れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ムラサキシキブ(紫式部)とヤブムラサキシキブ(藪紫式部)とおまけのアサギマダラの幼虫

2020-12-09 07:15:06 | 野の花日記

ムラサキシキブ(紫式部)
<クマツヅラ科ムラサキシキブ属>
別名ミムラサキ(実紫)などとも言い、俳句の季語に使われます。
ヤブムラサキ(藪紫)との違いは、
実を見ると一番良く解るし、葉を触るとよく解ります。
それは下のヤブムラサキの時にお話しいたします。


山野に生える落葉低木。
冬芽は裸芽で星状毛が密生し、短い柄がある。


若枝は細くて星状毛がある。

葉は対生し、長さ6~13センチの楕円形または長楕円形。
縁には細かい鋸歯がある。

6~7月、葉腋から集散花序を出し、淡紫色の花を多くつける。


ヤブムラサキ(藪紫)
<クマツヅラ科ムラサキシキブ属>
ムラサキシキブとの大きな違いは、
毛がびつしり生えた萼に実がつくことと、葉を触ってみると、
薄い洋質紙ですべすべしている。

葉、花冠、萼、花序には星状毛が多い。
葉は対生し、薄い洋質紙で、長さ6~12センチの広卵形または卵状楕円形。
両面に腺点がある。

果実は直径4ミリの球形で紫色に熟す。
萼が実を包むのが特徴なので、画像はこちらの方が解り易い。
山登りをしながら、観察員の話も聞きながら写真を撮るので

手振れが多いのは、お許しください。

なんたって、おまけのキジョラン(鬼女蘭)の葉裏にいたまだ幼いけれど
アサギマダラの幼虫を見つけた事!

下は去年みつけたもの。

 

 

 

 


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