老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

羽生結弦君 美しいギリシャ神話の中の少年のよう

2018-02-19 09:44:32 | 俳句
    

 羽生選手を見ていてふと感じた。
ま近で見ると、彼のあの少年のような穢れのない白い肌。本物かな。

ギリシャ神話に出てくるナルシッソスが浮かんできた。
自己愛はさておき、氷上で舞う羽生選手はナルシッソスの生まれかわりではないのかな。
自分で自分に酔ってかまいません。あなたはナルシッソスのような美少年に間違いないですよ。

まだ私の興奮は覚めていないようだ。

 政治家が喜んでいる。
国民がオリンピックに夢中になっている間は、国税庁の長官の証人喚問も昭恵さんの喚問も遠のいているとほくそえんでいる。

 
 しりとり俳句から

     🍒    朧夜のスマホで探す鍵の穴

     🍒    朧世や吾は何年余命ある


     
     ☆    灯明に離れて座る朧かな    齋藤梅子

 彼女のこの朧を詠んだ句。彼女の代表作となっている。
人生はスポットライトに照らされる表舞台ばかりではない。
静かに、思い起こしている、今までの生きざま、人生の来し方。
良き事も悪しきこともまとめて、昔の師の姿が、朧の季節になると浮かんでくる。
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羽生選手 金メダルおめでとう。

2018-02-18 11:03:42 | 俳句
      

 昨日から今日、多分、当分続くであろう羽生フィーバー。
何度も、何度も彼の滑る姿を見た。ニュースを見た。見る度に感激が沸き起こる。

          

 ショートプログラムで、最初の日にトップに立った。
ひと安心をした。
怪我をした足を心配していた。難なく滑り終えが、この日の演技で足に負担がかかったのではないかと心配をした。次の日のフリーに影響をしないかと。

     

はらはらドキドキ、フリーの演技を見た。
ジャンプの着地に失敗をやりかけた時の、心臓の鼓動、、見ていられない。

     

 滑り終えた瞬間の彼の満足そうな顔。
国民の期待を一身に背負い、プレシャーはいかほどであっただろうか。
まだ少年らしい顔のぬけきらぬ、いいや、立派な青年の顔に微笑みが浮かんだ瞬間は見ている吾も拍手を送りながら、満面の笑顔に(もし傍で私の顔をみていたら)  (*^▽^*)

 スケートを中継放送をしている、アナウンサーが、途中
「羽生選手な体力は大丈夫でしょうか?」
みたいな事を言う。
もう、アナウンサーも羽生選手の父?兄?そんな気持ちになっているのであろう。
心配が言葉になっている。おそらく、見ている誰もが思っていること、最後まで無事に滑れるだろうか、心の片隅に抱いている思いである。
足は痛くないか、痛くないか~と心配をしている。


心配が杞憂に終わった。なんと素晴らしい演技であったろう。
彼がリンクに立つだけで、彼の醸し出すスケート選手らしい オーラー。
何物にも代えがたい彼の才能、天分が最初から備わっているようである。

努力と精進を重ねたには違いないが、生まれながらにスケートの神さまが宿っている気がした。

 心から祝福をします。金メダル おめでとうございます。
(今日は、日本中のブロガーが羽生選手をモデルに、ブログを書いているだろう)


しりとり俳句から

     🍒    我が塀は猫の通り路日脚伸ぶ    (猫)

     🍒    あくびしてデカルトカントかじけ猫    (猫)

     🍒    包帯を巻いた子草笛鳴らしをり   ?
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  呵々 痛快 痛快

2018-02-17 10:41:28 | 俳句


 ①今回、佳句、少なし。
 ②2月は緊張感欠如の月?

 昨夜遅く、ネット句会に投句をしていたものだから、ネット句会のページを開いた。
その時は、 ① ② に書いているような、半端な言葉ではなかった。
可笑しく、辛辣で 不肖の弟子たちに、何年俳句をやっているのか?もっと勉強をしろと、叱咤激励をする言葉が書かれていた。
全く 愉快、先生だいぶん気合いが、はいっていると感じた。

 その言葉が、今朝になって 消えている。
自分の結社以外の人達も多く見るページであろう。
少しきつい言葉?と思ったのかもしれぬ。
そんな事はありません。私は良く理解をしました。

全て私に対するお言葉(私 しょってる)として受け止めた。
勉強が足らぬと、、、おっしゃるとおりです。
俳句以前、俳句未満の俳句を作っている自分を恥ました。

【 特選 】

      🐢    初蝶や光の中へ光りつつ  
           @光の中を

> 数少ない、特選の中の一句。それでも@マークのお直しが。

【 入選 】 

@  これ、当たり前のこと。歳時記の解説か?

@ 教訓的理屈。

@ これも焼き直し。

@ 不用意な季重なり。緊張感の欠如。

@ 見立て、露骨。

@ 当たり前のこと。

@ ボールのことなのか、発言か。

@ この月食も当たり前。

@ 雪と水墨画。当たり前すぎ。

@ 白梅に

@ 理由不明。

@ 理屈。

@ 犬の素足?

@ 説明。

@ 信号機が説明。

@ 止むと舞ふの関係不明。

@ 旅路の果て?大袈裟。

@ いただく、再考。

@ 焼き直し。

> 入選句といえど、今回はこれだけの師の呟き、ため息が聞こえる感想が書かれていた。
皆さん、いつも良い俳句を詠んでいる方々である。

これを勉強に役立てなくては。句会に出れば面と受かって、指導をなさるのかしら?
私にとれば、又とない勉強になった今回であった。





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     小港 散策 

2018-02-16 10:41:58 | 俳句
       
       (  食事処から撮った漁港周辺  )


ドライブの帰り、軽い昼食に海辺の温泉施設に立ち寄る。
近隣の老人ホームの名前に入った送迎バスが何台も停まっている。
風呂に入って、食事をすれば、半日は過ごせる。
ホームで過ごすより、入所者にとれば刺激があって楽しみのひとつであろうこのような施設は、いつも満員である。

食事を終えて、施設の周囲の景色を見回す。
近くにある、漁港がいつも気になっていた。

     
      (  漁港から、いつもの温泉施設が見える)

     ☁     岬に建つ白いホテルの陽炎へる

 お天気が良かった。まるで春のような気分の日。

 港に下りて行った。
退屈をしていた、おじさんに話かけられる。
(おじさん?は私と同じくらいの年齢)、、、私がおばさんってことになる。

この港?海岸では、ほんのつい昔まで 海苔養殖をやっていた。この並んでいる、建物は海苔業者の仕事場だったが、今ではどの建物も閉ざされて寂しくなったと、説明をしてくれる。

     🍒    鰆東風祠の幣を揺らしゆく


       

 鯵?だろうか、小魚を干している家がある。

     🍒    小春凪小魚を干す軒端かな

「ところでおじさんも 漁師さんですか」と聞くと「いいや、僕はサラリーマンでした。あの家が僕の家ですと」と大変大きな立派な家を指さす。
それからが、ここは別荘、あの家はセカンドハウスと漁港の近くにある家の説明をしてくれる。
ここで育った人が定年退職をして都会から帰り建てたという ログハウスがあったり、ドッグランのある、家があったり、なんとものどかな、海辺の光景だ。(幸せな犬だ  🐕勿論 殿のことを想い出している)


 おじさん曰く。颱風の時以外は住み良い所です。そうだよ~。
朝起きると、海岸に沿った径を一時間ほど散歩をするのが日課だと言う。

話の好きな おじさんであった。


       

      🍒     下萌や潮の香のするドッグラン

      🍒     日脚伸ぶ退屈かこつ老漁師

      

 犬が尻尾を振って、塀の傍まで駆けよってくる。
盛んにお愛矯をしてくれる。
彼も退屈?可愛い顔をしていた。


しりとり俳句から

      🍒    薙刀部の凛々し先輩卒業す    (薙刀)

      🍒    春一番吹き抜けてゆくドッグラン   (一)

      🍒    何か言いたげな爺さん春寒し    (春寒し)       
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アハハー   いたいた   会社の縮図だ。

2018-02-15 10:08:21 | 俳句

   

 二~三日前の新聞の広告。
「プレジデント」はサラリーマンや会社経営者が読む軽い月刊誌。
私も勤め人の頃は時々読んだものだ。
 この新聞の広告の見出しを読んで、私はこの中のどの記事の人間に該当するのかと思いつつ、あの人、この人の顔が目に浮かぶ。

「実態解明!あなたの職場の深層心理学」
大見出しで
> ウソが平気な人、、、、いるいる、いていて。。。。
口裂け女みたいなのがいて、言った口からもう忘れている。
(ウソつきが ちらっと見せる七つ特徴)

> 悪口好きな人。五万といる。
これは、気をつけなければならない。悪口は面白い。話している間に相手に同調をする。同調をすれば、次の人に伝わる時は最初に言った者ではなく、同調した人間が悪口を言ったとなっている。尾ひれがつき次から次へと、これが一番に怖い。

> 面白い会社の問題児(見出しを読んで、、、)
上司はみんなお見通し。そうやって自分も出世をしてきた。
できる自分を過剰演出することなぞ、日常茶飯事。
なんでこんな人が私の上司にいるんだ?、それに耐えるのも仕事のひとつ。

> 陰口叩いて印象操作、、、
女の職場の印象操作は仕事ができなければ、にこにこ愛想をふって解った素振りをする。
(あの子、小股のきれあがったいい女だ、、)と世間話のように言う、セクハラの上司がいた。女と上司の顔を、アハハー今でも思いだす。

> 「言ったこと」をなかったことにする?
気の毒に、これも仕事の出来ぬ上司。嘘を並べて弁解をする。一緒にいて怒るより哀れみを感じる。これが失敗の責任転嫁。

> そう、プレジデント、の見出しを読むだけで思い出したらきりが無い。
「スパイ配置」「噂拡散」「失言」「暴言」「自慢話」

こんな人間がいるって事。
悪い方を (十把一絡げ) をしてはいけない。尊敬のできる人、仕事に真摯に向っている立派な人も多い。

思い出すのは、立派な人より、能力が無いのに能力があるように ぶりっこ をした人達。

東芝、三菱マテリアル、日産、、、、、   大手企業の不祥事のニュースを聞いていると、出世街道をまっしぐらに駆け抜けてきた社長たちの失敗は、、、

私のような、ピラミッドの裾の裾にいる者の意見が案外、立派な攻略本や、心理テクニックを読むより正確に物事をつかんでいるよ。たまに昼食は外でして、世間の噂に耳をかたむけけるのも、いいよ。

 
 働いて報酬をもらう事は大変なこと。
早く退職をして、好きな事がやりたいと思っていた頃が懐かしいことも。
働くうちが花。
老いているだけで、そこらの若い常識外れの人から、しかとされたり、ぞんざいな口をきかれ
る、日常茶飯事な今。

 プレジデントの見出しだけでも面白かった。
「仕事ができるより、組織を乱さず、職場での人間関係をうまくする方が難しい」と言ってい
たころ。納得、私もそう思っていた。

 貴乃花のような人間は、組織人としては失格だ。





  

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