老後の練習

しのび寄るコドクな老後。オヂサンのひとり遊び。

八百徳のうな重@浜松

2008-08-24 11:45:33 | 旅行
ワタシにとって夏が終わるのは9月10日。セイシュン18切符の使用期限だから。
で、今年の第5回目の夏休みはソレを使って京都と神戸へ行ってきた。同行者が悲鳴をあげたので、とりあえず行きだけ。横浜から京都まで11時間でイケた。

セイシュン18切符はJRの切符の中ではチョー、というか激!というか、、はたまた極!!というべきか、大例外的に安い切符で、今回の例でいうと新横浜から京都まで、新幹線の自由席だと12,080円かかるところを2,300円でイケてしまう。家族3人だと3万円弱安いわけで、しかも途中の乗り降りが自由だからいろいろ楽しい。ノリピー風に言えばタノピーのだ。

今回は大船から東海道線に乗って熱海まで行って、そこで乗り換えて島田まで行くところを途中の焼津でちょっと降りてみようかということになって、降りたはいいけど町の中心は駅の周りにはなく、すかさずまた浜松行きに乗り込んで昼メシでも食べようということになって入ったのがココ。

駅を出て嗅覚を働かせてすぐにウナギの匂いでわかった。大きなビルが建っていないほうの出口のロータリーの向こう側にある。創業明治42年という老舗で、うな重を頼んでから周りを見たらみんなが食べていたのはお櫃うなぎ茶漬けというこの店の名物。そういうところはソツのないツマが頼んでいたのでお茶をかけたところをひと口食べてみたらそれはなるほど、という味。
とはいえやっぱりうなぎはうな重がうまい。身がふんわりとして、実に美味。あと6時間、また電車に乗ってやろうという気にさせてくれた。

でもって今度は豊橋まで行って、そこから鉄道人の聖地、大垣行きに乗って、またまた乗り換えて米原まで行ったところでちょっと予定が狂った。まさに旅はジンセイそのもの。時刻表の通りには進まないというわけで、はなしは続く。