人々との楽しい出会い・・・

    急がず、焦らずゆっくりと~~

どうぞ、良いお年を・・

2006-12-28 19:23:58 | 日記
今日の京都は、朝から時雨交じりの寒い一日に成りました。

今年も、残す所後3日と成り何かと気忙しくなってまいりました。

ブログをはじめ早、半年が過ぎ沢山のお皆様方とお知り合いに成りにいろいろな事を教わりながら今日までこれました事感謝致して居ります有難う御座いました。

どうぞ、皆様良いお年をお迎えくださいませ・・来年もどうぞヨロシクお願い致します。

下の写真は,今朝の嵐山「渡月橋」近辺と竹林の様子です。写真の上でクリックをお願い致します。(8枚の写真がご覧いただけます。) 

                 タグは「どんぐり山猫」さまよりお借り致しました。

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追記
白朮火(おけらび)

12月31日夜から祇園の八坂神社では、今年最後の神事「おけらび」が境内の釣灯篭に火が入れられます。
神式の桐のカンナで削った木片を燃やした神火を境内に有る釣灯篭に移します。
その火「おけらび」を頂に来た人々は、キク科の多年草「オケラ」で作った縄に火をつけ、火が消えないようにクルクルと回しながら家路に急ぎます・・
その「おけらび」で元旦のお雑煮を炊く火種として使うのです。
京都では、昔からこの様な年末行事が行われ、現在も多くの人々が新年をまたぎ多く訪れて居ります。(ずっと以前は、四条通りを「おけらび」の火縄振り回しながら家路に急ぐ人々が続いたそうです・・)





北野天満宮・・「終い天神」

2006-12-25 23:45:36 | 行事
終い天神(北野天満宮)
毎月25日に、祭神菅原道真公の誕生日と命日にちなんだ縁日が開かれ年の瀬の今月が「終い天神」で、特に参拝客で賑わいます。
約二万坪の境内に所狭しと千数百軒の露天が建ち並び、迎春準備の人々が行きかいます。

先日の「終い弘法」さんの日は、一日中曇り空で少し肌寒く感じましたが、今日「天神さん」は、朝から快晴風も無く穏やかな一日でした。

不思議な事に「弘法さん」が雨なら「天神さん」は晴れ・・・
「今月は、天神さんが勝たはったなぁ~」等、街中では良く言われます。

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北野天満宮の鳥居です(今出川通り御前の角に位置しています)

参道には、沢山の露天が建ち並びます (6枚のアニメでご覧下さい。)


参道に沢山の露天が建ち並びます。迎春用の注連縄や串柿、学問の神様にちなんだ書道用の墨を売る店、昔懐かしいアメ細工やさん着物やさんでは、お客さんと商談中・・服地やさんでは、珍しいお坊さんの姿も見かけられました。

参道に並ぶ露店を抜け三光門へ(中門 重要文化財)

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境内の彼方此方に大きな「牛」さんが鎮座ましています。
社殿へと続く中門の辺りもおおぜいの人並みが続きますが・・石段の下方に「托鉢の僧侶」の姿が・・この寒空に足元はと見ると素足に藁ぞうりのみ・・大変な修行に頭が下がる思いが致しました。

社殿(国宝)に参拝
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社殿の前には、参拝の順番を待つ人々でごった返していました。

神楽殿
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毎月25日には、神楽舞が奉納されるので、今日は、開かれていましたが、時間が合わず拝見する事が出来ませんでした。


終い弘法・・(しまいこうぼう)・・「東寺」

2006-12-22 21:58:47 | 行事
終い弘法しまいこうぼう・・・京都市南区に有る東寺境内にて開かれました。大宮九条上がった所からの「東寺の塔」です。



何時もは静かな東寺の境内も毎月21日に成ると沢山の露天が並びます。この日を京都人は、親しげに「弘法さん」の日と呼んで居ります。

年の瀬を告げる京の風物詩「終い弘法」が21日に「東寺」さんの境内で繰り広げられました。

この様な「いち」の形態で屋台が出る様に成ったのは、江戸時代頃からとお寺に伝わっているようです。

迎春用の縁起物や、食料品、雑貨類等を求め、遠くからも沢山の人々がやって来られ、境内は身動きもまま成らないくらいの人で大賑わいです。


京、上賀茂から見えているおばさんの名物の「すぐき」のお漬物やしば漬け等も並んでいます。

境内には、約千二百店もの露天が軒を連ね、葉牡丹や迎春用の松竹梅の寄せ植えや「おせち」の材料の黒豆などの食材も沢山並び、中には骨董品や古着など色々です。

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「金堂」や「修行大師」像の前には、大勢の人々が、この一年の無事を感謝し新たな年への無病息災を願い熱心に拝む姿が有りました。

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この日は、曇り空で少し肌寒いにも拘らず大勢の人々が、お参りと買い物に見えていました。
(午前11時頃の写真ですが、お昼を過ぎるとモット大勢の人が見えると言うことです。)


南禅寺・・(禅、臨済宗南禅寺派大本山)~その2

2006-12-19 12:51:42 | 神社、仏閣、名所、
南禅寺境内

琵琶湖疎水水路閣

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赤煉瓦のアーチを思わせる疏水の道、明治初年逢坂山と東山に穴を開け琵琶湖の水を京都に引き入れた水道橋で、南禅寺の境内を横断する形で設けられた。

庫裏大玄関と本坊
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方丈
清涼殿・・大方丈と小方丈から成る(桃山期、国宝)広縁の欄間彫刻、天井、板扉等が有り内部の障壁画(重要文化財)は、桃山前期の狩野派のものとされています

小方丈は、伏見城の遺構と言われ内部には、「探幽」筆と伝えられる「群虎図」等40枚有り(重要文化財)いずれも撮影禁止でした。

方丈前庭園(名勝指定庭園)
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大方丈全面の庭園は、俗に言う「虎の子渡しの庭」と呼ばれ小堀遠州の作と伝えられています。

二枚目の写真の奥には、法堂の大きな屋根を見ることが出来ます。クリック後に現れる写真は、廊下の引き戸に『龍』の絵が描かれていました。

その他の場所は残念ながら、総て撮影禁止となっていました。

小方丈より奥の様子は、6枚のアニメでご覧下さい。


大すずり、お茶室路地を囲む「南禅寺垣」、お茶室(不識庵)、本坊前庭、苔むす庭、六道の庭、等禅寺らしい素敵な風情を感じ取る事が出来ました。

     大本山 南禅寺   所在地  京都市左京区南禅寺福地町


南禅寺・・(禅、臨済宗南禅寺派大本山)~その1

2006-12-16 23:19:12 | 神社、仏閣、名所、
南禅寺(禅、臨済宗南禅寺派の大本山)

約七百年前の文永元年(1264)亀山天皇が、離宮禅林寺として営まれその後、法王と成られ正応4年(1291)禅寺とされた。東山の緑を背景に京の街を見下ろして建つ禅林・・
中門から三門への参道

中門は三回の火災に遭い現在のものは、桃山時代以降の再興されたもの
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三門は、天下龍門と号し上層の五鳳楼と云う。開創当時のものは、文安4年の火災で焼失現在も門は寛永5年(1628)再建されたものだそうです。

又、歌舞伎の「楼門五三桐」の石川五右衛門の伝説で有名な「絶景かな、絶景かな、春の詠めは値千金とは小さなたとえ・・」と云うせりふで有名な三門上から・・

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三門に隣接されて居る急な階段を上がりますが、一段がトッテモ高い上急な為、横の手綱に確りと掴まりながら乍ら登らないと成りません。登りつめると一気に視界が広がりました。
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登ってみると360度の素晴らしい光景が繰り広がります。矢張り「絶景かな、絶景かな」でした。三門の高さは、22mあるそうです。

(三門楼上より眺めた眼下の様子、一枚目の絵は、開山大明国師塔所「天授庵」です。マウスオン後の絵は、三門から中門への参道の様子です。人々の姿が小さく見えました。)

法堂
禅宗の生命とも云うべき問禅、開堂等の法式行事の行われる場所、内部には、釈迦如来像、文殊菩薩、普賢菩薩の三体が祀られている。天井には今尾景年画伯の幡龍が描かれている。

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紅葉したもみじの参道を進んで行くと立派な法堂が有りました。
法堂の中の本堂では、大勢の小学生の皆さんが「座禅」の体験学習中で静かに瞑想に耽っている姿が有りました。

    南禅寺    所在地   京都市左京区南禅寺福地町



京の事始め・・・

2006-12-13 21:31:09 | 行事
雨の中、京都、祇園では、
迎春準備を始める伝統行事「事始め」が、今日十三日行われました。

此処、祇園の花街では、芸妓さんや舞妓さん達が京舞のお師匠さんの「京舞井上流家元五世井上八千代」さんのお宅にお弟子の芸妓さんや舞妓さん達が夫々鏡餅を持ってご挨拶に伺います。
今年も九十個の鏡餅がひな壇にずらりと並んだそうです。

「おめでとうさんどす。来年も、おたの申します」の挨拶の後、お師匠さんからお祝いの舞扇を戴き、その後次つぎと芸事のお師匠さん宅や普段から御世話に成っている「お茶屋さん」に挨拶に回ります。

降りしきる雨の中、お茶屋さん回りの為大忙しの芸妓さんや舞妓さん達で四条通りも今日はお昼間から、華やかです。

交差点を渡りお茶屋さん「一力さん」へ・・舞妓さんを撮ろうと大勢のカメラマンが、待ち構えます

祇園の綺麗どころを七枚のアニメでご覧下さい

京都市内の各地の茶道、華道、踊り等の芸事のお家元でも同じく「事始め」の行事が行われてお弟子さん達がご挨拶に伺います。

一般家庭でも、この日から普段御世話に成って居る方に心を込めて、一年の御挨拶とお歳暮をお届けに伺います(最近はでは、この行事も少し薄れてきているようですが・・)

巽橋の側で二人も可愛い舞妓ちゃんに逢いました。後姿も又、トッテモ素敵・・
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四条通りに戻ると此処でも可愛い舞妓ちゃんに・・
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館のお母さんと何のお話でしょうか?お話しが弾んでいるようでした。

お天気なら雨コートも無く素敵なお着物が拝見できたのに残念で成りません。



光の贈り物・・・

2006-12-11 14:25:14 | 行事
冬を彩る恒例のイルミネーションが、五条の「ローム本社」周辺で始りました。

京都に本社を持つ半導体メーカー「ローム」さんでは、毎年11月24日から12月25日まで、環境に優しい神秘的なイルミネーションを、京都市民へ心をこめた光の贈り物として届けられます。

イルミネーションは、同本社一帯の街路樹に飾り付けられ、今年は約 57万個の電球が、周辺の80本の街路樹に設置され夜の街を演出してくれます。


素敵な光の並木道を7枚のアニメでご覧下さい。

五条通り沿いの「シンボルツリー」に見立てた高さ約十メートルの2本のヤマモモの木には、同社の白色LED 35000個をネットお被せて、飾り付けられました。

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近くの公園の中の木々にも素敵な光の花が咲き、夜の公園内を明るく照らしていました。

 所在地 ローム株式会社(本社) 京都市右京区西院溝崎町21





哲学の道・・・

2006-12-05 16:52:57 | 神社、仏閣、名所、
哲学の道

永観堂の帰り哲学の道を散策して帰りました。
銀閣寺辺りを始点に、南へ疏水沿いに二キロほどの道が「哲学の道」と呼ばれています。
哲学者の西田幾多郎の散歩道だったので、この様に呼ばれたようです・・・

この辺りには、知識人が多く住まわれているそうです。

この日は、私は、永観堂の帰り道の為南から北へ(銀閣寺方面)と散策ですから、必然的に少しずつ道が、上りになります。(京都は、南に行くほど土地が低く、北に上がるほど高く成っています。)

右手に山手、左手には、町並み・・右手には、「弥勒院」や「法然院」「安楽寺」「霊鑑寺」など訪れたい寺院がイッパイですが、又、桜の季節にでもと思い今回は、断念致しました。

9枚のスライドで「哲学の道」を散策なさって下さい。
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志賀直哉の小説「暗夜行路」の文中の一節にもにも書かれています様に「哲学の道、散策」・・疏水端の小路は、非常に狭く二人で並んで散策できない所も多々有りました。

散策する人やキャンバスを立て熱心に「絵」を描かれていたり・・・

途中に可愛い「甘党屋さん」等も・・

橋のたもとで、人力車に乗った可愛いお嬢さんたちに出くわしました。

大よそ2キロの道程でしたが、綺麗な景色を楽しみながらいい散策が出来ました。



永観堂(西山禅淋寺派 総本山)

2006-12-02 19:10:50 | 神社、仏閣、名所、
永観堂(禅林寺)
空海の弟子真紹僧都が(797-873)真言宗の僧侶で、真言密教の道場として始まり
清和天皇に願い出禅林寺と言う名を賜る。(永観堂は、平安時代に始る)

もみじの名所・・永観堂です

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大方丈の前の唐門・・盛砂がされ、この白砂が、昔は、月の光を集め明り取りの役目をしたそうです。
ここには、悲田梅や、お茶室などがあります。
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阿弥陀堂への渡り廊下には、三鈷の松(大きな松葉が三本に分かれ之を持つと幸せになるといわれ、帰り際売店で戴いて帰りました。)

臥龍廊下、山の側面に沿ってたくみに木を組み合わせて造られた廊下が、見えます。

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阿弥陀堂には、有名な「みかえり阿弥陀様も安置されていました。蜜教絵画の数々や障壁画等国宝指定のものは総て撮影禁止の為阿弥陀様(平安時代後期のもの)のお写真は有りません

永観堂のお庭の紅葉8枚のアニメでご覧下さい。



帰り際に「多宝塔」迄あがってみました。若王子山の山腹に建っており京都の町並みが一望出来ました。



お詫びです・・・
永観堂に出向きましたのは、11月20日頃で紅葉の具合が今ひとつと言う処で申し訳御座いません。今頃は、ソロソロもみじもお終い近くに成っている事と思いながらのUPに成りました。

永観堂 所在地 京都市左京区永観堂町48 TEL(075)771-4243