ムラサキシキブ(紫式部)
<クマツヅラ科ムラサキシキブ属>
別名ミムラサキ(実紫)などとも言い、俳句の季語に使われます。
ヤブムラサキ(藪紫)との違いは、
実を見ると一番良く解るし、葉を触るとよく解ります。
それは下のヤブムラサキの時にお話しいたします。
山野に生える落葉低木。
冬芽は裸芽で星状毛が密生し、短い柄がある。
若枝は細くて星状毛がある。
葉は対生し、長さ6~13センチの楕円形または長楕円形。
縁には細かい鋸歯がある。
6~7月、葉腋から集散花序を出し、淡紫色の花を多くつける。
ヤブムラサキ(藪紫)
<クマツヅラ科ムラサキシキブ属>
ムラサキシキブとの大きな違いは、
毛がびつしり生えた萼に実がつくことと、葉を触ってみると、
薄い洋質紙ですべすべしている。
葉、花冠、萼、花序には星状毛が多い。
葉は対生し、薄い洋質紙で、長さ6~12センチの広卵形または卵状楕円形。
両面に腺点がある。
果実は直径4ミリの球形で紫色に熟す。
萼が実を包むのが特徴なので、画像はこちらの方が解り易い。
山登りをしながら、観察員の話も聞きながら写真を撮るので
手振れが多いのは、お許しください。
なんたって、おまけのキジョラン(鬼女蘭)の葉裏にいたまだ幼いけれど
アサギマダラの幼虫を見つけた事!
下は去年みつけたもの。
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