老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

    我が家の花  気づかなかった

2018-02-01 11:39:21 | 俳句

          
 気づかなかった。けなげに咲いている玄関横の庭の花
冬ごもりをしている間に咲いたらしい。いくつか莟みを付けた茎もある。

   


 彩りの薄い冬の庭でわずかながらも咲いてくれたと嬉しかった。

   

 野鳥の会の川股さんが送って下さった鶯。k
散歩をしていてこの頃は勿論、笹鳴きだが、よく鶯の声は聞く。
いつも写真に撮ろうとカメラを構えるが逃げられてばかり。
この写真のように、はっきりと鶯を見たのは初めてである。
以前、公園を散歩していて、川股さんから、躑躅の繁みに隠れたいた笹子を教えてもらったが、その時も逃げられてしまった。
鳥の動きは素早く、あれよあれと思う間にどこかへ飛んでゆく。
声こそ親しく、鶯と解るけれど、木の枝に止まっていたり谷渡りをする鶯はもう少し茶色ぽかったりして、観察の機会がなかった。
画面から声がしそうな鶯の写真。
川股さん有り難うございます。

      ☆    鶯や前山いよよ雨の中    水原秋櫻子
 

> 激しい雨の中で、裏山からであろうか、鳴き続ける鶯の景か。雨なぞ何するものかと盛んに鳴く美しい鶯の声。生き物の強さが感じられる。

      ☆    鶯のほがらほがらとなりにけり    森澄雄

> 屋島裏に散歩をする。鶯は私のたくさんある散歩コースの中で裏屋島が一番にほがらほがらと囀っている場所である。
高い声、低い声、長鳴きをしてこれ聞けと聞こえがしな鶯たち、足を止めて聴き入ることになる。合唱隊、シンホォニーと思うこともしばしば。
おだやかな鶯賛歌の句だ。

春が待ちどおしい。

 

  

 

 

                          

コメント
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