れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

センボンヤリ(千本槍)

2021-04-07 07:11:32 | 野の花日記

センボンヤリ(千本槍)
<キク科センボンヤリ科>
なんとも不思議な花だと思うのは、
秋に伸びた花茎に花ではない綿毛をつける事だ。
春の花は何の不思議もない可憐な花なのに。


山野に生える多年草。
丘陵や日当たりのよい所に生え、春は蒲公英を小さくしたような花を
咲かせる。舌状花の花弁裏は紫色で、葉の裏面には白い毛が密生する。



秋に30~60センチの花柄を伸ばし平坂からなる頭花を1個つける。


筒状花だけの集まりで開かず、成熟すると淡褐色の綿毛が球形状に開く。

名前の由来は伸びた姿が槍を何本も立てたようだから、
または開いた綿毛が、
大名行列の毛槍に見える事からとか。

    俳句日永(ひなが)で、日永し・永き日とも使う。

    永き日のにはとり柵を越えにけり 芝 不器男

    永き日の土はあかるきままに暮れ 八田 木枯


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