老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

   春愁い

2018-02-26 00:19:54 | 俳句
       

今日の「四季 」
同じ結社に所属する麒麟さんの句。
こうやって句集の中からは選ぶけれど、師は俳誌の中にどんなに良い句があっても「四季」に 掲載をすることはない。

常に俳誌の投稿句には目を通しているが、、、初めて読む句に、こんな素晴らしい句を詠む作者なのだとあらためて気づかされた。
他の場所で活躍をしているのは知っているが、益々励んで下さいと エール を送る。


今日は友人と久しぶりに電話で話をした。

    🍒    話すうち春愁消へる電話口

後、数日で結社の句会がある。
どうしても出席をする気がおこらない。若い指導者が東京から来る。
自分の子供より若い、新進気鋭といえばそうでもあるし、学はあって、俳句は上手いが、まだまだ人生経験が少ない。
指導者と仰ぐには何かが物足りない。
ありていに言えば、こうであればよいとという願望に近いものである。

そのことについて、友人と話をしていると、全くもって、考えが同じであった。
長い間わだかまっていた愁いが無くなった。

思い切って欠席にした。
俳句は趣味である。単なるなれ合いの、お付き合いでもない。
句会に出て楽しむものであって、自分をころしてまで、乗り気でない句会に無理をして参加をしないことにしたら、胸の霧が晴れていった。

コメント
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