのはIMSLPには現代譜のパート譜はないのだが、チェロ6本用の楽譜が収められている。たしかに、チェロ二本の協奏教のためにヴァイオリン奏者を付き合わせるより、チェロ6本用意する方がずっとやさしいよねえ。
 IMSLPのは難しいところに変なスラーがかかっていて、マニュスクリプトにはないので、編曲者だか、記譜者だかかってにつけたのだろう、まったく根拠はなさそうだ。

定期演奏会なんとか終える

2020年12月07日 | チェロ

 定期演奏会を開催した。
 一昨日もコロナ感染新規発見者は過去最高で、演奏会なんかやっていいのか、と言う気はするし、団員一同、それも考えながら、いろいろ対策をして、なんとかやり終えた。
 対策というのはもちろんこの間(かん)の練習も、管楽器以外は常にマスクをし、対人距離は充分に取り、おしゃべりはできるだけひかえ、休憩はキチンと取って換気をし、消毒。
 演奏会、客はほぼ身内のみの完全予約というか団員のつてのみ。1000人以上の会場に、いつもはほぼいっぱいなのに、昨日は100人もいなかったのではないか。われわれも指揮者もマスクをして演奏した。うちあげはなし。写真撮影の時だけ一瞬マスクをはずした。ぼくはできるだけ息をしなかったよ。(^^;)
 拍手がさびしくてねえ。
 それでも演奏会ができた。クラスター発生なんてことがなければ良いのだけれど。演奏会ができたと言うことだけで感激しているが、演奏の質もまあまあいつものようにできたのではないか。個人的にもまあまあだった。いつものように、小さな傷はかぎりなく、とても大きな傷はなく。
 今後どうなってしまうのか。まったく不安だよ。

 写真。これだけ小さく、画質を落としたのだが、どうだろう。問題があれば消します、もちろん。
 

来週は定期演奏会

2020年12月02日 | チェロ

 こんなコロナウイルス蔓延の状況で演奏会なんてやっていいのだろうか?でもまあお客はごく内輪だけ、会場のキャパの1/10くらいしか来ないらしい。
 僕の楽器は安物(6桁の、前半!)で、だからか、丈夫だ。デリカシーがない。ちょっとやそっとのことではおかしくならない。高い楽器は一年中24時間空調の部屋で過ごさないといけないようなのもあるらしいけれど。それでもこのあいだの寒い夜に車で揺られたり、外に放置されたりしたら、翌日開けたら弦が緩んでびろんびろんになっていた。駒まで動いてしまっていて、心配したが、さいわいいい加減に戻して、張ってみて大丈夫そうだ。ほんとうに丈夫だなあ。
 ひさしぶりにちょっとと思って、バロックチェロというかガットを張ってあるのも取り出したらG線切れてた。うー。高いのに。ともかく張ってみて調弦。5分ほど弾いたが、こんなことをしている場合じゃない。

コレッリ ヴァイオリンソナタ作品5 をチェロで弾く

2020年11月16日 | チェロ

 フュゾーで出ているコレッリの作品5はいつ買ったんだろう?若いときは好奇心も、金に余裕もあったなあ。初版と、ジェミニアーニの変奏(装飾)の例などが収められているもの。コレッリの作品5はリコーダー用の編曲がいくつも出版されている。それを吹くときの参考に買ったものだ。
 今、チェロピッコロで弾いているのだが、楽しい!割とやさしく、僕でも充分楽しめる。ただしどちらにせよ後半の室内ソナタ、フォリアのぞくだが。ためしにモダンのスチールを張った普通のチェロでも弾いてみた(12度下げ)のだが、充分楽しめるねえ。ヴァイオリンの曲をチェロで弾く練習に最適!な気がする。
フォリアはバスがほんとうに独立して上と対等なんだからそれを弾けば良い。弾けないけど

チェロピッコロ G線切れた

2020年11月04日 | チェロ
 何日かぶりにピッコロを出したら、G線切れてた。うー。高いのに。
 モダンを出して、オーケストラの練習をしたからいいか。
 遊びたくて、テレマンの室内楽曲集、3番を弾いてみた。オーボエを想定しているからか音域が低く、オクターブ下げてそのまま楽しめた。ト音記号をそのまま弾いたら、そのあとテノール記号がわからなくなってしまって困った。こういうのもなれなので、たまには練習しないといけないなあ。

コロナ禍中の演奏会 弓の毛替え ハガレ見つかる

2020年10月20日 | チェロ
 所属する市民オーケストラは規模を縮小して12/6に演奏会を開催することになった。直接声をかけられる人のみを全席指定して間隔をあけることになりそうだ。チラシも作らず、大規模には宣伝しない。どれだけの方が来ていただけるのかもまったくわからない。どうなるんだろう?このブログを見て行こうと思われるような方はいないと思うけれど、でもそれは歓迎します。メールでもください。
 演奏会に備えて、という感じでもないが、買っておいた弦を張った。たぶん2年ぶりだと思うのだけれど、音が全然違う。僕のぼんくらな耳でも違いがわかる。音に輝きを増した、と言う気もするし、いや、ちょっと金属的な音がするような気もするのだ。うーん。
 毛替えも2年ぶりくらいにしてもらった。楽器屋に楽器本体のチェックもしてもらったらなんと、ハガレが見つかってしまった。弦の交換する前までは変な音はしなかったので、弦の交換で緩めたり張ったりして、それでハガレかけたのが顕在したのだろう。変なときにはがれたりせず、調整もしてもらえてよかったのかもしれない。物入りだったが。

シェヘラザード (リムスキー=コルサコフ) Scheherazade, Op.35 (Rimsky-Korsakov, Nikolay)

2020年09月20日 | チェロ
 2000年古巣の定期でやった。今もそうだが、聴くには良いが、自分らにできるの?と思ったが、もちろん難しいがとんでもない超絶技巧ではなく、それからうちのコンミスのソロがともかく美しくてねえ!。とても良かった印象が残っている。
 上はfis このフレーズを131の指で弾くとき、1をG線からa線に移動させるときにG線を弾いて雑音を出してしまうのだ。ゆっくり音を出さないように注意深くG線から指を離す練習をしているのだが、難しい。何度やっても雑音を出してしまい、頭にくる。1をバレー(あるいはセーハ、べたっと押さえる)手もあると思うのだが、それだとfisが、みのある音にならないんだよなあ。それから、二つ目の音cisを弾いている最中に1を離すのだが、1を離す前に2でG線を押さえておく手もあると思う。だがちょっとやってみたけれど、無理。


ベートーヴェンのダイナミクスの指示にはp,pp,f,ffはあるがmfはない!

2020年09月16日 | チェロ
 日曜日に所属する市民オーケスラの練習と臨時総会があった。
 話し合いの結果、12月の定期演奏会も、身内だけに公開する形になった。(5月の演奏会は中止した。)まあ、しかたがないのかもしれないが、残念ではある。この国のコロナウイルス対応は最低最悪だ。
 エロイカの練習で団内指揮者に、ベートーヴェンのダイナミクスにはp,pp,f,ffはあるがmfはないと言われて、びっくりした。そんなこと気づかなかったよ。おれって、なんてものが見えていないのだろう!
 たしかに mf も mp もない!でも、そう聞いて、ピアノとフォルテだけってベートーヴェンらしいなあと思ったのだが、いや、当時そういう表現はなかったのかもしれないと気づいた。
 バロック時代にはダイナミクスの指示はほとんどなく、pはたいていエコーだ。アレグロの曲の最後、rit. を指示したいときには Adagio と書いてある。
 ベートーヴェンの頃もまだ mf 、mp の指示はなかったのかもしれない。少し調べたり、気にしておこう。

ドッツァウアー 113の練習曲から 70番

2020年08月30日 | チェロ

 ドッツァウアーの70番はワンボウスタッカート、このインキピットのあとには重音というか2声のところがあり、長いスラー、と右手がとても難しい。長いスラーの所ははじめの方、とても節約しなければならないのだが、あたりまえのことなのだが、難しい。ワンボウスタッカートは適度な難しさで、だからうまくできない。2声のところが遅くなってしまう。

チェロのレパートリー

アイゼンバーグ 現代チェロ奏法 カザルス監修

2020年08月26日 | チェロ
 チェロを全くの独習で始める、と言うことはあり得ないことだと思う。僕自身は19になってから大学の先輩の手ほどきで始めたが、その後ほんの少しちゃんと習って、そのとき「そういうふうにならったの?」と言われて、徹底的に直された。最初が悪かったかどうか、微妙なのだが、僕にはあってなかった。
 もちろんどういうふうにならっても、自分であれこれ試行錯誤して、自分にあったものを探さなければならないし、きっと楽器が弾けなくなるまで、そうなのだろうと思う。
 これも個人的なものだが、アイゼンバーグの現代チェロ奏法(カザルス監修というか、著者がカザルスに聞いてそのエッセンスを書いたもの)はいろいろ参考になった。ときどきパラパラめくったりして、気にしつづけている。僕よりずっとレベルが高い内容で、実際の所身につけてない。

トレビスその後 マッセ チェロソナタ作品2−3 ト長調

2020年08月23日 | チェロ
 マッセ、ジャン・バティスト Masse, Jean Baptiste (ca.1700 — ca.1757)
 チェロソナタ作品2−3 ト長調
 Adagio , Allegro ma non tropo , Largo, Giga Allegro Staccat Simpre
こちらも重音が難しくて、挫折しそうだったが、どうにか僕でも楽しめた。(弾けてるわけでは全然ない。(-_-;)


 まいたトレビスは結局9個しか芽が出なかった。ちょっと上にかける土がいくらなんでも少なすぎて、裸同然だったからじゃあないだろうか。高かったのに(>_<。)
 この後だって育つかどうかわからない。しょうがない。勉強になった。


マッセ、ジャン・バティスト チェロソナタ作品2−2 ハ短調

2020年08月21日 | チェロ
 マッセ、ジャン・バティスト Masse, Jean Baptiste (ca.1700 — ca.1757)
 チェロソナタ作品2−2 ハ短調
 Adagio , Allegro ma non tropo , Aria , Allegro assai
 最初の重音が、調性(ハ短調)もあいまってむずかしすぎる。挫折した。アリアは楽しめた。

チェロのレパートリー

ウェルナーチェロ教本

2020年08月17日 | チェロ
 もう40年以上もチェロ弾いているのかと思うとがっくりくる、思うように弾けなくて。
 最初に手にしたチェロ教本はもちろんウェルナーだった。あまりおもしろくなくて、あまりさらわなかった。ともかく先輩にこの写真だけは絶対マネするなと言われて、そうかあと思ったが、今見てもこの写真はすごい。この写真の人はいったいどういう人なんだろう?
 マネしちゃダメ、ゼッタイ!

チェロの本 E・カウリング (著) 三木 敬之 (訳)

2020年08月09日 | チェロ
 きづいたら2007年の本だった。古くなっている部分もあると思う。
 これも折に触れて開ける本だ。こちらの方が「チェロの100年史」よりさらに古いところまで書いてある。 
 それにしてもチェロは本当に人気のある楽器らしく、びっくりするほどいろいろな本が出ている。
 ビルスマの「バッハ:フェンシングマスター」をはやく訳して欲しい。

マッセ チェロソナタ作品2−1 ホ短調

2020年07月29日 | チェロ
マッセ チェロソナタ作品2−1 ホ短調
Adagio , Allegro ma non presto , Gavotta 1,2 (Gratioso) , Allegro assai の4楽章。とても良くて、練習とは言えないのだけれど、弾いていて楽しい。アレグロアッサイにワンボウスタッカートが指示されていて、そうか、この時代、ガットでもできるのか、僕にはできないなあ。アレグロアッサイだしなあ。
 と言うわけで、人前ではできそうもないが、自分では楽しんでいる。