人々との楽しい出会い・・・

    急がず、焦らずゆっくりと~~

京都、西陣 妙蓮寺に咲く芙蓉・・

2009-08-31 13:12:31 | 神社、仏閣、名所、
妙蓮寺の芙蓉
妙蓮寺は宗祖日蓮大聖人により帝都弘通宗義天奏の遺命を受け日像聖人により永仁2年(1294)に創建されましたが、その後色々な惨事に遭いましたが、天文15年(1587)豊臣秀吉の聚楽第造営に際し現在地に移転し当時は塔頭27か院を有する大寺院でしたが、天明8年(1788)の大火により殆ど焼失し、僅かな宝蔵と鐘楼を残すのみと成ったそうです。(冊子参照)
山門と鐘楼
山門は、天命の大火 天明8年(1788)で消失した後、文政元年(1818)に禁裏(御所)より拝領したもので、両袖(小門が両方についている)番所付きは、稀に見る格式高いものです。
鐘楼
江戸時代初期に建立されたもので、全国的にみても数少ない本格的な袴腰鐘楼で日本建築史上、江戸時代を代表する貴重な遺構・・

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境内に咲く芙蓉・・

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京都御苑の昼下がり・・

2009-08-27 16:13:28 | 神社、仏閣、名所、
京都御苑
江戸時代二百もの宮家や公家の邸宅が立ち並ぶ町でしたが、明治になって都が東京に移り、これら邸宅は取り除かれ、公園として整備され市民へ開放されています。苑内には百年を越える樹林が沢山育ち、旧公家屋敷跡や庭園等歴史的遺構が点在し、広い御苑内を散策される人々の姿も多くみられ京都市民の憩いの場として親しまれております

御苑の昼下がり・・
築地塀の奥には松の緑の間から京都御所のお屋根が・・8月16日に灯された五山の送り火の一つ如意嶽の「大」の字もくっきり見る事が出来ました。
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堺町御門を入ると真正面鷹司邸跡地に大きな百日紅の木がきれいなお花を咲かせていました。
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ここ数日朝夕は、すっかり秋の風情が増し肌に当たる風も爽やかですが・・先週訪れた京都御苑、木立に入りますと少しは涼を感じますが陽の当たるお場所はマダマダ暑さも厳しく木立の間を流れる「出水の小川」では(地下からくみ上げた井戸水が、深さ数センチメートルの浅い小川となって木陰を流れる人工小川・・)大勢の子供たちが水遊びに興じていました。
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愛宕街道(あたごかいどう)界隈・・

2009-08-22 14:06:38 | 神社、仏閣、名所、
愛宕街道界隈の景色・・

愛宕念仏寺の山門を出てすぐ右手の道を下って行くと朱塗りの大きな鳥居の直ぐそばに茅葺の見事な構えの「平野屋」さんが目に入ります。平野屋さんは、愛宕神社の一の鳥居前で400年前から営む鮎料理茶屋です。朱色の鳥居と茅葺の店構えがとても美しくカメラマンの皆さんの格好の撮影スポットとしても有名です。
古くより火の要慎の神として崇拝される「愛宕神社」を目指す参拝道・・此方平野屋さんは、参拝される皆さんが山頂の神社に向かわれる起点となる場所、多くの参拝客が平野屋さんの名物「志んこ」とお茶で一服を入れた後、山頂目指し登られるとか聞きます
400年の歴史を感じさせる見事な風格です・・

街道の下手の方から燻された煙に包まれ煙ったままの店先風景です・・
上り口には可愛いブタの蚊やりが置かれ奥お座敷には簾が掛けられ中庭から涼やかな風が吹き抜けゆったりとした空間が其処には見られました。
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愛宕街道界隈・・

化野念仏寺を経て愛宕神社の一の鳥居に至る参道沿いの約600メートルの区間には、今も町家や茅葺の民家が多く立ち並び、今も昔の風情を残しています。現在では、この地域一帯は『嵯峨鳥居本伝統的建造物群保存地区』に指定されています
平野屋さんのすぐお隣の「つたや」さん今も2軒が寄り添うように仲良く山間の街道筋を盛り立てていました。
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愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)の羅漢さんたち・・

2009-08-18 21:43:17 | 神社、仏閣、名所、
愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)
称徳天皇(764~770)の開基により山城の国愛宕群に愛宕寺として建設、鴨川の洪水により堂宇が流失したため、天台宗の僧千観内供により再興され。天台宗比叡山の末寺となる。火之要慎のお札として知られるあたご本地火除地蔵菩薩が祀られている他、境内には一般の参拝者の手により彫られた約千二百体の石造の羅漢さんが並べられています。
別名千二百羅漢の寺。愛宕山参道の山麓の入り口に位置する嵯峨野めぐりの始発点として知られています・・

嵯峨鳥居本に有る愛宕念仏寺に午前中の涼しい間に出かけてみました。
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羅漢さん・・
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童女の様なお優しい微笑みをたたえ・・
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おまけの画像です。(珍しい羅漢さんに思わず笑みが毀れます・・)

可愛い猫ちゃんも仲間入り・・

お精霊迎え・・

2009-08-11 00:33:14 | 行事
お精霊迎え
京都では旧盆のこの日に、ご先祖の精霊がゑんま様のお許しを得て各家庭にお帰りになります。
水塔婆に先祖の戒名を僧侶にしたためてもらった、後お参りを済ませ迎え鐘をついて、その音にのって御先祖様の霊が家に帰られ「おしょらいさん」をお仏壇の扉を開いてお迎えします。此の日から「おしょらいさん」は家族と共に過ごされ仏前には、精進料理や好物のお品や果物などをお供えし、16日には「大文字の送り火」に照らされながら黄泉の国へと・・大文字の灯りと共に「お精霊送り」を致します

妙心寺「お精霊会」
臨済宗妙心寺派の総本山、狩野探幽が天井に描いた「八方睨みの龍」で有名な法堂で8月9日10日の両日「お精霊会」が行われました。広い法堂(はっとう)の中には厳かな読経の声が響き渡りお香の香りが立ち込めお精霊迎えの皆さんのお参りが途切れる事無く続きました。
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夕方になりますと、山門(重要文化財)がライトアップされ夜空に鮮やかな朱色の荘厳な姿が浮かびあがります。仏殿・法堂(重要文化財)のまわりでは、先祖供養のため奉納された、献灯の絵入り提灯約1,000個に火が灯りお提灯の絵が綺麗に照らし出されています・・
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境内の彼方此方に置かれた花灯篭の灯も鮮やかに浮かび上り薄暗い境内の参道を照らしてくれました・・
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南禅寺、塔頭寺院の涼やかな緑~~

2009-08-05 15:10:33 | 神社、仏閣、名所、
南禅寺、水路閣
南禅寺の境内を横断するレンガ造りのアーチ橋・・ローマの水道橋を手本に、明治23年に完成した琵琶湖疏水、全長93.17m(幅4.06m、高14m、水路幅2.42m)レンガ、花崗岩造り、アーチ型橋脚の水路橋は南禅寺境内を通過する、琵琶湖疏水の分線(蹴上以北)にある水路橋で「水路閣(すいろかく)」です。今では、東山の景観に溶け込んで、京都観光を代表する景観になっている水路閣です現在も毎秒2トンの水が流れています。
緑の中に堂々と聳える水路閣、ごみごみとした街中から抜けで一時の涼を楽しみました。
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南禅寺塔頭、南禅院
水路閣のすぐ後ろの階段を上がると「南禅院」が・・南禅寺別亀山天皇離宮跡でもあります。鎌倉時代の代表的な池泉回遊式庭園を持ち南禅寺発祥の地でもあるそうです。涼やかなお庭の緑、大きな苔むした蹲から滴り落ちる水・・涼やかな演出が嬉しいです~~
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南禅寺塔頭、天授庵
南禅寺の開山第一世大明国師の奉祀する南禅寺の開山塔で、由緒ある寺院です。本堂前の枯山水庭園や池泉回遊式庭園の書院南庭が公開され涼やかな風情を楽しむ事が出来ました。
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梅雨明け以来、暑い毎日が続きます・・どうぞ皆様お身体ご自愛下さいませ。 涼やかな緑をご覧戴頂き多少の涼を感じて頂ければ幸せです
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八朔の日の祇園街・・

2009-08-02 18:00:23 | 行事
八朔(八月一日)の日の様子・・
京の五花街では、八月一日朝から「八朔」の行事が行われました。生憎の曇り空今にも降り出しそうなお天気ですが礼服の黒紋付き姿の芸舞妓さん達は、お姉さん芸妓さん達と連れ立ち足早に芸事のお師匠さん宅や普段お世話に成っているお茶屋さんを訪ね歩きご挨拶に回ります「おめでとうさんどす、相変わりませずおたの申します」とにこやかにあいさつを交わしねぎらいを受けます。
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説明文1
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八朔は、もともと旧暦の8月1日(朔は一日の事)古くは「田の実の節」と言ったそうで豊作を願って贈り物を交わす習わしが有り、商家等は、日ごろお世話に成っている本家や得意先にさらなる贔屓と感謝を願い挨拶回りをする習わしが有り、花街では、今もこの習わしが残り伝統行事と成っています。一般社会にも八朔に物を贈る習慣が定着し之が「お中元」の風習と成った様です・・
以前は京都では、八朔の日から「お中元」のご挨拶に伺う時期と成っていたのですが、年々其の時期も早く成り草々に済まされて居る様です・・

可愛い舞妓さんは、年長の舞妓さんです。上下の唇にも綺麗なお紅が挿され・・お髷の様子も「割れしのぶ」から「おふく」へと~~(おふく 年長の舞妓の髪型)ですが此の日は、見事な「奴島田」に結い上げられおふくの人が黒紋付を着る正装の時の髪型と成って居ました。
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途中から土砂降りの雨・・撮影どころでは有りません、ホウホウの手で早々に退散致しました。(舞妓さん達の綺麗なお着物が濡れなかったかと気に掛けながら~~)