人々との楽しい出会い・・・

    急がず、焦らずゆっくりと~~

京都東山、石塀小路(いしべこぅじ)

2009-07-31 20:40:17 | その他
石塀小路
高台寺、ねねの道から直ぐ西に入った路地を入ると両側に並ぶ町屋の基礎部分の石垣がまるで石塀の様に見られる不思議な小路、露地は総て石畳・・
伝統建築物保存地区に指定され、昔の雰囲気を今も残し祇園の奥座敷として料亭や旅館、置屋・貸席を業とするお茶屋が数多く軒連ね今も、粋人たちの社交場として愛されているようです。中でもとても風情がある古い旅館「田舎亭」さん・・「片泊まりの宿(一泊朝食付き)」の出来る旅館は、今大人気で外国からのお客様も多く、予約殺到だとか聞きました。

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路は右や左にに折れチョット迷路??の様な石畳の小路が続き、高台寺から下河原通りへと抜ける事が出来ます・・
路に敷き詰められた石畳の一部は昭和50年代に廃止された京都市電の敷石を移設したそうです、周辺は昼でも静かなこの辺り・・大きな物音一つせずバイクなどもエンジンは止め押されて行きます・・以前日本料理屋さんだった処が、何時の間にかレストランに・・でも、表向きは回りの風情を壊さない様に和の設えと成って居ました。
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京都、法金剛院のハスの花・・

2009-07-27 17:12:55 | 神社、仏閣、名所、
法金剛院
律宗・唐招提寺に属し、此のお寺は、平安時代の始め天長の頃(830)右大臣、清原夏野が山荘を建て死後、寺として「双丘寺」と称しその頃、珍花、奇花を植え嵯峨、淳和、仁明の諸帝の行幸を仰ぎ其の景勝を愛でられ五位の位を授けられたので内山を五位山と言いうそうです。平安時代の末鳥羽天皇の中宮、待賢門院が再興した律宗の寺で、仏像は重要文化財の本尊、阿弥陀如来像、庭園は青女の滝を中心とした回遊式浄土庭園で、今の時期、池一面に蓮の花が見事に咲き誇り「ハスのお寺」としても有名です。

今回も8月2日でハスを愛でる会が終了と聞き大急ぎで出かけて来ました。本堂前の回遊式浄土庭園を散策しながら色とりどりのハスのお花を楽しむ事が出来ます・・
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時々思い出した様に降りだす雨に、お花もグッショリ濡れ気味でしたが・・大きな大賀ハスや可愛いピンクのハスが素敵な姿を見せてくれました。
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京都、東福寺塔頭、天得院の桔梗・・

2009-07-20 22:27:39 | 神社、仏閣、名所、
天得院(萬松山)臨済宗、東福寺派 
南北朝時代の正平年間(1346~70)に東福寺第三十世住持無夢一清禅師により開創され東福寺五塔頭の一つでしたが一時衰退し、大機慧雄禅師により再興されたそうです。桃山時代に作庭された枯山水庭園には、瑞々しい杉苔に四季の花々により彩られますが特に桔梗の咲く時期とモミジの紅葉時頃には特別拝観する事が出来ます。冊子参照・・(今回も6月12日から7月17日まで桔梗を愛でる特別拝観が行われました)

お玄関を入リますと真正面に「花頭窓」が・・花頭窓から眺めるお庭の様子・・

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書院前には桃山期の作庭から眺める杉苔に覆われた枯山水の庭に凛とした姿で咲き乱れる桔梗の花・・

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京都 祇園祭り山鉾巡行・・

2009-07-17 22:34:42 | お祭り
山鉾巡行・・

朝から曇り空、今にも降り出しそうなお天気ですが・・祇園祭のハイライト32基の鉾の巡行が都大路で繰り広げられました予定通り午前9時に長刀鉾がお稚児さんが乗られ出発です・・長刀鉾に続き今年一番くじを引いた芦刈山、其々の鉾が進みますが堺町に設置された「くじ改め」のお場所でら其々箱書きに記され順番を市長に確認して戴き進みます・・少し時雨等が有り大切な胴掛や見送り等には覆いがかけられチョット残念です
巡行する鉾の内で最大のものは12トン、高さ鉾頭まで17~25m有るそうです・・
舁山は、各山とも構造や重量には大差がなく、約0,5~1トンです

先頭を行きます長刀鉾の様子・・(長刀鉾のみ生稚児が乗られ五位少将の格式を授けられ十万石大名の格式を得るのです)

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マウスオンクリックで3枚の画像をご覧下さい。

くじ改め・・毎年巡行する鉾の順番をくじ取り式の時に決められ其れを改め確認する行事、(これには京都市長さんが携わられます)尚長刀鉾だけはくじを引かず、巡行の先頭を飾ります・・

恭しく差出くじ取りの順を改めて頂きます

山鉾巡行の様子・・
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各通りの角に来ますと直角に曲がるための「辻回し」が行われます
車輪の下に割竹を敷き水をかけ其の上に車輪を乗せ人力で引きますと、車輪が滑り方向を変える事が出来ます・・

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菊水鉾では、この辻回しの待ち時間お供の方にお薄の野点を行って居ました。

お茶道後を出し見事なお手前を・・


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マウスオンクリックで3枚の画像をご覧下さい

山鉾巡行長々と列を連ね、お囃子の音も高らかにお池通りを西へと進み各山鉾町へと帰路につきます・・
山鉾の列はお池通りを西へと進みます・・

長々とご覧戴有難うございました。(タグは、Sakuraさま、non_nonさまにお借り致しました)



宵々々山の鉾町の様子

2009-07-15 16:46:24 | お祭り
宵々々山の様子
昨夜14日は祇園祭の宵々々山・・午後6時から四条通りは歩行者天国と成り出かけました7時過ぎには大勢の人々でごったがえしていていました。
駒形提灯に灯が入れられ彼方此方から軽やかなコンチキチンのお囃子が奏でられお祭りムードが高まります~~

暮れなずむ空の下凛とした姿を見せた「月鉾」・・

今年から「月鉾」では駒形提灯に灯る電球が蛍光灯からLED電球へ変えられ消費電力が10/1に成り表面も熱くならないため環境にも優しく安全性も高まるとの事、明るさも色もほとんど変わらないと言う事です。

歩行者天国と成った四条通りの宵々々山の様子をご覧下さい。
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駒形提灯に灯が入り灯りの向こうに鉾の姿が・
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四条傘鉾
丁度傘鉾の前を通りかかると、お揃いの浴衣で勢ぞろいされ笛や太鼓で奏でられる様子を見る事が出来ました

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画像の上でマウスオン、クリック、Wクリックで4枚の画像をご覧下さい。

芦刈山近くの町家さんで見せて頂いた素敵なお飾り・・と祇園祭りには欠かせない「ヒオウギ」の生け花
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此方もマウスオンクリックで3枚の画像をご覧下さい(タグはSakuraさま、non_nonさまにお借り致しました)

京都祇園祭、鉾建の様子・・

2009-07-11 22:10:31 | お祭り
祇園祭、鉾建て
今年も山鉾巡行まであと一週間となる昨日今日、各ご町内で鉾建てが始まりました。
昨日は梅雨空の下、降りしきる小雨の中、鉾建てが始まりました。お昼過ぎ雨もやみ月鉾さんに出掛けますともう随分鉾建てが進んでいました。(櫓を支える大きな石持、昨年に引き続きもう片方も今年新調された様で綺麗な新しい石持が一対並べられて居ました。大きな松の木で之だけ大きいものは、7~800年位かるそうです・・)

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釘を使わず縄を巻いて木材を組み土台と櫓を確りと路上の所定の位置に固定し作業を進めます。
作業には、「組み立て方」「大工方」「車方」三方をまとめて「作業方(さじかた)と呼ぶそうです。
「組み立て方」は櫓の組み立て、解体を担当、巡行では、車の音頭取りをする
「大工方」は、屋根の組み立てと解体、巡行では屋根の上に乗り鉾の巡行のサポート役。
「車方」は車輪の着脱を担当、巡行では鏑(かぶら)と梃(てこ)を使い進行方向の調整をしますが、今年も若い人を養成する目的で皆さん入交仕事の境を越え和気あいあいと作業を続けられていました。皆さん昨年見かけた方ばかり嬉しくなりました。
何時もながら見事な縄がらみの模様が目に入って来ました。縄がらみは二人一組と成り柱をはさみ縄を遣り取りしながら作業は進められます。
縄がらみの様子をアニメでご覧下さい。


2日目は朝早くから作業に取り掛かられ出掛けた時にはもう、鉾は地上に横にされ真柱を取り付ける作業の真っ最中でした。
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櫓を地上に寝かし櫓に真木を通します・・
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櫓に真木が取り付けられますとイヨイヨ鉾が起こされます・・アニメでご覧下さい。


「ヨ~ヨ~イ」の掛け声とともに大梃子に取り付けられたロープがゆっくりと鉾を起こしていきます。着地と同時に回りの人々から大きな拍手が起こりました。

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真木建てが終わると梃子は直ぐに外されます・・
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完成した櫓の「縄がらみ」左右の違いがお解り戴けるでしょうか?此の蝶には「オス」と「メス」が有り向かって右側は「メス」左側は「オス」だそうです

タグはSakuraさま、non_nonさまにお借り致しました。有難うございます・・


今回は昨年の様にゆっくり見学が出来ず飛び飛びの見学と成り上手くつなげる事ができませんでした・・明日は、大きな車輪を取り付け、縄がらみも胴の部分に「エビ飾り」等が施され鉾の屋根回りや絢爛豪華な装飾品、胴掛けや見送り本番さながらのお飾りで、午後から引き初めが行われますが・・残念な事に野暮用の為出掛ける事が出来ませんが・・後日又、鉾のお顔を見に参りますので又報告させて頂きたいと思っておりますので其の節には、宜しくお願い致します。



京都、建仁寺頭塔、両足院(りようそくいん)の半夏生・・

2009-07-10 11:40:32 | 神社、仏閣、名所、
建仁寺頭塔、両足院・・
両足院は、650余年前に建仁寺第35世龍山徳見を開山として創建された臨済宗建仁寺派の塔頭です。本尊は、阿弥陀如来立像を方丈に安置し、境内北側に鎮守の毘沙門天立像を祀ってあります。
方丈、書院は嘉永年間に再建されたものです
庭園・・約300坪の庭園「唐門前庭園」・・白砂と青松が植えられ桃山時代の枯水庭園「方丈前庭」池泉回遊式庭園の「書院前庭(薮内流5代、竹心紹智作庭)坪庭「閼伽井庭」・・

普段は開かれて居ないご門、「半夏生」の咲くこの時期特別公開がされ最終日に行って参りました。(7月5日撮影分ですので、賞味期限切れギリギリ?の画像ですがご覧戴けると嬉しいです)

ご門から見る「唐門前庭」白砂と青松が植えられた前庭の様子・・

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「方丈前庭」・・桃山時代の枯山水庭園庭園の様子
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「書院前庭」・・京都府指定名勝の池泉回遊式庭園、お茶室国宝如庵の写し「水月亭」と「臨池亭」と坪庭の「閼伽井庭」等・・

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書院前庭の池の畔には沢山の半夏生(半化粧)が涼しげに咲き乱れていました・・

(毎年、夏至から数え11日目に綺麗にお花が咲き、色付き又日を追うごとに色付いた葉は、元の緑へと戻って行くそうです・・尚、白くお化粧した葉の裏までは色付く事が無く・・見事な緑色のままでした)

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高台寺の七夕会・・

2009-07-07 18:41:51 | 神社、仏閣、名所、
高台寺で七夕会・・
ねねの道から参道へと続く長い石段を上がると山門の向こうに綺麗な笹飾りが・・(マウスオンして下さい)

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北の政所(ねねさまでお馴染みの)高台寺境内では今日、七夕祭りの「七夕会」が催され高さ3~5メートルのササ25本が立てられ其々の笹飾には、子供たちの可愛いお願いを込めた短冊が吊り下げられていました。
急に降り出した雨風に笹飾りが宙で舞い上がります・・短冊に書かれた願いがお空に届きます様にと・・願いを込める様に・・
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蘆山寺・・(紫式部邸址)

2009-07-04 13:31:52 | 神社、仏閣、名所、
蘆山寺(紫式部邸宅址)
蘆山寺は豊臣秀吉の時代にこの地に(元紫式部邸址)移されたもので正しくは蘆山天台講と言うそうで、元は天慶元年(938)慈恵大師により船岡山南麓に創建され、興願金剛院に始まり天正元年、船岡山からこの地,紫式部跡地に移転・・・
この地で、紫式部は結婚生活を送り、一人娘の賢子を育てながら源氏物語を執筆したと言われております・・この地は、平安京の東に位置し現在の蘆山寺の境内を中心とした処地と言われております。(「源氏物語」「紫式部日記」等の大部分をこの地に於いて執筆したと言われています・・)冊子参照
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平安朝の庭園の「感」を表した白砂と苔の庭に約1000株の桔梗が植えられ見事に花開いていました。

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本堂前の廊下に腰を落とし紫式部を偲びながら「源氏の庭」に咲き誇る桔梗のお花を愛でゆったりとした時間を過ごす事が出来ました・・