人々との楽しい出会い・・・

    急がず、焦らずゆっくりと~~

京都 洛北、圓光寺(瑞厳山)・・

2008-09-30 11:32:43 | 神社、仏閣、名所、
(瑞厳山)圓光寺・・

洛北の山裾に抱かれた圓光寺


慶長6年(1601)江戸初期に徳川家康が国内数学の発展を図るために設立した圓光寺学校・・学校が開かれますと僧俗を問わず入学を許しました。
宝物殿には、家康が当時に保管された朝鮮の書籍や木活字を利用し多くの図書が出版され、我が国の印刷史上きわめて貴重な「木製活字」等重要文化財がが保存されて居ました。
明治の廃仏希釈の後は、南禅寺派の道場として再興されたそうです・・

十牛の庭と水琴窟・・
庭園には、栖龍池を中心とした楓樹と苔の美しい庭園、十牛の庭が静かな佇まいを見せてくれます・・それにもまして涼やかな水琴窟の音に耳を傾けながら苔むすお庭を拝見心和む暫しの時を過ごす事が出来ました。


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十牛の庭・・長い回遊道が続きます・・


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秋が深まる頃には、「十牛の庭」の楓樹が一斉に紅葉を見せて呉れます・・真っ赤に燃える「十牛の庭」に再度訪れる日を楽しみに・・

史跡、京都洛北、詩仙堂(丈山寺)・・ その3

2008-09-27 13:54:41 | 神社、仏閣、名所、
庭園で出会ったお花たち・・
静かな庭園、彼方此方でトンボが飛び交う姿を横目に広い庭園を散策・・澄み切った初秋の空の下、爽やかな風になびくススキの穂・・鹿おどしの澄んだ響きを耳にしながら歩を進めると、ひっそりと咲く紫苑のお花が可憐な姿を見せ・・小さな花房の犬升麻には可愛い赤とんぼが・・素敵な初秋の趣を眺めながら可愛いお花たちの姿を愛でる事が出来ました。
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「犬升麻」のお花が可愛い花を咲かせていました・・
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お池側の草むらからカエルが跳び出し、ビックリ・・の一幕も有りましたが、改めて丈山の愛した庵と素晴らしいお庭をのんびりと心行くまで楽しんむ事が出来素敵な一日と成りました・・長々とご覧戴有難うございました。

「ハンミョウ」
名前の解らなかった虫さん只今「どんぐりさまに」教えて頂き、名前が判明いたしました「ハンミョウ」という虫さんだそうです・・
全身が赤、青、緑に輝く、脚の長い美しい甲虫ですが、鋭い大顎を持ち、他の昆虫を捕らえて食べるのだそうです姿に似合わずチョット恐ろしい気が致します・・
近づくとピョンと飛び立ち前へ・・を繰り返し「道教え」と呼ばれて居るとか・・お庭の彼方此方で見掛けましたが、近づくとピョン、ピョンと先へ進んでいました。   どんぐりさま本当に有難うございました。


史跡、京都洛北、詩仙堂(丈山寺)・・その2

2008-09-24 00:03:40 | 神社、仏閣、名所、
詩仙堂,、庭園・・
石川丈山・・
天正11年(1583)三河国に生まれ、父祖代々徳川諸代の臣で丈山も16歳で家康公に仕え近侍と成りましたが、大阪夏に陣で功名を立てた後、徳川家を離れ京都にて文人として藤原惺窩に朱子学を学び後仏門に入り、後59歳で詩仙堂を造営し没するまでの30余年此の草庵で隠棲したそうです。又丈山は、漢詩の大家でも有り、我が国の煎茶(文人茶)の開祖でもあると言われております。後90歳の天寿を全うし生涯を終えたそうです・・(冊子参照・・)

庭園の様子・・
庭園の様子も、丈山創設当時からは、少し趣も変化したそうですが江戸初期の庭園の味わいを今も色濃く残した名園と言われております。
静かな中にコットンと鹿おどしの澄んだ音が響き渡り静寂の中に一瞬お庭の空気を引き締めてくれます。
詩仙堂と言えば「鹿おどし」(ししおどし)と言われる位に有名なものです・・

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残月軒(お茶室)と庭園の様子・・
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史跡、京都洛北、詩仙堂(丈山寺)・・その1

2008-09-21 22:43:00 | 神社、仏閣、名所、
史跡、詩仙堂(丈山寺)・・(正しくは、凹凸窠・おうとつか)

寛永18年(1641)石川丈山が建てた詩仙堂・・名前は中国の漢普唐宋の詩家36人の肖像を狩野探幽に描かせ、各詩人の詩を丈山自ら書き四方の壁に掲げた「詩仙間」を中心としているところから呼ばれたようです・・
建築物は、寛永年間少しの変更が有りましたが、天災地災の難を逃れ庭園と共に往時の姿をそのまま偲ぶことが出来ます
(凹凸窠とは、でこぼこした土地に建てた住居で、詩仙堂はその一つ室と成ります)
現在は曹洞宗大本山永平寺の末寺だそうです。

小有門洞の門をくぐり参道を登りますと緑の木立に囲まれた道石畳が続きます。
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老梅閑の門をくぐりますと前庭と建物が目の前に・・


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老梅閑の門をくぐり建て物の前庭へ・・


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鷹ヶ峰、光悦寺

2008-09-18 00:03:25 | 神社、仏閣、名所、
光悦寺
京の北、鷹峰三山(鷹ヶ峰、鷲ヶ峰、天ヶ峰)を見下ろす景勝の地、元和元年(1615)徳川家康公が本阿弥光悦翁に野屋敷として与えた土地、光悦翁は、其処に色々な工芸家を集め其々が腕を競い合う場を作り其々の職人たちと共に住居を構え光悦を中心とした工芸集落を営んだそうです。光悦と言うお方は本来刀剣の鑑定と研磨を業としていました諸芸術にも長け、書画、陶芸、塗工、茶道、作庭等にも素晴らしい作品を残したそうです。家康の思想を受けとめながら桃山期から引き継いだ徳川幕府の御用絵師成り狩野派の美意識には見る事の出来ない柔軟さと深さを備え後には尾形光琳のような芸術家も誕生したそうです。光悦翁没後、寺として日蓮宗光悦寺と成り今日に至っています(冊子より参照)

山門を入ると綺麗に刈り込まれた木々の中長い石畳が続きます・・
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画像にマウスを当てて下さい。



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お庭に入りますと正面に鷹ヶ峰の山が聳えて見えます・・


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秋が深まりますとこの辺りの山々は、見事な紅葉に染まり見事な秋色へと化して行きます・・

(サムネイルにマウスを当てて下さい。)

庭園の光悦垣の周りには、綺麗な萩のお花などが咲いていました。
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タグは、Sakuraさま、non_nonさまにお借りしました。



鷹が峰、源光庵・・

2008-09-13 01:54:37 | 神社、仏閣、名所、
鷹峰,源光庵
山門辺りには沢山のススキの穂が出迎えてくれました。
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マウスオンして下さい。

鷹峰山、寶樹林源光庵と号660余年前の貞和2年(1346年)大徳寺二代徹翁国師が隠居所として建てた事が始まりだそうです。元禄7年(1694)曹洞宗のお寺として改められました。本尊は、華厳の釈迦牟尼佛を祀る
入母屋造りの本堂廊下の天井は、伏見桃山城の遺構で慶長5年7月(1600年)徳川家康の忠臣、鳥居彦右ェ門一党千八百人余人が、石田三成の軍勢と交戦した折三百八十余人の自刃しはてた時の恨跡(血天井)が残されていました。

今も残されて居る血染めの跡・・

本堂に入ると、悟りの窓と名付けられる「丸窓」と迷いの窓と言う「角窓」二つの窓が並んでが有りました。

丸窓と角窓が並んで有りました。

悟りの窓は、円型に「禅と円通」の心を表し、円は大宇宙を表現するそうです。

紅葉の季節には、窓の向こうは真っ赤に燃えます・・

迷いの窓は、角型に「人間の生涯」を象徴し、生老病死の四苦を表しているそうです。

角窓の先も今は緑・・


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山門を入ると綺麗な石畳が続きます・・
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前庭で咲き始めた萩のお花を撮ってみました。まだ咲き始め満開には今少し時間が掛かりそうです・・

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秋が深まり紅葉のシーズンになればこの辺りも真っ赤に彩られ素晴らしい景色と化します・・悟りの窓の向こうも燃える様な紅葉で目を楽しませて呉れますが、今日は緑で残念です・・
其の季節に成れば再度訪れてみようと思っております・・(タグは、Sakuraさまとnon_nonさまにお借り致しました。)

行く夏を惜しむお花たち・・

2008-09-11 00:21:48 | お花
朝夕めっきり涼しく成り可愛い虫の音が聞こえて来そうな今日この頃ですが・・初秋の空に行く夏を惜しむかのように鮮やかな百日紅のお花が素敵な花姿を見せていました。
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珍しいお花を見つけました。ダチュラ(ナス科)原産地はインド

※、白いダチュラのお花は、見る事が出来なかったのですが・・(日本で初めての麻酔薬を華岡清州がこの花の一種から作られたといわれています。・・・参考記事参照)
みなさまは、もう既にご存じかも解りませんが私にとっては初めて見るお花暫く見とれておりました。
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植物園、珍しい宿根草たち・・

2008-09-08 16:14:33 | お花
朝夕すっかり涼しく今日の空は、すっかり秋模様ですが・・日中はまだまだ強い日差しで、暑さが続いております・・
植物園の花壇の一角に色とりどりの可愛い唐辛子が、可愛い実を沢山付け楽しませてくれます・・

初秋の空と可愛いトウガラシ


宿根草コーナーでは、珍しい后時花(ごじか)(アオギリ科)のお花が鮮朱のお色目も鮮やかに咲き誇っています・・此のお花は、午の刻より真昼前にだけ大きく開き咲く一日花だそうです・・葉は、お茶に果実は薬用に用いられるそうです・・
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お昼前から咲くと言う「后時花」です・・
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鮮やかな黄色のイチビ(アオイ科)
茎の皮、種子全草は、利尿作用や下痢、できものなどに効くとか・・どちらも薬用として用いられるそうです。今回は、チョット珍しい宿根草の薬草?をUPしてみました・・
サムネイルにマウスを当てて下さい。(タグは、non_nonさまにお借り致しました。)

植物園のお花・・

2008-09-05 00:02:33 | お花
植物園のお花・・
花壇には、色とりどりのお花が・・

カリステモン・レキュルフス(フトモモ科)ブラシの木

真っ赤なブラシの木を見つけました。以前ブログにUPなさった画像を見せて頂き是非とも実物が見てみたいと思っていた処・・実物が目の前に・・初めて見るブラシの木、本物のブラシの形と寸分違わず・・感心しながら暫くの間眺めていました。

真っ赤なブラシの木です

綿の木(アオイ科)芙蓉のお花に良く似ています・・

黄色い綿の花の花芯には、虫さんが、お食事中~~

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マウスオン、クリック、Wクリック、マウスアウト、で5枚の画像をご覧下さい。(タグは、nnon_nonさまにお借りしました。)




植物園のモミジアオイ・・

2008-09-02 20:09:02 | お花
モミジアオイ
夏枯れの此のシーズン花壇のお花たちも数少なくチョット淋しげですが、真っ赤なモミジアオイが花壇に色を添えてくれました。

曇り空の下で真っ赤な大きなモミジアオイが目一杯大きな花弁を広げ誇らしげに咲き誇っていました。ただ残念なのは、青空の下での見ればもっと素晴らしかったかな?と思いながらの画像と成りました・・

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天空高くに咲くお花の花芯には、沢山の蟻が花蜜を求め群がっていました。こんなに高い処まで登るのも大変なのに元気な蟻の群れはせっせと蜜運びに大わらわの様子でした。