人々との楽しい出会い・・・

    急がず、焦らずゆっくりと~~

上賀茂の社家(西村家庭園)

2010-05-29 21:18:44 | 神社、仏閣、名所、


上賀茂の社家

江戸時代、上賀茂神社の社領は二千五百石と言われ、
神社の東側に流れる明神川沿いに立ち並ぶ上賀茂神社に仕えた神官たちのお屋敷です・・


今も昔の面影をとどめる、上賀茂神社へと続く明神川沿いの社家風景・・


西村家庭園(錦部家の旧宅庭園)京都市指定の名勝

明神川に架かる小さな石の橋を渡りご門をくぐると玄関に通じる小道の両脇には新緑の緑のお出迎えです・・
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(マウスオンで2枚の画像を・・)

錦部家は、現存する社家の中でも最も昔の面影をとどめる庭園が残っていて、
此の庭は養和元年(1181)上賀茂神社の神主が咲く庭したものと言われています。

明神川から庭園内に水を取り入れ「曲水の宴」のための小川の水とした後、
再び川に戻す云うこ工夫がされ又、神事の前の身を清めたゆかりの井戸・・
さらに神山(上賀茂神社のご神体山)の降臨石を形どった石組等、
神官たちの昔の生活垣間見る事が出来ました。
(家屋は、明治中期~後期にかけて建てられたものだそうです)
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家屋の裏に有るもう一つの庭園・・

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明神川から屋敷内庭園に取水された水は池を流れ清いまま元の川へ流し返す地域の決まりが有るそうです




大田神社のカキツバタ・・

2010-05-22 17:33:40 | 神社、仏閣、名所、


大田神社・・のカキツバタ・・

(カキツバタは国の天然記念物に指定されています)

大田神社は、上賀茂神社の境外摂社で創建の年代は不詳な程の古社だそうです。

鳥居前では上賀茂神社名物の「やきもち」が出張販売??されていました。

鳥居近くの参道東側の「太田ノ沢」・・

約2,000㎡の池には約25,000株のカキツバタの群落が自生し一株で3回お花を咲かせるそうです。

平安時代の歌人藤原俊成が紫一色に染まる様子を一途な恋心に例え読んだと言う

「神山や、太田の沢の杜若 ふかきたのみは 色にみゆらん」と詠んだ歌も残されています・・

新緑の緑に囲まれた「太田ノ沢」の見事なカキツバタ・・

五月晴れの下、薫風に揺れ動く優雅な姿をみなさん早朝から楽しまれていました
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太田ノ沢に咲き誇る鮮やかな紫色が水辺に映えます
      
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帰り道、道端で見かけた可愛い「アザミ」に思わずシャッターを~~

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葵祭・・(路頭の儀)

2010-05-17 15:45:30 | 神社、仏閣、名所、


葵祭り(路頭の儀)
京都三大祭りの一つ「葵祭り」が5月15日、五月晴れの下、新緑映える御所「建礼門」前を総勢511名、
馬36頭、牛4頭、牛車2基の行列が出発・・
先頭から最後尾まで約1キロにも及ぶ長い~行列が・・
都大路で絢爛豪華な王朝絵巻を繰り広げました。
御所を出発した行列は賀茂御祖神社を経て賀茂別雷神社へと向かいました。

葵祭の言われ・・上賀茂、下鴨両神社の例祭で、正式には「賀茂祭」と言われ
お祭にかかわる人々や社殿等には、フタバアオイとカツラで作った葵桂を飾る事から
「葵祭」と呼ぶようになったそうです(資料参照)

この日は朝から清々しい初夏の日差しの中、京都御所「建礼門」前を午前10時半に出発
狩衣姿の乗尻(上加茂神社の競馬会の騎手)を先頭に近衛使代列等・・
其のあと牛車へと続きました。女官が先導する斎王代列が続きます・・

第一列・・狩衣姿の乗尻(検非違使、山城使)を先頭に・第二列・・(馬寮使、牛車等)

第三列・・(舞人、近衛使等)



第四列・・(陪従、内蔵使)から成る本列に斎王代列が続きます
女別当・・斎院の内以下を監督する役で小袿、単打袴を装い花笠を挿しかけます
女人達の胸に挿された「葵桂」を見る事が出来ます
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「斎王代」・・十二単姿の斎王代が乗る腰與(およよと呼ばれています)
五衣、唐衣、十二単(裳)に小忌衣(十二単の上に着る)
髪はおすべらかしで頂きに心葉、日陰糸を付け
懐には帳紙を入れ桧扇を持ち腰與に乗られます。
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後、内侍や騎女へと続く・・

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牛車・・
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牛車の後から綺麗なお飾りを付けた午後から出番の牛さんが続きました。




宇治川畔の新緑・・

2010-05-14 15:28:16 | 神社、仏閣、名所、


宇治川畔の新緑模様・・

ゆったりと流れる宇治川新緑の緑も素敵でした・・

宇治橋から眺めますと周りの見事な新緑の緑が川面に映え目を楽しませてくれます~~
朱塗りの綺麗な朝霧橋のたもとには「宇治十帖の光源氏のモニュメント」
緑深い中之島・・その背景に連なる新緑の山々、素晴らしい光景が広がります・・
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可愛い素敵なフジ棚を見る事が出来ました。
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平等院庭園・・扇の芝やお池周りで見かけた・・綺麗に刈り込まれた見事なツツジのお花


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宇治、平等院のフジのお花・・

2010-05-11 15:13:37 | 神社、仏閣、名所、


宇治橋・・
1300年も以上も昔、大化2年(646)に架けられたと伝えられ、其の後洪水や地震、
戦火等の被害に遭い其の後架け直しされました。
この橋は、日本三古橋の一つに数えられ「古今和歌集」「源氏物語」等にも描かれ
古くから景勝地宇治の象徴として親しまれて来ました。
橋の長さは155,4m、幅25m現在の橋は、平成8年に架けかえられました。
(橋の中程に張り出した「三の間」は秀吉公が茶の湯の水を汲ませた場所として伝えられています)資料参照

宇治橋の様子・・橋の畔には紫式部の像、平等院への道すがらで見かけた老舗のお茶屋さんの店先・・・ 
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平等院・・世界遺産(文化遺産)
鳳凰堂で有名な平等院は、1052(永承7年)関白藤原頼通が父の別荘を寺院に改めたものです。
鳳凰堂はその翌年阿弥陀堂として建てられ堂内には平安時代を代表する仏師、定朝作の国宝の阿弥陀如来像、
空中供養菩薩像52体や障壁画等平安時代浄土教美術の頂点が集約されていました。
大屋根の上には一対の金銅鳳凰が燦然と輝きを放っていました。

鳳凰堂・・(国宝)
対岸の阿宇池から眺める鳳凰堂、大屋根に燦然と輝く金銅鳳凰(国宝)堂内の阿弥陀如来像
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鳳凰堂(国宝)は、十円硬貨に、金銅鳳凰(国宝)は一万円札の図柄に採用されています。

阿宇池から眺めたお堂内の阿弥陀如来さま・・(堂内は撮影禁止対岸より失礼して・・)
阿弥陀様の額に輝く白毫(びゃくごう)もご覧頂けると思います
お優しい眼差しの阿弥陀如来さま・・

平等院の藤棚・・
阿宇池の北側に有る藤棚、樹齢約二百数十年といわれ、
樹高は約2m今年は約12,000本の花房をつけたそうです・・
300㎡の藤棚には4本の株が植えられ垂れ下がったお花は上部から咲き始めます
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綺麗に咲き誇ったフジのお花、来年も素敵なお花を咲かせるためにと昨日お花が刈り取られてしまいました・・
少々残念で悲しい思いを・・  でも、来年の素敵なお花を楽しむためにも~~




松尾大社に咲くヤマブキの花

2010-05-08 16:56:55 | 神社、仏閣、名所、


松尾大社
背景の松尾山を社域にする約12万坪の境内を有し京都最古の神社
5世紀頃朝鮮から渡来した秦氏がこの地に移住し河川、農産林業を興し、
文武天皇の大宝元年(701)に社殿を造営され秦氏創建の洛西の総氏神です。
境内には亀の井の名水が湧き酒造りの神、としても有名です

楼門を入ると広い境内には本殿の前には拝殿が・・

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マウスオンクリックで「楼門」と境内の「本殿」「拝殿」をご覧ください。
左右に随神を配置した楼門は江戸初期の再建、本殿は松尾造り(重要文化財)
拝殿の回りには沢山の酒樽が奉納されています。

境内におよそ3000株の山吹が植えられ「一の井川」の川沿いに今年も見事な黄金色で埋め尽くされました。
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一の井川畔には沢山のヤマブキが咲き乱れていますが・・
山手の方には真っ白の清楚な白ヤマブキのお花も見る事が出来ました。
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少しUPする時期を逸し今日に成りましたが、健気に咲くお花をご覧頂ければ幸せです・・




長岡天満宮のキリシマツツジ・・

2010-05-04 21:25:24 | 神社、仏閣、名所、


長岡天満宮のキリシマツツジ・・



高い石段を駆けあがり、大きな鳥居を抜けますと・・
目の前には見事な朱色のキリシマツツジのトンネルが・・


八条ヶ池に朱色の花影を落としながら咲くキリシマツツジ・・
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八条ヶ池畔、池上に佇む「筍料理」で有名な料亭・・とお玄関前に咲く藤棚の様子・・
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お池畔の散策小路にはまだ名残の桜を見る事が出来ました。
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(マウスオンで2枚の画像を・・)
今日現在では、此の処の気温の上昇でお日様が良く当たる場所のお花は、随分色褪せて来ているそうです・・
少し前の画像と成りましたが・・一番綺麗な時の花姿を撮る事が出来シアワセ・・に思っております
ご覧頂き有難うございます