今日は
智積院
庭園への入り口です
門の直ぐ側に「とろろ葵」の花が、咲き誇っていました。
今日は、お庭の様子を9枚のアニメで、ご覧下さい。
ご門を入ると直ぐに歌碑が、建っていました。
『ひらひらとつくもを ぬひて落花かな』
このの句は、高浜虚子(1874~1959)昭和5年智積院を参拝された時に詠まれたものです・・・
(明治、大正、昭和の日本俳句界に大きな足跡を残された巨匠です)
智積院の庭園な、利休好みの庭と伝えられ、正面右側、石橋より奥の方は、祥雲禅寺時代のもので、桃山時代の特色ある刈り込みを主として居ます。
中央の築山は、阿弥陀ヶ峰の山麓を利として造られ江戸好みの感じを出しています。之は、第七世運敬僧正に依って修築され、池は、寝殿造りの泉殿か釣殿を思わせます。
このお庭は座って拝見するお庭で、長い時間、縁に座り緑多いお庭を眺めていると寝殿造のため床の下から突然「鯉」が現れたり、何時の間にかゆったりと時間が、過ぎ行きホッコリとする時を戴きました。
書院の入り口近くには、「お茶室」も設えられひなびた佇まいがトッテモ素敵でした。
今回訪れてみて、心に余裕をいただけた事が何よりでした・・
手術前の恐怖心も此処で全部忘れ去る事が出来、新たな強い決心を戴く事が出来た事に感謝して居ります。
5月中旬から6月上旬に掛けてのつつじやサツキの頃には、一段とお庭も艶やかに成り又、今日とは趣きも変わるそうです・・その頃又尋ねて見たいものです・・
次回は、「国宝の障壁画」のご紹介が、出来れば・・と思って居ります。